万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1061 咲く花の0958

2013年07月28日 | 万葉短歌

2013-0728-man1061
万葉短歌1061 咲く花の0958

咲く花の 色は変らず ももしきの
大宮人ぞ たち変りける  田辺福麻呂

0958     万葉短歌1061 ShuC519 2013-0728-man1061

さくはなの いろはかはらず ももしきの
  おほみやひとぞ たちかはりける
田辺福麻呂(たなべの さきまろ)=作者名はない。第1048歌参照。
【編者注】第1059歌(長歌。題詞読下しは、「春の日に、三香の原の荒墟を悲傷(かな)しびて作る歌 并せて短歌」)への「反歌二首」の第二首。
【訓注】咲く花の(さくはなの=咲花乃)。色は変らず(いろはかはらず=色者不易)。ももしきの(百石城乃)。大宮人(おほみやひと)。たち変りける(たちかはりける=立易奚流)。