万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1031 後れにし0932

2013年07月02日 | 万葉短歌

2013-0702-man1031
万葉短歌1031 後れにし0932

後れにし 人を思はく 思泥の崎
木綿取り垂でて 幸くとぞ思ふ  丹比屋主真人

0932     万葉短歌1031 ShuC475 2013-0702-man1031

おくれにし ひとをおもはく しでのさき
  ゆふとりしでて さきくとぞおもふ
丹比屋主真人(たぢひのやぬし まひと)=丹比家主(やかぬし)真人か。「丹比真人家主であれば、天平九年(737)従五位下、鋳銭長官を経て、天平宝字四年(760)従四位下で没した人。…。」 講談社版『万葉集事典』は、見出し語「丹比真人屋主(たぢひのまひと やぬし)」の記事として、「乙麿の父(…)。神亀元(724)二正六上より従五下。…丹比真人家主か。…。」とする。
【編者注】題詞原文は、「丹比屋主真人歌一首」。歌左注は、作歌事情への疑問を記す。
【訓注】思泥の崎(しでのさき=四泥能埼)[=四日市市北]。木綿(ゆふ)。垂でて(しでて=之泥而)。幸く(さきく=好住)。