「合衆国の再生」でオバマという人に俄然興味を覚え、本屋で平積みになっている彼の「自伝」への誘惑に抗しきれず年末年始の読書はこの本となった。 この「自伝」は、1995年、著者がまだ33歳か34歳で、イリノイ州の州議会議員になる前に書かれた。 執筆のきっかけは、Harvard Law Revueの初の黒人編集長となり、その生い立ちや履歴がおもしろいということで出版社から誘いがあったようだ。 当時もそれ . . . 本文を読む
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