万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1033 御食つ国0934

2013年07月04日 | 万葉短歌

2013-0704-man1033
万葉短歌1033 御食つ国0934

御食つ国 志摩の海人ならし ま熊野の
小舟に乗りて 沖辺漕ぐ見ゆ  大伴家持

0934     万葉短歌1033 ShuC478 2013-0704-man1033

みけつくに しまのあまならし まくまのの
  をぶねにのりて おきへこぐみゆ
大伴家持(おほともの やかもち)=題詞原文には、「大伴宿祢家持」。第403歌参照。
【編者注】「狭浅(ささ)の行宮(かりみや)にして、大伴宿祢家持が作る歌二首」の第二首。
【訓注】御食つ国(みけつくに=御食国)。志摩の海人(しまのあま=志麻乃海部)。ま熊野(まくまの=真熊野)。小舟(をぶね=小船)。沖辺漕ぐ(おきへこぐ=奥部榜)。