昨日(9月26日)安倍晋三さんが自民党総裁に選出されました。床屋さんに
行った時に(何しに行った?刈る髪の毛が有るのか?という話は置いておいて)
女将さんから「何で1位の石破さんが負けるの?自民党は分かりにくい」と
無茶なことを言われましたので御存知の方も多いと思いますが御説明します。
自民党の総裁を選ぶのですから選挙権は自民党員に限られます。全国の
党員票を300票にして、各都道府県で加入しているごとに党員数で割り振り、
各都道府県の持ち票が決められています。
第1回目の投票は、自民党所属国会議員198人は1人で1票ですから地方票
との合計票数498票です。
地方党員票と国会議員票を足して、過半数の250票を獲得した候補者が
いればその人が当選者になりますが、昨日のように過半数の票を獲得した
人がいなければ第1回目の上位二人による決戦投票になります。
決戦投票は国会議員だけの投票です。
第1回目に3位以下の人に投票した人は1位か2位の人に投票しなければ
なりませんので今回のような第1回目に2位だった安倍さんが当選出来る
システムでもあるのです。