いぶり校冬キャンプ第2弾!ものすごく寒くなる地域「十勝・大樹町」
つるつるを楽しむ「大樹つるつるキャンプ」が2泊3日で行われました。
2013年1月10日(木)晴れ
7:30苫小牧集合。苫小牧もなかなか寒い朝です。大樹町はいったい
どのぐらい寒いのだろう?
ドキドキワクワクを胸に7:51苫小牧発のJRに乗り、乗り継いで帯広へ向かいます。
帯広に到着すると、十勝からの参加者(共催:STEP)と合流です。
そこからは、さらに大樹から迎えに来ていたバスに揺られて12:30。
ようやく大樹町に到着です。
お昼ごはんを食べて、寒くない服装に着替えていると、現地集合組も集まり、
キャンプのメンバー小学4年生以上の仲間30名が揃いましたよ。
さぁ、3日間で何人の名前を覚えることができるかな。
つるつるの場所へ出かける前に、
本日の最低気温を当ててみよう。正解は‐23℃とのこと。
おー。。。よく冷えておりますな。
これから行く湖の氷はどのぐらいの厚さだろう?
水温は何度だろうね。そんなのも確かめにオイカマナイトーへ。
海岸沿いを歩きながら湖を目指します。
こんなに寒いのに海に近づきたくなっちゃうんですね~。
湖に到着して、ワカサギ釣りの穴あけ道具で氷に穴をあけてみます。
なかなか穴はあきません。交代しながら、ようやく穴があきました。
測ってみると、28cm。これでも厚いと思うのに、まだまだ厚くなるそうです。
水温は?氷の穴のそばで測ったからでしょうか。-1℃でした。
みんなでチェックをしたあとは、つるつるリンクづくり、そりすべり、湖たんけん、
地層を調べるなど、冬ならではの湖上の遊びをしていした。
雪でも遊びたい!組は、戻って、かまくらやスノーキャンドルづくり、固まった雪で型抜き
遊びをしていました。
日が暮れるまで、ずーっと外で遊んだあとは、晩成温泉に入って温まろう。
お湯につかった瞬間、体にしみわたるね~(大人だけでしょうか)
体ポカポカ、お肌ツルツルです。
大樹に来たならこれはやっておかないとね。
濡れたタオルを振り回すと・・・あっという間にパキパキに凍りました。
夜ごはんを食べたら、明日のワカサギ釣りの極意についてお勉強です。
有岡さん(STEPスタッフ)からワカサギ釣り5カ条が伝授されました。
・自分のことは自分でやるべし
・大声でしゃべってはならぬ
・走りまわってはならぬ
・さわいではならぬ
・釣れたときはこっそりよろこびをかみしめるべし
さて、何匹釣れるかな?そして、どのぐらい寒いのかな~。
明日は朝早くから行動開始。しっかり寝ないと!眠れるかな~。
それではおやすみなさ~いzzz
2013年1月11日(金)晴れ
5:30起床。外はまだ真っ暗。
さすが、お兄さん、お姉さんたち、準備が早い。
6:00のご飯までにみんな揃っています。
ご飯を食べて、温かい格好をしたら出発!
ワカサギ釣りはもう1つの湖ホロカヤントーへ。
出発する頃は日が昇ったばかり。きれいだな~。
毛嵐(けあらし)が見られました。気温が低いと見られる現象です。
現在、気合い充分!足取りも軽やかです。
穴をあけて、針にエサをつけて、釣り糸を垂らしたら、あとはたまに竿をうごかしてただ待つのみ。
みんな、ちゃんとエサつけたかい?
エサをつけるときは手袋を外さないといけないからね。5本以上ある針に1つしかエサがついていませんよ・・・
さまざまな要因が揃ったのか、今年のワカサギ釣りは・・・惨敗でした。
ワカサギ釣りから戻り、温泉に入ってツルツルぽかぽか、お昼ごはんを食べてひと休みしてから、
午後は、みんなでやりたいことを出し合って遊びを決めます。
海へカニ探し、つるつるリンク遊び、雪あそび、雪合戦、そりすべりというキーワード。
海、湖コースと雪あそびコースに分かれて遊び開始!
