弥富野鳥園情報

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秋の日はつるべ落とし

2010-11-28 23:02:22 | インポート

秋が深まりますと、日が短くなることが実感します。

これから冬至(今年は12月22日)前後が一番日照時間が短くなります。今年は、暑い夏の期間が長く感じられて、秋は駆け足で通り越して冬がすぐそこまで来ているように思われます。暑い夏の年は寒さが厳しい冬が到来するといわれております。

近頃の野鳥園は、10月末まで園内の池を賑わしておりましたカモ類たちが日中には姿を見せません。そのかわり、園内の上空はノスリ、チュウヒ、オオタカといった猛禽天国となっております。しかし、夕闇が迫る午後5時ごろには、近くでカモたちの鳴き声が聞こえてきます。どうやら猛禽類を恐れて夕暮れ時にエサをついばみに暗闇の中を移動しているようです。この書き込みを見ていた人の中で、「鳥は鳥目だから周囲が暗い時間は飛ぶことができないんじゃないの」という方がいるかと思いますが、渡り鳥のシーズンの夕暮れ時に移動するカモの群れを目にすることがあると思いますが、カモたちも天敵に襲われることが少ない夜間に移動しているのです。

さて、11月21日の第6回探鳥会はカワウの帰巣シーンを観察するため、通常は午前中の9時30分から開始の時間を午後の3時から開催したところ、23名の参加者の方がありました。会中盤のコースに差し掛かる場面で園南側より次々V字編隊で飛来する様子、また、体を洗うためか池面に着水している姿を観察でき、その数の多さに参加者の皆さんは一様に驚きの様子でした。

また、本日11月28日は野鳥写真家の叶内拓哉先生をお招きしてのデジスコ教室②を開催しましたところ26名の参加者となりました。先生による野鳥の撮影ポイントや実践講座、その後の質疑等、参加者の皆様には実に有意義な時間を過すことができたと思います。

平成22年11月28日に観察できた野鳥

カイツブリ、ハシビロガモ、ダイサギ、アオサギ、クサシギ、オオタカ、ミサゴ、チュウヒ、ノスリ、ハイタカ、ハヤブサ、ツグミ、ヒヨドリ、モズ、カワセミ、オオジュリン、キジバト、ハクセキレイ、ムクドリ、ジョウビタキ、アオジ、スズメ、セッカ、ヤマガラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト以上27種


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