【 ここに あるもの いるもの いきものがたり 】 矢ばなの里

「カタクリと生き物3Dの森」桜が教えてくれたカタクリの群生地が広がり、そこにはフクロウムササビといった生き物がいる。

切り株の撤去

2009年11月07日 | 里山整備
切り株の撤去を行いました。


カタクリの花園の中に不釣合いな枯れ木の古株
掘り起こして園外に撤去しました。


チェンブロックを使い無理やり引き抜き、
園外に転ばしました。

今年は他にも、何箇所かに分けて積まれていた
伐採木もすべて園外に撤去、全体にすっきり
カタクリの花シーズンには視界から無くなります。

小石は湯たんぽ!!

2009年11月05日 | 矢ばなの里
カタクリの里の裾野に広がり、地区で西畑と呼ばれている畑地、
ここの土質は、小石が混じり通常畑には向かないと思うような土質、
矢地区では、昔からここを野菜づくりの場として利用してきました。

何度か行われてきた土地改良工事でも、田んぼにする事無く利用してきました。
大野盆地でも田んぼがあって、山地との間に畑がある場所は珍しくなりました。
大野盆地では土地改良工事が進み、田んぼからすぐ山地というのが地形が多くなりました。
山の裾野に広がる畑地、南向きの日当たりの良い好条件の中にあります。

写真は、耕機してひと雨がすぎた後の写真です。
石の多い土質では根菜より葉菜の方が向くようですが
この畑から獲れるジャガイモはおいしいと評判です。

土に混じる小石が、昼にお日様に温められ、
気温が下がる夜に湯たんぽのように土を温める
こんなことがおいしいジャガイモを育てると考えます。
ジャガイモに限らず、小石畑から取れる野菜はおいしい。

カタクリは氷河期からの生き残った貴重な花、
万葉の時代、そのままの自然の中で育つ野菜づくりが行われています。

小石畑の直売場

2009年11月02日 | 矢ばなの里
矢ばなの里の桜公園、カタクリの里の前には
緩やかな傾斜地を活かした畑があります。

現在、ここでつくられる野菜を活かそうと
畑の中の直売場作りが進んでいます。
11月末にも完成予定です。
里山の畑を活かした直売場


矢ばなの里の畑は小石が多く混じった
どちらかと言えば畑地には不向きと思われがちな地質

しかし、ここから取れるジャガイモは
特別おいしいともっぱらの評判です。

来年のカタクリまつりには
『小石畑の直売場』として交流会場、広場としてが誕生します。



開花情報

矢ばなの里のカタクリ、桜、アジサイ等の開花情報