【 ここに あるもの いるもの いきものがたり 】 矢ばなの里

「カタクリと生き物3Dの森」桜が教えてくれたカタクリの群生地が広がり、そこにはフクロウムササビといった生き物がいる。

雪国、冬の楽しみ

2009年12月30日 | 矢ばなの里
今朝の冷え込みは思ったほどではありませんでしたが、
雪の表面が凍り、人が乗っても沈まない、いわゆるクラスト状態、
大野、矢地区では『おそら』に乗れると言っています。
山に続く緩やかな傾斜の恋し畑は格好のソリゲレンデ、
雪国の子供には冬一番の楽しみです。


ついでに森に入ってみました。
しかし、今日のような冷え込みでは森の中は雪が完全には凍りません。
よって『おそら』には乗れません。
写真は森の中にある柿の木ですが、実はひとつも残っていません。


その替わり、幹の無数の熊の爪痕が残っていました。


縦についた筋が、熊がよじ登るために彫られた爪の痕です。
木の上の枝には折られた枝が寄せら乗っています。

これは、熊棚といって熊がここに座り、柿の実を食べたところです。
熊は実のなっている枝を手前に引き寄せて枝を折って実を食べます。

雪国の里山の自然、暮らすのは大変なですが、
楽しい事や面白いことも体験できます。



開花情報

矢ばなの里のカタクリ、桜、アジサイ等の開花情報