PJ2運用記 その４ コンテスト後

写真はコンテスト終了直後の写真です



左からW3ACO　Rich、DL8OBQ　Uli、DK3DM　Heiko、KG2A
写真を撮っているのはWØCG Geoff


コンテスト後しばらく歓談して皆は疲れたので寝るとのことでしたが、明日に現地を発つのでもう少しやってみることにしてＣＱを出しますがさすがにあまり呼ばれないので、１時間ほどやって床に就きました


翌朝は日の出前の５時過ぎに目が覚めたのでＪＡが聞こえるかなと思い４０ｍに出てみました
コンテスト中もその効果が確認できたビバレッジアンテナに切り替えて聞くとＱＳＢを伴うもののＪＡからのコールも聞こえます　困ったのは寝る前にいったんＰＣを切ってしまい再度ＰＣを立ち上げたところパスワードを聞かれわからないので、手書きのログを書かなくていけないため効率がよくなかったので呼んでいただいた皆さんにはお手数おかけしました　そうしているうちに一度コンディションが落ちてしまったのですが、その後Ｗ３ＡＣＯ　Ｒｉｃｈも起きてきてパスワードがわかりＰＣを立ち上げてから再度ＣＱを出したところ夜は明けてきましたが再度コンディションが戻ったようで完全に日が昇ってもしばらくはＪＡの局をログインすることができました

短期の滞在でしたがＰＪ２／ＫＧ２Ａで１３００局ほどと予想以上の局数をログインすることができました

その後、帰る用意を始めて昼過ぎに現地を離れ空港へと向かいました。

PJ2運用記 その３ CQWWSSB＠PJ2T Claimed Score

とりあえずClaimedのスコアを載せておきます

Call: PJ2T
Operator(s): DK3DM DL8OBQ KG2A WØCG W3ACO
Station: PJ2T

Class: M/S HP
QTH: Curacao
Operating Time (hrs): 48
Location: South America

Summary: Compare Scores
Band QSOs Zones Countries
160: 38 7 15
80: 231 21 60
40: 1142 28 98
20: 1843 38 133
15: 2264 37 129
10: 3683 32 131
Total: 9201 163 566

Total Score 19,741,320

当地のコンテストは夜８時からのスタート

ＲｕｎステーションはＨｅｉｋｏがＥｕからのパイルをハイペースで捌き、私が
マルチ局でマルチをとりにいきますがあまりペースは上がりません

初日のコンディションはよくランを中心に積みあがっていきます
スコアはオンラインに乗せているので他の局との状況もわかりＣＮ２ＡＡなど
アフリカ勢がＥＵに近いので圧倒的に有利ですがＥＵ勢と2番手3番手争いの状況
です
夜が明けた状況では１０ｍと２０ｍの局数が高く間の１５ｍが歯抜けの状況でしたが
午後のオープニングで私がランニングを担当し、ＵＳを中心とした怒涛のパイルで
局数の積み上げができバンドが高いほど局数が多い理想的な姿に戻すことができました

1時間で300局ペースのパイルが続く環境は初めてで最初はいいのですがしばらくすると
噛みまくってました（笑）修行が足りません

マルチはアンテナが回せないのでやはり苦戦ですが、それなりに積み上げができました

二日目に入ってちょっとコンディションが落ちたようでペースが落ちます
深夜はハイバンドが全然駄目になってしまったところでランニング担当になったので、
８０ｍおよび１６０ｍへ下りてランニング
マルチの欲しいビッグステーションがクラスタに乗るとすぐに追っかけてきてしばらく
プチパイルで局数の積み上げができましたが、長居は無用なのでまた４０ｍに戻りました

日が昇ってからはコンディションも戻り局数の積み上げをしていきます
とりあえずの目標は昨年の南米記録でＱＳＯ数は８６００ＱＳＯでしたがこれを破る
ことができ、得点も２０百万点超え更には90年代以降破られていない南米記録の更新が
期待されましたが、最終的には２０百万点を超えることができずコンテスト終了と
なりました

コンテスト後はビールで乾杯してコンテストの健闘を称えあいました
３８３０のアップデートでは世界３位、南米ではお隣のＡｒｕｂａのＰ４０Ｓを破って
南米１位は確保できたようです

