JJ1RJR Blog

引っ越しました

SteppIRの新商品

2017-02-03 09:59:00 | アンテナ
SteppIRのSmall IRをDXペディションに愛用していたので一応同社の製品のオーナーなのですが、数日前にニュースレター第一号ということでメールが届きました

同社今年いくつかの新製品の発表を予定しているということで、その1つである小型アンテナの紹介がありました







このアンテナはコンパクト、軽量でかつ40mまででれることを念頭にしておりすでに開発に5年以上かかっているとのことですが、形状がちょっと変わっているので本人いわくアンテナと思われないとコメントしているのはご愛嬌でしょうか

写真のものはプロトタイプとのことで最終版ではないようですが、回転半径は5m程度(15' 5".)でバンドは40mから6mに対応 重さは20kg程度のようです

同社のウェブを見るとまだ正式にはリリースされていないようですが4月21-23日に開催される加州バイサリアでのコンベンションでプロトタイプがお披露目されるようです

用途としてはペディション、タワーを持ってない人と想定しているようですが、個人的には一人ペディでは重量がありすぎで興味対象にはならないです。

アンテナの展開スペースがない人には朗報でしょうか?

まあ、この手の針金アンテナは日本でも一般化してきているようですが、巻き入れ時のトラブルが多いのも事実で保守を考えると同じ製品を出した日本の会社に軍配があがるのでしょうか?


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Vertical Dipole Array by OH1TV

2017-01-25 13:59:00 | アンテナ
新しくVertical Dipole Arrayに関する記事を見つけたので参考に載せておきます



http://qrznow.com/vertical-dipole-array-by-oh1tv/

昨年、OH1TVが9M0OでDXペディションをしたときに使われた17mと15mのものです
記事にはそのほか、10m、12m、17m、20mバンドのデザインについても記載があります

部材はマストにはどうやらSpiderBeamのグラスファイバーマスト、ブームには釣竿を使ったようです クロスマウントは5mm厚のプラスチック材でOKとのこと

制作の注意として以下のような記載があります

・RとDのワイヤーの長さはブームの中心線からの長さ
・エレメントの先端は玉子碍子等で折り曲げると寸法が変化するのでそのまま
 伸ばした形になるようにするのがよいとのこと
・ドライブエレメントの接続にはUHFコネクターの利用が便利
 同軸の芯線は上側のワイヤーに接続
・カレントバランは給電点近くの同軸にAmidon FB-43-1020 まはたそれと同等の
 ものを最低3つ装着する(因みには9M0Oは100W運用)
・給電点への同軸の配置はリフレクターの後ろ側からブームに沿うようにする
 ことで同軸の影響を最小になる
・SWR調整の簡単な方法はエレメントの下側の終端の距離を調整すること
・それぞれのエレメントの下側の終端を近づけると共振周波数が下がり、
 遠ざけるとその逆となる
・ケーブルタイは簡易設置には便利。ケーブルタイでこのアンテナの全てを固定できる。
・ Spiderbeamのグラスファイバーマストがこのアンテナのマストとして最適
 ブームは釣竿がよい
・海水の近くに設置することで打ち上げ角を低くすることができる。また、地上反射の
 損失を下げることができるので、アンテナゲインは10dBi近くになる。



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ローバンドアンテナ?

2016-09-21 16:10:00 | アンテナ
数日前に体調を崩し家の戻って熱を測ると38.7°と思った以上に熱があり頭痛する理由がわかりましたが、日本製の風邪薬を飲んでしっかりと寝たら一晩で復活しました
これまでは、のどにくることが多かったのですが今回は単なる発熱だけで助かりました
今まで風邪などひくことは数年に1回程度だったのですがシカゴの寒冷地仕様の体がまだ赤道直下の気候に馴染んでいないようです

さて、本題はこれから
本日ジャカルタ郊外に出かける用事があり高速から何気なく見ていると大きなアンテナが見えたのでパチリと写真を撮りました。ズームしないでとったのであまり大きさが感じられませんが、見た感じローバンド用の2エレ八木で7メガか10メガの2エレのフルサイズのように思いますが遠目からなので何とも言えません



無線やりたいな~と思う今日この頃ですがまだしばしお預けです
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Vertical Dipole Arrayのデュアルバンド化

2016-09-11 19:10:00 | アンテナ
以前、VDA(Vertical Dipole Array)についての記事を書きましたが、個人的にもマルチバンド化できないのかなと思っていましたが、N6MWがV7でのペディションに向けて20mと17mでのデュアルバンド化して記事がありました

結果から言うと、シングルフィードで完全な最適化はできず、SWRは14.05で1.5、18.1で2.4と若干高めですが、軽量化のためバラン・チョークは入れずにアンテナチューナーで整合して使ったとのことです

V7のペディションでは20mでは1000局以上、17mでも十分使い物にはなったようです


残念ながら具体的な寸法はでていませんでしたが、シングルフィードにするために17mから20m側に40cm並行に線を延ばしているようです

20mのVDAを作ろうとすると12mのマストが必要ですが、今のところこれに使えそうなものはSpider Beamの12m物くらいしかなさそうですね
追記 個人的にペディションで使っているDXWIREの15mマストも使えそうです


原文はこちら
MMANAなどでのモデリングをするときの手順なども書いてありますので参考にしてください


http://n6mw.ehpes.com/DirectFeedDualBandVDA20_17.pdf
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アンテナの相互干渉

2015-08-15 10:14:00 | アンテナ
「アンテナの相互干渉の検討」というタイトルでJI3ZAGニュースレターでJA3AOP杉山OMが複数のタワーでアンテナを立てた場合の影響についての記事をかかれているのを見つけましたので備忘に結果を書いておきます。


《サマリー》

・タワーの間隔が1波長程度では同じ周波数の
 アンテナの存在はアンテナ特性を大きく乱す
 可能性がある

・トラップタイムのマルチバンドアンテナを
 複数使用することは相互干渉の影響は大きく
 なる

・目的方向が決まっているのであれば周波数の
 低いアンテナを後方に配置したほうが相互
 干渉の影響を避けることができる可能性が
 高くなる



http://www.ji3zag.net/pdf/JI3ZAG_NL5A.pdf



MMANAで色々と遊んでみたいところですが時間がないのが悩ましいです。


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