出張で初めてアフリカの地を踏んだ。場所はチュニス、チュニジアの首都である。チュニジアといってもどこにあるか知らない人も多いだろう。 地中海を挟んでイタリア シシリー島の南、かつてローマと3度戦い敗れたカルタゴがあった国である。地中海に面した港に栄えたかつてのカルタゴは完全に破壊され、今はローマの遺跡が名残をとどめるだけである。 現在はヨーロッパ人の好むアフリカのリゾートと化し、一流ホテルが海岸沿いの並ぶ町、そこで新型車の試乗会があったわけだ。 . . . 本文を読む
なぜ今頃チェルノブイリと思われるだろうか。しかし、地球温暖化の問題はどどのつまり燃料やエネルギーの問題に行き着く。 「日本は相変わらず原発推進をしているが、何十いや何百世代も末まで残る汚染物質に責任が取れない以上、原発は続けられない」とあるドイツ人が私に言った。日本はポスト化石燃料をどうしようとしているのか。 原発の現在はどうなっているのか、その疑問が私を原発関係の書籍に向かわせた。 . . . 本文を読む