JJ1RJR Blog

引っ越しました

Common-Sense Rules for Long PA Life

2019-03-27 10:57:00 | DX QSO
日本でも最近は石のリニアが流行りつつありますが、と言っても日本製の最先端リニアにはおめにかかれず自作するしかなさそうですが....

さて、とあるメーリングリストで紹介されていたVE7OJ/AB4OJ Adamによるパワーアンプを長持ちさせる為の当たり前のお約束事9箇条、参考に和訳しておきます

1.フルパワーでATU(内蔵および外部オートマティックチューナー)をチューンしないこと。
常時、送信機の出力を正確なチューニングのために必要な最低出力まで落とすこと。チューニングが完全に取れた後に必要なレベルまでパワーを上げる。

2.SWRがマッチングしていない状態(SWR1.5以上)で運用しないこと。リニアにダメージを当ること以外に、リニアに複雑な負荷がかかることで送信のIMD特性に影響を与える。これにより近隣で運用する人には好ましくない環境となる。

3.複数のATU(内蔵ATUおよび外部マニュアルチューナーまたはATU)を決して同時接続しないこと。チューナーをふくすう接続はは内部チューナー、ローパスフィルターおよびリニア終段部の部品を破壊する可能性がある。

4.送信中にVFOを動かさないこと。これは送信規則に抵触するということだけでなく、送信機の部品破壊、特にアンテナシステムでのインピーダンスの凹凸があった場合またはレンジの境界を越えることでローパスフィルター選択リレーがホットスイッチになることことを避けるためです。

5.外部リニアアンプを使用するときは、常時ALCを接続してアンプの出力が適切な水準になるように設定すること。

6.最初の調整は常に送信出力を50オームのダミーロードにつないですること。これにより不必要な信号を送信することを避けるられる。

7.チューンしていない状態でグリッドドライブの真空管式アンプをドライブする場合、30MHzのローパスフィルターを送信機とリニアの間に接続すること。これによりリニアからVHFの規制発振があった場合に、送信機をダメージから回避させることができる。

8.カスケードドライブの真空管式アンプをドライブする場合、チューンされた入力ネットワークが1.5:1以下(場合によっては、あっても2:1以下)のVSWRで使用する各バンドで整合していること。これにより、送信機の出力およびアンプの入力間のATUの必要性を未然に防ぐ。大きくチューンされていないアンプの入力部と釣り合わせるために送信機のオートチューナーを利用することは、送信機の終段部、ローパスフィルターおよびATUに危険なほどに高電圧・高電流を発生させ、最悪の部品の損傷をもたらす可能性がある。

9.ソリッドステートの送信機で、比較的遅いオープンフレームT/Rリレーを装備した古い真空管式のアンプをドライブする場合は、送信機は送受信の切り替えを行うときに短時間終端されていない状態にある。このため、この種類のリニアを使うときは送信機内蔵のATUは常にOFFにしておくべきである。




*YaesuのVL-1000のATUは適切なチューンのために約75Wの出力が必要。通常のトランシーバーのATUは適切にチューンするために5-10Wの出力が必要。外部チューナーを使う場合は、マニュアルまたはオートチューナーにかかわらず10Wからチューンを始めるのが安全。


†アンテナに接続している場合。


今更ですがまとめてあるとそれなりに含蓄があるかな

原文はこちら

http://www.ab4oj.com/quadra/rules.html




1. Do not tune your ATU (internal or external) at full output. Always reduce transmitter output to the minimum level required for accurate tuning*. Power can be increased to the desired level once the best match has been achieved.

2. Do not operate with a poor match (VSWR > 1.5). Apart from the risk of damage, the complex load presented to the PA will degrade the transmitter's IMD performance. This is not a kindness to your neighbours on the band.

3. Never cascade ATU's (internal autotuner and external manual or automatic tuner.) Cascading tuners can lead to component failure in the internal tuner, the low-pass filters and/or the PA stage.

4. Do not "sweep" the VFO whilst transmitting. This is not only in breach of radio regulations†; it can also cause component failure in the transmitter, especially if you sweep across an impedance "bump" in the antenna system or across a range boundary causing LPF selection relays to hot-switch.

