ARRL Field Day

シカゴに移って早いもので２ヵ月あまりが経過しようとしていますが、Daytonで知り合ったＷＧ９Ｌ　Ｂｏｂさんの誘いで地元のSchaumburg　ARCチームでARRL　FDコンテストに参加してきました

日本でフィールドデーコンテストというと移動局向けコンテストという点で他のコンテストとは違いがあるもののアマチュア無線の世界を超えることはあまりまりませんが、こちらでは非常災害に備えた訓練、近隣との連携、若手の勧誘など色々と工夫されているのが印象的でした

運用場所は近隣の貯水タンクです　高さは１８０Ｆｅｅｔとのことですので地上高５４mです
ここからPhone,CW,VHFおよびGOTA（若手向けシャック)の４つをその施設に分散してアンテナを展開しました

アンテナはHFはG5RVアンテナを３方向に展開　ＶＨＦは屋上に八木を展開しています

各サイトはキャンプ用のテントやキャノピーを使いました

心配された天気ですが雨に降られることもなく気温の十分暑いですが熱中症になるという程度ではありませんでした

近隣クラブですので総じて高齢化していますが毎年の高齢イベントということで役割分担は阿吽の呼吸でなされていました

私自身はＣＷサイトで夕方から空き時間で運用開始しメインは深夜を中心に運用しました
聞いたところでは年間で一番北米でのアクティビティがあがるのがこのコンテストとのことで、実際にどのバンドも開くとＣＱを出す場所がないほどの込み具合で深夜でもそこそこのペースをキープできました

最終的にＣＷサイトは１０００局には届かなかったようですが、深夜の運用で上乗せできたので９５０局程度は交信できたようです

運用していない時間はそもそも運用担当でない人たちと会話したりと普段とは違う世界を楽しみましたが、放射線の話だとかこちらの放送局の電力や施設の話など話題は多岐にわたりおもしろかったです

こちらでも家から無線をやろうとする場合に近隣の住宅地域で規制がある場合もありなかなかタワーを建てられないようで、土地に規制がかかっているかが大きなポイントのようでした

一時帰国？

駐在員としてこちらにきて早いもので３年が経過しました
会社からは２年に１回２週間の特殊休暇がもらえ一時帰国ができる権利はあるのですが、何回か不幸ごとでトンボ帰りしたものの、ゆっくりと休みはとれていなかったので東京でのハムフェアにでもかけてお盆の時期に帰ろうかと考えています

実行に移そうと思った矢先に、ＮＹでの出張要請が入ってしまいました
この前後にイベントもあるので、悩ましいところですがフルに２週間休みを取らなくてもとりあえず戻るか思案中です

長期で休みを取ろうとするとなかなか思い通りにはいきません

All Asia CW

デイトンハムベンションにいった際にK1TTTからの運用で顔なじみのKW2Q　SergeyからAll AsiaをK1TTTからやらないと誘われましたが、考えてみるよとはいったもののシカゴからわざわざいくのはどうかなと思っていました

たまたまその週にNYへの出張が入ったので彼にマンハッタンで拾ってもらってALL ASIAに参加してきました

コールサインはAA2Aを使いました　短いコールなので使いやすかったです
コンディションの方はご承知のとおりスタートは２１Ｍはまあまあだったのですがその後磁気嵐が発生して、ビッグガンの局もカスカスでしんどいコンテストとなりました

ＣＱＷＷなどのグローバルのコンテストでは中々ＪＡ以外の局と更新するのは難しいのですがまあまあで更新ができましたので良しとしましょう

時期的には寒暖の差は結構ありますが、Ｄａｖｅいわく年間で一番いい時期とのことでのんびりと楽しむことができました