『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート監督、2022年)を観てきた。
物語は、疲れ果てた主人公エヴリンの日常から始まる。
経営するコインランドリーに監査が入り、国税局からイチャモンをつけられ、税金の申告をやり直さなければならなくなったのだ。
故郷の中国からエヴリンの住むアメリカへやって来た父親は、相変わらず頑固で介護も大変。
娘のジョイは元々反抗的な上に、恋人のベッキーの存在を理解しない母親に不満を抱いている。
夫のウェイモンドは優しいが、優柔不断で頼りにならない。
そんな中、国税庁で役人に絞られていると、突然夫が豹変。
別の宇宙のウェイモンドだと名乗る彼はエヴリンに、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と宣告!
まさかと驚くエヴリンだが、悪の手先に襲われマルチバースにジャンプ!
カンフーの達人である別の宇宙の〈私〉の力を得たエヴリンの全宇宙を舞台にした闘いが幕を開ける——!
(公式サイトより)
ああ、バカバカしい。アカデミー賞最多ノミネートという宣伝に釣られて、観に行ったのがバカだった。
ストーリーはあるようで、その場限りの思い付きに近いようなドウデモいいような内容。
それを、思い入れタップリの音声を被せ、かつCG画面だらけで、さも凄いでしょうと見せる。
昔だったら10分位で劇場を後にしたけれど(実際、気に入らない作品はそうしていたが)、年を取って丸くなったのか、腕時計を見ながら最後まで鑑賞しました。
それでも、時間とお金を返してほしいという思いは、どうしても残る。
配給会社は、なぜこのような作品を大々的に宣伝できるのか、そこのところを教えてほしい。
本当にこれは素晴らしいと思っているのなら、どこがいいのか教えてほしい。
第一、題名も原題そのもので気の利いた邦題も付けずに、『エブエブ』なんて訳の分からない短略名で宣伝するとはそこからして手抜きでないか、と私にとっては憤懣やるかたない思い。
というのが、この作品の私の感想でした。
物語は、疲れ果てた主人公エヴリンの日常から始まる。
経営するコインランドリーに監査が入り、国税局からイチャモンをつけられ、税金の申告をやり直さなければならなくなったのだ。
故郷の中国からエヴリンの住むアメリカへやって来た父親は、相変わらず頑固で介護も大変。
娘のジョイは元々反抗的な上に、恋人のベッキーの存在を理解しない母親に不満を抱いている。
夫のウェイモンドは優しいが、優柔不断で頼りにならない。
そんな中、国税庁で役人に絞られていると、突然夫が豹変。
別の宇宙のウェイモンドだと名乗る彼はエヴリンに、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と宣告!
まさかと驚くエヴリンだが、悪の手先に襲われマルチバースにジャンプ!
カンフーの達人である別の宇宙の〈私〉の力を得たエヴリンの全宇宙を舞台にした闘いが幕を開ける——!
(公式サイトより)
ああ、バカバカしい。アカデミー賞最多ノミネートという宣伝に釣られて、観に行ったのがバカだった。
ストーリーはあるようで、その場限りの思い付きに近いようなドウデモいいような内容。
それを、思い入れタップリの音声を被せ、かつCG画面だらけで、さも凄いでしょうと見せる。
昔だったら10分位で劇場を後にしたけれど(実際、気に入らない作品はそうしていたが)、年を取って丸くなったのか、腕時計を見ながら最後まで鑑賞しました。
それでも、時間とお金を返してほしいという思いは、どうしても残る。
配給会社は、なぜこのような作品を大々的に宣伝できるのか、そこのところを教えてほしい。
本当にこれは素晴らしいと思っているのなら、どこがいいのか教えてほしい。
第一、題名も原題そのもので気の利いた邦題も付けずに、『エブエブ』なんて訳の分からない短略名で宣伝するとはそこからして手抜きでないか、と私にとっては憤懣やるかたない思い。
というのが、この作品の私の感想でした。
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