5. When using an external amplifier, always connect and configure the ALC line to level the amplifier's output at its design rating. This is especially true of a solid-state amplifier.

6. Initial adjustments should always be performed with a 50-ohm resistive load at the transmitter output, to avoid radiating unwanted test signals.

7. When driving a grid-driven (grounded-cathode) tube amplifier with an untuned, swamped input circuit, place a 30 MHz low-pass filter in the coax between the exciter and amplifier. This will protect the exciter from damage in the event of a VHF parasitic oscillation in the amplifier. Solid-state exciters are especially vulnerable in this respect.

8. When driving a cathode-driven (grounded-grid) tube amplifier, ensure that the tuned input networks present a load with VSWR < 1.5:1 (if possible, but in any case < 2:1) to the exciter over each band in use. This will obviate the need for an ATU between the exciter output and amplifier input.Use of the exciter's autotuner to compensate for a grossly mis-tuned amplifier input network can generate dangerously high voltages and currents in the exciter's PA stage, LPF and autotuner, leading to catastrophic component failure.

9. When a solid-state exciter drives an older tube amplifier fitted with relatively slow open-frame T/R relays, the exciter is unterminated for a brief interval during the RX/TX transition. For this reason, the exciter's internal ATU should always be disabled when driving this type of amplifier. Any tuned input networks should be aligned to present a 50Ω load to the exciter at midband on each band. If the exciter has variable RF onset delay, this should be adjusted to allow for relay settling time. The best solution is to retrofit the amplifier with vacuum relays.


* The Quadra autotuner requires approx. 75W for correct tuning. A typical transceiver's autotuner will tune correctly with 5 ~ 10W. When using an external manual ATU, 10W is a safe starting point.

† when feeding an antenna
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K1N JAの応答の悪癖

2015-02-06 21:25:00 | DX QSO
以前のカリブからの運用の経験からJAのオペレートなんか変だよということを指摘していましたが今回のK1Nの運用でパイロット局をやっているJA1ELYの情報によると、このことを指摘されてしまったようですね 

何かといえば自分のコールにリターンがあり、正確にリターンされているのが確認できているのもかかわらず、オウム返しに自分のコールを繰り返えすあれです

CWでRと打てば100%コピーできているということで、自分のコールを打つことは意味がないのです
返信はCWなら599 TU、SSBなら59 thanksで十分です

ぺディションではより多くの局をQSOをするべく効率を重視していますがこれをやられるとペースがあがらずストレスが溜まるのですが過去の経験ではJAの局でこれを実践しているのは一握りの人だけです

現在はCLUBLOGを通じて一定時間内にQSOができたかどうかを確認できるわけですから再度挑戦するのが現在のルールです

これは少なくともUS向けのパイルを聞けばわかると思いますが、短い時間でQSOをすることがスマートなオペでこれができると呼ぶ側も呼ばれる側もストレスをためることなく好循環になります

好循環になったときはCWで200局/時間、SSBであれば400局/時間以上のレートを出すことも可能で現実US向けにはこれに近いものが出ていると思います

EUでの呼び倒しする局は確かに多いですが、それ以外の局は短いQSOを心がけておりJAよりも効率的にQSOできるように感じます

今回のぺディは超レアですのでそんなこといってられないというのはよく理解できますが、ぺディ局にあいそをつかされてJA指定されなくなっては元子もないのでそのような事態にならないことを祈るばかりですが、そう簡単に改善できるかな?というのが素直なところです





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JAの運用マナー

2012-01-16 08:12:00 | DX QSO
巷ではMacquarie Island(VK0/M)からVK0THの運用を行なっていたTrevorさん(VK8TH)が、JAやEUの運用マナーいわゆる指定無視での呼び倒しに愛想をつかして無線への興味がなくなったのでQRTするときいうことで物議を醸しているようです

