正月の雰囲気にふさわしいのはないかと、持っているDVDの中から『ブロードウェイ・メロディー』(ハリー・ボーモント監督、1929年)を引っ張り出した。
正月にしては随分と古過ぎる作品だけど、まあいいかと思い鑑賞してみた。
田舎から夢を抱いてブロードウェイにやってきた、ヴォードヴィル出身のハンクとクィニーのマホーニー姉妹は、
歌手でハンクの婚約者でもあるエディと会い、エディ作の歌「ブロードウェー・メロディ」を引きさげてザンフィールド一座に斡旋してもらう段取りを整える。
しかし、そこでエディは、以前会ったときより見違えるほど美しくなった妹のクィニーの方に心を奪われてしまう。
そして、それはくしくも、クィニーのエディに対する感情と同じであった。
クィニーは、エディを愛する姉のことを思い、ステージのリハーサルで出会った富豪のジャックと付き合うことでエディから離れようとする。
しかし、金に物を言わせ心ないジャックとクィニーが付き合うことは、エディにとってだけでなく妹思いのハンクにとっても、耐えられないことだった。
クィニーがジャックとデートに行くのを、それぞれの理由から必死に食い止めようとするエディとハンク。
そしてある日、ついにエディは必死さのあまり、ハンクもいる場で本心をもらしてしまい・・・・
(ウィキペディアのあらすじより)
トーキー初期の作品で、第2回アカデミー賞作品賞の受賞作。
そして、全編トーキーによる世界初のミュージカル作品である。
だから、凄く印象に残る作品だろうと期待感は高まるが、正直言って、まあ上手にできた単純な内容だなというところか。
と言っても、それは現在の眼で見ての感想であって、当時であったなら違う感じ方だろうとも思う。
歌あり踊りあり、会話も聞く事ができるし、おまけにそのセリフの調子もよいとなれば、その時代の人は大満足で劇場を後にすることが出来たではないだろうか。
レビュー劇場の舞台裏話によるミュージカルの草分け的な作品として、その後のミュージカル作品に与えた影響は多大なものがあったはずである。
たまには、初期の作品から学んでみるのもいいもんだと、正月に思う。
正月にしては随分と古過ぎる作品だけど、まあいいかと思い鑑賞してみた。
田舎から夢を抱いてブロードウェイにやってきた、ヴォードヴィル出身のハンクとクィニーのマホーニー姉妹は、
歌手でハンクの婚約者でもあるエディと会い、エディ作の歌「ブロードウェー・メロディ」を引きさげてザンフィールド一座に斡旋してもらう段取りを整える。
しかし、そこでエディは、以前会ったときより見違えるほど美しくなった妹のクィニーの方に心を奪われてしまう。
そして、それはくしくも、クィニーのエディに対する感情と同じであった。
クィニーは、エディを愛する姉のことを思い、ステージのリハーサルで出会った富豪のジャックと付き合うことでエディから離れようとする。
しかし、金に物を言わせ心ないジャックとクィニーが付き合うことは、エディにとってだけでなく妹思いのハンクにとっても、耐えられないことだった。
クィニーがジャックとデートに行くのを、それぞれの理由から必死に食い止めようとするエディとハンク。
そしてある日、ついにエディは必死さのあまり、ハンクもいる場で本心をもらしてしまい・・・・
(ウィキペディアのあらすじより)
トーキー初期の作品で、第2回アカデミー賞作品賞の受賞作。
そして、全編トーキーによる世界初のミュージカル作品である。
だから、凄く印象に残る作品だろうと期待感は高まるが、正直言って、まあ上手にできた単純な内容だなというところか。
と言っても、それは現在の眼で見ての感想であって、当時であったなら違う感じ方だろうとも思う。
歌あり踊りあり、会話も聞く事ができるし、おまけにそのセリフの調子もよいとなれば、その時代の人は大満足で劇場を後にすることが出来たではないだろうか。
レビュー劇場の舞台裏話によるミュージカルの草分け的な作品として、その後のミュージカル作品に与えた影響は多大なものがあったはずである。
たまには、初期の作品から学んでみるのもいいもんだと、正月に思う。
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