ドイツ、アメリカ、日本の即席のチームでしたがロケーションおよび設備のよさが貢献し
オーナーのＷ０ＣＧもいい結果だと思うとの総括でした

PJ2運用記 その２

翌日は前日の移動の疲れもありちょっと遅めの起床で他のメンバーはちょうど朝食中でした

パンケーキにスクランブルエッグの朝食をいただきながら、いろいろと説明を受けます

コンテストの準備はほとんどできているものの、マルチ用のトライバンダーはマストクランプが塩害でさび付いて時計回りは問題ないが逆時計回りで戻そうとするとスタックしてしまうとのことで、予備用のローテーターなら回転力が大きいだろうとのことで入れ替えて試してみますが結局うんともすんとのいわなくなり、EU向けに固定してコンテストを迎えることになりました

その後、のんびりとCWで運用を続け体力を温存しながらコンテスト前の時間を過ごしました
私は１０００局ほど個人コールで運用したところでとりあえず打ち切りにしました

早めにRichさんが作った夕食をまたパティオでいただきました
シフトはUliさんが３時間シフトで作ってくれたので、それを基本に柔軟に対応しましょうとのことになりました

PJ2運用記 その１

シカゴで９月に開催されたＷ９ＤＸＣＣコンベンションで主催者である地元ＤＸクラブのＷ９ＶＡ　Ｂｉｌｌさんと久々に土曜日の夜のメインイベントのディナーでお会いしました

彼はＰＪ２Ｔの運営母体であるCaribbean Contesting Consortium（CCC）のメンバーでもあり、毎年ＡＲＲＬ　ＤＸコンペのＣＷ部門に参加されていますが、来月のＣＱＷＷ　ＳＳＢはＭ／Ｓでやるらしいけどメンバー足りないみたいだけど興味あると打診されその場で前向きに検討することを約束してわかれました

その後、なんとか都合がつきそうなのでその旨を連絡したところ、ＰＪ２Ｔのオーナーで今回の理事スティックサポートをしてくれているＷ０ＣＧから連絡がきて今回の参加が実現しました

コンテスト前後の個人コールでの運用についても１ヶ月と短期間のため平行して現地の当局に打診していましたが回答がなく、最悪コンテストのみもしょうがないなと思っていたのですが、数週間して突然見覚えのない先からメールが届き、スパムメールかなと思いながら恐る恐る開いてみると、なんと現地の当局のＤｕｐｔｙ　Ｄｉｒｅｃｔｏｒが署名した許可書で、ＰＪ２／ＫＧ２Ａでの運用ＯＫとのお墨付きをいただけました
後日出発前には郵便で現物も届き予想外の対応に驚きました

ということで、木曜日にシカゴを出発。早朝６時の便でマイアミへ飛び、乗り換えてＣｕｒａｓａｏへ３時ごろに到着　複数の便がほとんど同時に到着したので入国審査はごった返しでしたが
待つこと１時間やっとのことで入国審査が終わりました

次は税関審査　荷物がおおいとＸ線検査の対象となり、無線機などを持っていることがわかると課税されるとのことで、今回は何も持ってこなくてもＯＫとのことで着替えなど軽装でいったので、いってよしとのことでＸ線検査なしですぐに出られました

空港にはＰＪ２ＴのオーナーのＷ０ＣＧ　ＧｅｏｆｆさんとＷ３ＡＣＯＲｉｃｈさんが迎えに来てくれていました　買い物にいったあと空港に来てくれてなかなか出てこないので心配したとのことでした　空港から４０分くらい繁華街と反対の西を一路運転してシャックに到着しました

ドイツから乗り込み組みのDL8OBQ　UliさんとDK3DM　Heikoさんと挨拶
彼らは元々VHFでの国内コンテストにはまっていたとのことですがその後HFのコンテストを始めたとのことで長年一緒にやってきた仲間とのこと　UliさんはCCCのメンバーでもあります　Heikoさんは１０ｍのSSBでランニングしていました

その後少し１０ｍで個人コールでJAを含めてパイルをさばきながら運用してから料理が得意のRichさんが作った照り焼きステーキを室外のパティで海を眺めながらいただきました

気温は３０度近くかつ湿度も高いですが夕日が沈むのを見ながらの夕食は格別でした

夕食後に再度リグに向かいCWを運用して初日は終わりました

お蔭様で1万アクセス

２００７年に開局３０周年を記念して始めたこのブログですが７年目にして１００００万アクセスを超えました

無線を中心にどちらかといえば備忘にということであまり役に立つ情報はないかと思いますが、引き続き続けていきたいと思います