今年も馬旅キャンプが始まりました!
既に牧場での2日目の朝を迎えています。
本日も雨・・・気温も20℃ほど。
昨日朝に大樹町から移動して、清水町の「森の牧場」に入りました。
馬と共に暮らす6泊7日です。
牧場初日の天気は雨。とても涼しく20℃を超えたかどうか・・・
横浜からやってきた子ども達には寒いくらいだったのではないでしょうか。
そんな中、オリエンテーションからスタート。
「牧場で暮らす7日間」というテーマを確認しました。
その後は寝床作り。
子ども達の寝床は馬小屋のロフト。そこに干し草をフカフカに敷き、その上に一人用メッシュテント(蚊帳)を置き、その中で寝袋に入ります。
みんなたくさんの干し草を運び上げていました。
寝床ができたらいよいよ馬との対面です。
対面と言っても森に放牧されている馬を捕まえて牧場に連れて来るというもの。
いきなりの難題に戸惑う子ども達。
基本2人1組で、放牧されている7頭の馬に近づき撫でたりして様子をうかがい、相性が良さそうな馬が見つかったら今回のパートナーと決めて、「無口」という道具で捕まえるのです。
しかし、思いの外手間取る今年の子ども達。
まだ馬が怖い。
草を食べている馬に近づいて撫でたりできるのですが、その馬が顔を上げたりちょっと歩いたりすると、びっくりして離れてしまったり怖がって固まってしまったり・・・。
結局、2時間がんばりましたが初日は誰も馬を捕まえることができませんでした。
全員落胆。
馬を捕まえられないのは、これまでの馬旅キャンプでも初めてのできごと・・・。
どうなることでしょう。
夕食後、インストラクターの次郎さんから補講が行われました。
2日目は果たして捕まえられるでしょうか・・・
ここからは清水バウンド・チーフディレクターの伊藤輝之(てる)が報告します。
しかし次郎さんに「そんな強引にやろうとしてもダメだ。」と言っていたので2日目は横から優しく声をかけながら無口をハスカップにかけたらおとなしくかけさしてくれたのでとても嬉しかったです!
ハスカップと一緒にやってみたいという熱意がすごく感じられた1日目でした。どんなにうまくいかなくてもあきらめずに1頭の馬に向き合った気持ちの強さはとても感動的でした。今回の馬旅でよくわかったかと思うけど、馬も「意思」をもつ生き物です。強引にやられてイヤな気持にならないわけがありませんね。わかっていても自分の行動を変えるということはとても難しいことです。でもそれをやり遂げ、みごとにハスカップの同意を得た君の行動は本当に素晴らしいと思います。いつかまた馬達に会いに来てくださいね。どうもありがとう。