子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

札幌まるやま校イエティーズ「むしのようちえん」

2011年06月13日 09時45分30秒 | 札幌まるやま校
6月です。

やっとこ春の空気から初夏の空気になってきたかな~?と感じる日が多くなってきましたが、晴れ時々夕だち+ちょっと肌寒い、という日もあったり、なかなか着るものが定まりませんね。

そんな中、今月のイエティーズは「むしのようちえん」。
前日には雨が降っていたり、気温が上がらなかったり、果たして虫さんたちは出て来てくれるのだろうか…?とスタート前ちょっとドキドキしていたスタッフでした。


が、しかし!

みんな虫とり網と虫かごを手にやる気満々!!
うん、なんかたくさん虫が探せる気がしてきたぞ!


出発前に触ると手が痒くなってしまう生き物や植物が森にはいるので、とらない虫と触らない葉っぱを確認してさっそく虫とりポイントへ出かけます。


トコトコ歩いて、さぁ着いたぞ、虫とりポイント。
みんなマイ虫とり網を片手に駆け出します。
それ~!!


つっかまえた♪


じゃ~ん!
チョウをゲットです。


うぉ!すごい毛虫も発見。


飛んでる虫の次は、土の中にいる虫や木の葉っぱにいる虫なんかを探しに行きました。


スコップを使って掘ってみたり、手で落ち葉をはらってみたり。


お母さんたちも一緒に探します。


おや?何やら棒っこの上ににょこにょこと…


しゃくとりさんですね~。


探すのに疲れたらちょっと一休み。


あ!それはもしやセミの抜け殻ではないですか。

今、鳴いてるやつかしら?

つかまえた虫をよーく観察してみます。
足は何本あるかな?体のつくりはどうなってるかな?



お昼を食べて、午後からはなんと近くにある川で虫を探します。

え?!川に虫なんているの??

ふっふっふ、実は水の中にも虫はいるんだよ~!
探してみよう、水の中にいる虫!!

…とはいうものの、はて。
どうやったら水の中にいる虫をとれるんだろう?
と、思っていたら虫に詳しいスタッフがたも網というちょっと丈夫で大きな網を使ってザクザク。


お!色んなものが網の中に入ってるぞ。


みんなの目がキラーンと光りました。
道具を借りて、それいけ!!やれいけ!!いざ水の中の虫探し!!


ザクザク。ザクザク。
何がとれたかな?


よく見えるように入れ物に入れて観察中。


「よし、向こうにも行くぞ!」
と、お父さんも大張りきり。

大量に魚をとってきてくださいました。

あ!いたいた!!
この子です。お目当ての子が見つかりました。


これ、なんだか分かります?
ヤゴっていう虫なんです。
ヤゴって何かの虫の子どもなんですが、知ってますかね?

実は、このヤゴはトンボの子どもなんですね。
背中のところがバリバリっと割れてトンボに大変身をします。
今年の春はなにぶんのんびりしてたので、羽化してトンボになる様子は残念ながらまだ見られませんでしたが、もう少し暖かくなれば次々に羽化が始まります。

「こんな平べったいやつから、トンボが生まれるなんて…やっぱり不思議ですね~」
と、参加されていたお母さんがまじまじとヤゴを見ておっしゃっておりました。



空を飛んでいる虫(この日は気温が低く、あまり多くは出会えませんでしたが)、原っぱにいる虫、木の上にいる虫、土の中にいる虫、水の中にいる虫。
色んな虫をたくさん見ることができました。
みんなの虫を探す目もだいぶよくなりましたね。
おうちの周り、公園のなか。色々なところを探してみると、また違う虫に出会えるかもしれませんよ?
もし、見つけたら「こんなの見つけたよ!」って次のイエティーズのときに教えてくださいね。

来月は川あそびようちえんです。
また来月もみんなでたくさん遊びましょうね。
みんなに会えるのを楽しみに待っています。

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