私自身は普段コンテストでの運用が中心でDXを追いかけていないので最近の運用マナーが良くないという話は聞いていなもののあまり気にはしていませんでした

しかしながら、先日のVP9からの運用で同じことを感じましたので気になったことをいくつか

□ 一部の方ですが指定無視での呼び倒し
  できるだけ、多くの方にサービスをと思っている中で効率が落ちこれが
  一番悪質
  DXをしない私でも知っているJA#の局もおり、公表は控えますがログには
  控えてあります
  
□ コールを連発する
  USの局はコールを連発することはなく、どうするのが効率よくQSOすること
  かがよくわかっておりパイルをさばく方としても本当に楽です

□ ピックアップされたあともコールを繰り返す
  こちらのパワーが100Wと弱かったので心配されていたのだと思いますが、
  ラジャーといいながらコールを2回3回と繰り返す局が多かったのはQSOの
  効率を下げました
  こちらよりも大半の局の設備は良いので問題なくコピーできており、必要
  ないコールを繰り返すことはやめるべきでしょう
  数は少なかったですがRの後コールを繰り返さないスマートなオペレートを
  していたJAの方もおり印象的でした 是非見習って欲しいものです

  ショートQSOを促進する意味では日本語でのQSOはやめ英語でのQSOに
  徹すればよかったとも思いました 一方で、あまりいませんがJA以外の
  指定無視の局をあきらめさせることはできたと思いますが。。。

□ コールバックがない
  スプリットで運用しているとほとんど団子状態で聞き取れないのでなるべく
  離れて読んでくれた局を呼ぶようにしていましたが、コールを何度しても
  帰ってこない局が多く聞こえていないの???ということで残念ながら3回
  ほど呼んでコールバックが無い場合はNILで違う局をピックアップせざるを
  えませんでした

□ 重複QSO
  これも議論の或ところだと思いますが、同じバンド同じモードで何度も読んで
  くる局が結構いました
  ご承知のとおり定期的にログリサーチができるようにはしていましたので、
  多くの局が読んできているのになんで?と感じました


確かの、コールが6文字で長い、運用設備もあまりかわらない、オープン時間が限られているなどの中でエキサイトするのはわかりますが、日本人らしさである相手を思いやる気持ちでマナー改善をしてもらえればと思います








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米国 郵便料金値上げ

2012-01-16 07:45:00 | DX QSO


KG2A/VP9で運用後にメールでやり取りした某OMから聞いて知りましたが、1月22日より、米国から海外向け郵便料金が値上げされるとの事です。


United States Postal Service(USPS)のリリース(PDF)によると以下のとおり

■ Letters (1 oz.) – 1-cent increase to 45 cents.
■ Letters to Canada or Mexico (1 oz.) – 5-cent increase to 85 cents
■ Letters to other international destinations – 7-cent increase to $1.05


KG2A/VP9のカードは現在印刷中ですが1月22日前に届くのはちょっと難しそうですが、米国外から(いわゆる)グリーンスタンプ1枚で送ってきている人も多いことや米国内でもSASSEで切手を貼ってきている人がいるのでちょっと頭が痛いところです

これからQSLを贈る場合はIRCで郵送料に不足がでないようにしてもらえるようお願いします。



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QSL is now under printing

2007-12-04 23:43:57 | DX QSO
パラオから帰国してあっという間に1週間が経過しました。
国内はもとより海外からのQSLの到着し始めました。
というわけで、QSL準備中でしたがデザインが完成しました。
国内のメーカーで4000枚頼むと結構な額になってしまうので
到着したQSLの印刷業者を中心に海外の印刷メーカーを探した
ところ、クリスマス前という時節柄格安で対応してくれるところ
がありました。LZ1YE QSL PRINT SERVICE です。
レスポンスも早く写真を送るとデザインもしてくれます。
何回かのやりとりで完成したのがこちらのデザインです。


今回はダイレクトのみの発行ですので、JARL仕様ではない
両面フルカラー仕様とあいなりました。

先ほど送金も済んだので到着が楽しみです。といっても1ヶ月ほど
かかってしまいそうですが・・・・

お待ちの皆様発送まで今しばらくお待ちください





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