TPP(環太平洋経済連携協定)交渉が大筋合意され、
来年以降に世界の国内総生産(GDP)の4割を占める
巨大経済圏が誕生します。
車産業が伸びる事やコンビニチェーンの海外進出が
今以上に簡単に出来るという説明は目にします。農業
生産分野からの悲観的な話も良く聞きます。
思い返すと輸入牛肉自由化が決まった時に国内の畜産
農家は消えるという話ばかりでしたが今は輸出に際しての
しがらみの多さを言われる声の方が圧倒的に多い。
いわば過去に想像も出来なかった巨大経済圏の誕生
に際し、民間の活力と能力がどちらに向かうのか、下手
な経済小説では感じられないゾクゾク感がします。