雪あそびチームは、
雪深い森へ出かけ、そりすべりポイント探しへ。
少しそりすべりを楽しんでから、持っていたそりを使ってストラックアウト対決!
白熱していました!
女の子たちは、雪を切り取って雪の家づくり。芸術的ですね~。
カニ探し、つるつる遊びチームは、
海岸を歩くと、昆布やウニの殻、貝殻を発見。カニの殻はあったものの、
お目当てのカニに出会うことはできませんでした。
昨日作ったつるつるリンクは、しっかりと凍ってツルツル状態。
人間カーリングをして盛りあがりました。
雪あそびチームもつるつるリンクが気になり、行ってみました。
助走をつけて、シューッ。5mは滑ります。
いろんなスタイルで滑ってみたり、人間カーリングで盛りあがりました。
夜ごはん前に、温泉の入り口に作ったスノーキャンドルの点灯へ。
今日は幻想的な雰囲気の晩成温泉です♪
夜ごはんを食べたら、星空ウォッチングorかまくらで七輪で過ごします。
晴天の夜、そしてよく冷えていますので、ものすごい数の星が瞬いていました。
雪の上に寝転がり、波の音を聞きながら星空を眺めました。
今日は1日中、外で遊んでいたので、みんなグッスリです。
明日最終日には、オイカマナイトー横断へ出発です。
2013年1月12日(土)晴れ
今日は昨日よりも早い5:00起床。
ご飯を食べたら、海岸をあるいて日の出を見ながら湖を目指すコースと山側から
スタートする完全横断コースに分かれて、それぞれにオイカマナイトーへ出発です。
だんだん辺りが明るくなってきました。まだ太陽は見えず。
止まっていると体が冷えてくるので、進みながら日の出を待ちます。
すでにまつ毛や髪の毛が白くなっています。
水平線に雲があり、太陽が顔を出してくれませんでしたが、
6:58ようやく出てきました。
目標その1は達成!あとは、湖の真ん中を目指します。
果たして、完全横断コースと湖の真ん中で会うことができるかな。
湖の真ん中が見えるところまでやってきました。
まだ完全横断コースのみんなの姿が見当たりません。
エネルギーを蓄えたら、湖に降りるよー。遠くに完全横断コースのみんなが見えるね!
海側は風が冷たかったので、湖の上の方が温かく感じられます。といっても寒いですけどね。
これからは真ん中まで、ひたすら進むのみです。
ようやく湖の真ん中へ。横断コースのみんなとも無事に合流できました!
お茶を飲んでひと休み・・・みんなたくさん歩いたもんね。
湖の真ん中でパシャリ!
そういえば、完全横断コースはまだ半分でした。
残り半分ファイトです!
全員寒さと闘いながら、完全横断コース、海岸コース共に目的を
達成することができました。みんながんばったね!
お昼ごはんを食べて、おわりの会をしたら、もう大樹を出発です。
終わりの会では、ワカサギ釣りリベンジという感想がほとんどでした。
来年こそは釣りたて揚げたてのワカサギの唐揚げを味わいたいね~。
3日間過ごした仲間とはココでお別れ。イエティっ子は苫小牧へ出発です。
帰りの車の中では、グッスリzzz
帯広からはまた鉄道の旅です。
南千歳着。まもなく苫小牧駅だ。
4分程列車が遅れて、苫小牧駅へ到着。
苫小牧は大樹に比べて、温かいなって感じました。
北海道でも場所によって、体感できること、見える風景が違うよね。
寒くても、その場所での魅力や楽しみ方を感じてもらえたかな。
今回、快く送り出していただき本当にありがとうございました。
そして、活動に関わって頂いたスタッフのみなさまサポートありがとうございました。
また、北海道の冬を一緒に満喫しよう!
いぶり自然学校
山田 由美子(やまちゃん)