9月1日の民進党大会で前原誠司さんが新代表(2度目)
に選ばれ、早々に幹事長は前政調会長の山尾志桜里
さんが就任という人事案が出ていました。
しかし今朝の新聞、テレビの報道で山尾幹事長案は撤回
され大島 敦元総務副大臣が幹事長になるそうです。
皆さんご案内のように党運営の一番のキーパーソンは
幹事長です。その幹事長案が一週間も経たないうちに
変わるなんて信じられません。
「自民党は一部の大物政治家によって党運営されている。
民進党はすべてにオープンだ」と言う方がいらっしゃるかも
しれませんが、それでは組織は動きません。
私はヒステリックに叫ぶ山尾さんより冷静沈着な物腰の
大島さんが幹事長には適任だと思います。しかしそれ以上
に前原代表は相談する人がいなかったのか、代表が決めた
事ならば一丸となって進めるという文化が民進党には無い
のかと、残念ですし今後に不安を感じました。
私は自民党員ですから他党の先行きについて善し悪しを
言う立場ではないのでしょうが、従来から「健全な野党が
与党を強くする」という持論から言わせていただければ、
まさに民進党の体質は政権を取った時とまったく変わって
いないようです。
何故、いま置かれた立ち位置をポジティブに捉え、民心の
掌握に目を向けないのでしょうか。
憲法や自衛隊、原子力発電など思いを同じにする人で集まり
「小さく産んで大きく育てる」をテーマに看板を替えても「健全な
野党」を目指して進むべきだと私は思います。