初夏の紫の花を頂く・其一│花信 2024-05-18 | アート・文化 葡萄染の織物。すべて、なにもなにも、紫なるものは、めでたくこそあれ。花も、糸も、紙も。庭に雪の厚く降り重きたる。一の人。紫の花の中には、かきつばたぞ、すこし憎き。六位の宿直姿のをかしきも、紫のゆゑなり。 (第八十三段 めでたきもの│萩谷朴校注:新潮日本古典集成「枕草子 上」, p199-203, 新潮社, 2000) #大和未生流 #生け花 #丁字草 #紫先代萩 #クレマチス・デュランディ #利休草 « 杜若(かきつばた)・其十三│... | トップ | 初夏の紫の花を頂く・其二│花信 »