『エリックを探して』(ケン・ローチ監督、2009年)があったので借りてきた。
イングランド・マンチェスター。
郵便配達員のエリックは、二度目の妻の連れ子ライアン、ジェスとの3人暮らし。
ある日、エリックは交通事故を起こしてしまう。
怪我もなく、翌日に病院から帰宅できたが、家では子供が好き勝手のし放題。
落ち込むエリックに郵便局の仲間たちが、いろいろと励ますが効果がない。
その夜、エリックは部屋に貼ってあるポスター、尊敬するサッカーのスーパースター“エリック・カントナ”に向かって話しかける。
「俺の憂鬱の理由がわかるか?・・・」
すると驚くことに、エリックの背後に、カントナ本人が立っていた・・・
エリックの憂鬱の理由は、最初の妻リリーのこと。
30年前。恋に落ちて娘のサムも生まれたが、自分の気の弱さからすぐに別れてしまい、それ以後会わずにいた。
それが今になって、子育てしながら大学に通うサムのために孫娘デイジーを預かることになる。
そのことがリリーとも関係し、とうとう再会しなければならない、ということになる。
そして、冒頭の事故。
カントナのアドバイス、自信喪失のエリックに対しての勇気づけ。
とうとう、リリーとの再会。
カントナの励ましと助言で、少しずつリリーとの距離を縮めていくエリック。
しかし、その一方で新たな厄介事が持ち上がる。
ライアンが、ギャングから預かった拳銃を家の中に隠し持っていたのだ。
エリックは家族を守るために、カントナに背中を押され、仲間たちと共に大胆な行動に出て行く。
ケン・ローチは、いつものように社会の底辺に住む人たちに寄り添って、その見る目が温かい。
特に、エリックの仕事仲間たちの、友達を思いやる連帯感が頼もしい。
実際の“エリック・カントナ”が登場し、落ち込んでいるエリックをいろいろと励ますところが、この映画のミソ。
最後のあたりの、みんなでギャングに乗り込んでいくところなんかは、バカバカしいというか、微笑ましい痛快劇。
と言っても、ケン・ローチはツボをしっかりと押えていて、リリーも含め、エリックの家族に対する心持ちにほのぼのとする。
やはり、ケン・ローチ。
ケン・ローチに乾杯。
イングランド・マンチェスター。
郵便配達員のエリックは、二度目の妻の連れ子ライアン、ジェスとの3人暮らし。
ある日、エリックは交通事故を起こしてしまう。
怪我もなく、翌日に病院から帰宅できたが、家では子供が好き勝手のし放題。
落ち込むエリックに郵便局の仲間たちが、いろいろと励ますが効果がない。
その夜、エリックは部屋に貼ってあるポスター、尊敬するサッカーのスーパースター“エリック・カントナ”に向かって話しかける。
「俺の憂鬱の理由がわかるか?・・・」
すると驚くことに、エリックの背後に、カントナ本人が立っていた・・・
エリックの憂鬱の理由は、最初の妻リリーのこと。
30年前。恋に落ちて娘のサムも生まれたが、自分の気の弱さからすぐに別れてしまい、それ以後会わずにいた。
それが今になって、子育てしながら大学に通うサムのために孫娘デイジーを預かることになる。
そのことがリリーとも関係し、とうとう再会しなければならない、ということになる。
そして、冒頭の事故。
カントナのアドバイス、自信喪失のエリックに対しての勇気づけ。
とうとう、リリーとの再会。
カントナの励ましと助言で、少しずつリリーとの距離を縮めていくエリック。
しかし、その一方で新たな厄介事が持ち上がる。
ライアンが、ギャングから預かった拳銃を家の中に隠し持っていたのだ。
エリックは家族を守るために、カントナに背中を押され、仲間たちと共に大胆な行動に出て行く。
ケン・ローチは、いつものように社会の底辺に住む人たちに寄り添って、その見る目が温かい。
特に、エリックの仕事仲間たちの、友達を思いやる連帯感が頼もしい。
実際の“エリック・カントナ”が登場し、落ち込んでいるエリックをいろいろと励ますところが、この映画のミソ。
最後のあたりの、みんなでギャングに乗り込んでいくところなんかは、バカバカしいというか、微笑ましい痛快劇。
と言っても、ケン・ローチはツボをしっかりと押えていて、リリーも含め、エリックの家族に対する心持ちにほのぼのとする。
やはり、ケン・ローチ。
ケン・ローチに乾杯。
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