【 ここに あるもの いるもの いきものがたり 】 矢ばなの里

「カタクリと生き物3Dの森」桜が教えてくれたカタクリの群生地が広がり、そこにはフクロウムササビといった生き物がいる。

植物、種の持つ不思議

2010年06月16日 | 花の話
クリンソウが芽を出したのを見て植物って
凄いと感心しています。
植物の種には
それぞれ芽を出す時期というものがあるんですね。
種の中には発芽するのに必要な積算温度があって
その温度になって初めて発芽するみたいです。
今回、芽を出したクリンソウの苗は
去年の今頃に地上に落ち、すぐに発芽しないで
今までジッと時を待っていたのでしょう。
春からこの時期まで同じ場所では
何種類もの芽が出て草取りをしました。
クリンソウの種は自分の出番を
待っていたのでしょうね。

田んぼの草刈をしていると、
同じ場所に同じ草が繰り返し生えるのではなくて
春には春の、夏には夏の、秋には秋の草が生えてきます。
これって凄い事だと思うんです。
自分にとって一番良い場所で一番良い時期待つ、

動けない植物が生きながらえる為の究極の知恵でしょうか?

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