アメリカの終わり フランシス・フクヤマ著 2007-02-07 | 読書(政治、経済、社会, 科学) サダムフセインの処刑後、イラクでは連日自爆テロが絶えず、つい先日も100人を越える死者を出したテロがバグダッドで起こった。 スンニ派やアルカイダ系の過激派によるといわれるテロは激しさを増し、治安は悪化するばかりだ。 中間選挙で敗北し、有権者の信頼を失ったブッシュ大統領は、数万人の米兵の増派を発表したが、実現したとしてもイラクの治安が回復するとは思いがたい。 イラク統治は、開戦時の思惑とは全く逆に、混迷を深めつつある。 . . . 本文を読む