子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

札幌まるやま校はたけクラブ「トマトの会」

2011年07月04日 15時00分12秒 | 札幌まるやま校
長靴、軍手に麦わらぼうし。今日は大塚ファームの畑で収穫&お手伝い。

はたけクラブ2回目はトマトの会と銘打って、トマトについて学び味わい働く一日を過ごします。


普段みんなが食べているトマトってどこからくるの?
おいしく食べてるトマトだけれど、その中身をよ~く見てみたことはあるかな?

まずは、トマトがどういうふうに売られているのかスーパーに行って確認することに。


お。
トマト発見。
トマトは野菜売り場にあったぞ。
ふむふむ。
大きなトマトとプチトマトとがあるな。
ふむふむ。

プチトマトをひとつ購入。今度はトマトの中身を確認します。

トマトの素(タネ)はこのひとつのトマトに一体どれだけ入っているでしょうね?
「10個!」
「30個?」
「3個」
とみんなの予想。
「30個くらいかなぁ」
「25個!」
「100個!!」
と大人の予想。

では、数えてみましょうか。
はい、みなさん。ピンセットとバットをお渡ししますね。
取りだしたタネは『タネ数えシート』にひとつひとつ置いてください。
それでは、スタート。

真剣に、黙々と(やっていたのは最初の5分くらいだったかなぁ)


大人のほうが真剣。


ちょっとつまみぐい。


集計が終わったようです。
大人の手も借りながら全員しっかり自分のトマトのタネの数を数え切りました。


一番少なかった子で38個。
一番多かった子で126個。
平均としては約93個くらいのタネがあの小さなトマトに詰まっていました。
あんなに小さいトマトの中にですよ?ちょっと驚きです。

トマトの中身を一生懸命観察した後は、実際に畑になっているところを見に行きます。
こちらの主、大塚さんに案内していただきトマトのなるビニールハウスへ向かいます。

「まだあんまり赤いのないんだよね~。だから、今日は大人も子どもも収穫はひとり3つ!」


「食べていい~?」
「いいよ~。食べてごらん」


「おいしいぃ~!!」
「あまぁ~い!!」
おいしいものは人を幸せにします。

トマトをモグモグしたあと
「今日は葉物野菜を収穫していいですよ~」
と、大塚さん。
今、葉物を植えている畑に今度はニンジンを植えるそうなんです。
なので、今ある葉物野菜を好きなだけ収穫して持って帰ってもOKとのこと。
お母さんたちの目がキラっと光ったのは言うまでもありません。

大塚さんに野菜の上手なとりかたをレクチャーしてもらいます。


うまくできるかな?
やってみようか。


大きなチンゲンサイをゲット。


こちらも大物ですね。


僕もお手伝い。


大量、大量。


大人も子どもも一緒になって畑での収穫作業を楽しみました。



お昼を食べて、カエルをとったりバッタを追いかけたりして遊び、さぁて、最後にひと仕事。
一宿一飯の恩義じゃないですけど、野菜をたくさん分けていただいた大塚さんに感謝の気持ちを込めて、最後はみんなで大塚さんのお手伝い。

ビニールハウスとビニールハウスの間の通路に生えている雑草を抜きます。


えっさ、ほいさ、なかなかしぶとい草だなぁ。


たった15分、されど15分。
資料袋5つ分くらいの雑草を抜きました。


「おぉ、こんなに抜いてくれたのか。ありがとぉ!」
と大塚さん。
いえいえ、こちらこそ野菜をたくさんいただきまして、ありがとうございました。

トマトのことを一生懸命学んで、いろんなことを覚えたので今日からみんなはトマトマイスターです。
大塚さんからトマトマイスターの認定カードを受け取りました。



おうちに帰る車の中は夢の中だったかもしれませんね。
いただいてきた野菜はどんな料理になって食卓に並んだのでしょうか。
どんな料理になっても、作ってくれた人の愛情と、そして何より自分で採った野菜ですからおいしいに決まってますね。


楽しくおいしく学べるはたけクラブ。
次回は9月のトウキビの会でお会いしましょうね。








札幌まるやま校・上道和恵(うえちゃん)

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