さて、基本設定が終わったのでアンテナをつないで少し遊んでみました
夜の7MhzでUN5UJOがちょうどCQを出していたのでK3と比較してみましたがどちらもS9で入っていますので問題なく動いているようです
直感的に使えるとのことですが、やはりボタンが多く多くの機能があるのでとりあえずは、ExperSDR2ソフトの基本機能を概要をおさらいしたいと思います。
まず、ExpertSDR2を起動すると画面の1/4の面積に分の基本機能だけが表示されます。
ここで左上にあるパワーボタンをクリックするとSDRが起動します。
SDR機の特徴ともいえるスペクトラムおよびウォーターフォール画面を展開するにはFullscreen Modeボタンを押します これにより下3/4の画面が表示されフルスクリーン表示となります
下の写真がフルモード画面
既にIPアドレス設定時に使いましたがオプション設定を変える場合はオプションボタンを押します
パワーを入れても音が聞こえてきません SDR機ではPCとの接続などにリアルなケーブルは使わず、仮想上のVirtual Audio Cables(VAC)を使うようです このVACをオンにするにはVACボタンを押します こうするとPC上のスピーカーと接続されるようで音が出るようになります
このボタンは一度オンにしておけば特に頻繁にいじる必要はありません
さて、周波数の設定は昨日画面中央にある大き目の表示がVFO A、左側に少し小さめの表示がVFO Bになります
周波数表示の周りに関連する機能ボタンがあります
今までの伝統的なトランシーバーではVFO Bが右側に表示されることが多かったように思いますのでちょっと慣れるまでは違和感をかじるかもしれませんね
バンドの選択は周波数表示の少し右上にあるボタンで行います ゼネラルカバレッジを選択する場合はバンド選択の一番右にあるGENボタンを押します
モードの選択はバンド選択ボタンの左側にあるボタンで選択します
受信フィルターはSメーターの下にあるボタンから選択します
VFO Aの周波数表示に下にはDSP設定用ボタンがあります
R.EQ 受信用イコライザー T.EQ 送信用イコライザー
BIN 両耳での疑似ステレオ受信
NR ノイズリダクション
NB1 ノイズブランカ―1 NB2 ノイズブランカ―2
ANF オートマティックノッチフィルター
APF アナログピークフィルター
DSE CW用のデジタルサランド効果
これらは特に普通の無線機と変わりませんので直感的に使えると思います
運用時によく使う機能は画面の上部中央部にあるボタンが集まっています
Volume ボタンをスライドすることで音量ボリュームが
設定できます
Mon モニターの音量がコントロールできます
RF AGCのゲインレベル調整
Drive 出力調整
Tone キャリア信号の送信出力レベル調整
Mic マイク出力の調整
なお、AGCの動作時間については別ボタンからドロップダウンメニューで設定できます
一度設定したらあまり変更しない機能については以下の通りです
MOX 送信のON/OFFのマニュアルで切り替え
Tone 送信時のトーンのON/OFFの切り替え
Mixer 第1および第2受信機のそれぞれにおけるボリュームと
バランスのコントロールメニュー
EQ ボタンを押すと18帯域のイコライザーメニューが開きます
受信機と送信機別々に設定が可能です
また、周波数表示VFO Aの下に別途インディケーターがあり
VAC 既に説明の通り仮想音声ケーブルです
SQL スケルチを切り替えします
Mute 音声をミュート
VOX マイクに話すことで自動で送信切り替え
BreakIn CWキーヤーを押すことで自動的に送信切り替え
CW設定についてはドロップダウンメニューあり
Speed CWのスピード設定
BreakIn Delay (ms) トランシーバーを送信モードにし続ける
ためのタイミングコントロール
Pitch (Hz) CW信号のトーンのピッチを調整
Width (%) CW符号の長点と短点の比率の調整
Ramp (ms) CW信号のスロープの長さの調整
操作時間が長いほどスロープは短くなります
COMP 送信信号のコンプレッションをONにします
EiBi EiBiデータのベースでパノラマ状にHF信号の
マーカーを示します
該当局の周波数にマウスのポインターを近づけると
その局の名前を見ることができます
IQ 受信帯域幅スペクトラムの録音にはIQファイル
録音が必要です
ファイルはC:/Users/User/ExpertSDR2/waveに保存
SKM CWスキマーをONにします
SM Sメーターを大きくするボタン
Sメーターウインドウはソフトのウインドウと別に
なるのでスクリーン上の持っていきたいところに
自由に配置することができます
MIC
このトランシーバーには2つのマイクジャックがあり
MICボタンのドロップダウンメニューから選択できます
Mic1はエレクトレックマイク用で、Mic2はPTTマイク用
MicPCはパソコンのヘッドセット用です
アテニュエター(感度減衰)はドロップダウンメニュー選択するかインディケーターボタンを連続的に数回押すことで設定できます
このトランシーバーには帯域幅が312KHzまでの2つ目の受信機のソフトウェアRX2が入っており、2つの独立したVFO AとVFO Bがあります。RX1とRX2は同時に0-80Mhzまたは80-160Mhzを受診することができます。RX2は独立したインディケーターとコントロールを持ちます。
RX2ウインドウを表示する方法は3つあります。
水平配置
垂直配置
別ウインドウで起動
ちょっと長くなりましたがとりあえずこの位を理解してしばらく遊んでみたいと思います