初夏の紫の花を頂く・其二│花信 2024-05-19 | アート・文化 春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。 夏は、夜。月のころは、さらなり。闇もなほ。蛍のおほく飛びちがひたる、また、 ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも、をかし。雨など降るも、をかし。 (第一段 春はあけぼの│萩谷朴校注:新潮日本古典集成「枕草子 上」, p18-19, 新潮社, 2000) #大和未生流 #生け花 #花菖蒲 #丁字草 #紫先代萩 #クレマチス・デュランディ #利休草 « 初夏の紫の花を頂く・其一│花信 | トップ | 初夏の紫の花を頂く・其三│花信 »