【 ここに あるもの いるもの いきものがたり 】 矢ばなの里

「カタクリと生き物3Dの森」桜が教えてくれたカタクリの群生地が広がり、そこにはフクロウムササビといった生き物がいる。

森づくり考

2009年09月25日 | 里山整備
事の始まりは寺周囲の里山の荒廃が目にあまるものがあり
桜を2,3本植えて綺麗にすると良い、
ということから始まった矢環境緑化実行委員会の活動

その後、地区全体に桜を植え、
活動からカタクリの群落を再発見、
カタクリの保護活動を通じて里山を整備
合わせてサクラとカタクリ、アジサイ等
花を活かし景観づくりを目指しています。

さくら、カタクリといった花にばかり眼を奪われがちでした。
森に通い続けて、最近気付いた事があります。

カタクリの森には
クヌギ、カシワ、コナラなどのドングリ類と
山モミジ、シデの木、朴ノ木があります。
その中でドングリの老大木が枯れ朽ちて
森に横たわってのが多く見られます。
立ち木でもカシノナガキクイムシが見つかっています。
しかし、次の世代を担う、若木が育っていないことに
最近気が付きました。
将来、この森からドングリが無くなるかもしれない。

10年、20年後に、この森はどうなっているんだろうか?
今からでもドングリを育てる事を
考える必要があるのかも知れないと思っています。


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