知足

自然と共に素敵に生きたい

中秋の名月

2007年09月25日 | 宇宙

今日は中秋の名月

早めに仕事を切り上げて、おだんごを買って、月夜を楽しもうと思ってます。

ちなみに今年の「中秋の名月」は満月の夜ではなくて、満月の2日前になるみたいですね。

 


皆既月食

2007年08月29日 | 宇宙

 

満点の星空に

遥かなる落雷で浮かぶ富士の山

緑に輝くすすきから鈴虫が鳴く天竜川で

ぼんやり、ゆらゆら、ゆらゆら、揺れる

紅のお月様

ほっと一息入れるひと時かな

 


おぼろ月夜

2006年07月14日 | 宇宙

 最近出張続きでなかなか平日の夜にヨガに行くことが出来なかったのですが、昨日は久しぶりに「ハタヨガ(ソフト)」に参加してきました。

 夜のクラスなので、ソフト(リラックス系)のヨガだったのですが、始まるとすぐに全身から汗が噴出してきました。毛穴という毛穴が全開し、身体に溜まった熱を発散させようと汗がまさに噴出してきます。Tシャツから短パンまでまさにずぶ濡れ。人間の身体の80%は水分と言いますが、それを肌で体感できて、その事にちょっと感動してしまいました。

 今週に入って熱帯夜が続いていますが、暑いだけでなく、湿度が高いのでなかなか汗も蒸発していきません。中学の時に習った「飽和水蒸気量」という言葉が脳裏に浮かんできました。汗の蒸発による余分な熱の発散ができなくなると熱射病になったりするので危険です。そんな湿度の高い暑い時こそ、ヨガが最適だと思います。暑いからこそ、充分に汗をかき、そして終わった後には、お水をたくさん飲む。ヨガは、汗をかくだけでなく、呼吸を整え、暑さで弱りぎみの肝機能を高め、代謝もよくなります。

 ヨガ教室を出るとすっかり外は真っ暗。むっとするような空気は熱帯そのもの。でもこの重たい湿った空気もそれはそれで結構いいもんだなぁと思いました。

 ふと見上げるとその熱帯の夜空には、水蒸気がぐんぐん昇って、綿菓子のような雲ができていました。そして、その雲間からは「おぼろ月夜」が見え隠れしていました。

 なんだか不思議な季節外れの「おぼろ月夜」を茫然と眺めていると、暑さも忘れてすがすがしい気分になれました。

 


満月

2006年04月14日 | 宇宙

今夜は満月ですね。
東京は晴れているので、今夜は見れそうです。

 お月様って、いろいろなことに影響していると言われていますが、ヨガでは(特にアシュタンガヨガなどハードなヨガ)では、新月と満月の時にはお休みすることになっています。
 これは、月の影響で潮が満ちるのと同じように、満月は私たちの気を満潮にしていき、生命エネルギーが高まることで、気が散って集中できなくなるため、ハードなヨガは避けた方がよいと考えられているからだそうです。

 よく満月の日には犯罪が増えるって言いますよね。狼男も満月の日に変身するし、、、。確かに、満月を見ていると元気になるというか、ちょっとハイになったりするような気がします。

 女の人は、骨盤の開閉が月の満ち欠けと関係しているという話も聞いたことがあります。もちろん生理も関係しているし、PMSだって関係している、、、、なんと出産も満月の日が多いという話もあるそうです。
すっごく神秘的な話ですね。

 その他にも吸収がよくなるため満月の日に食べ過ぎると太りやすいとか、地球の自転速度、地震や火山の噴火、交通事故の増加とかにも影響している説もあるようです。

 ヨガの呼吸法(チャンドラ呼吸法)では、左の鼻は月の道(陰)、右の鼻は太陽の道(陽)となっています。

  • 左の鼻で息を吸うと気分が落ち着き、リラックス出来る。
  • 右の鼻で息を吸うと興奮し、体温が上がる。テンションを上げたい時には、右の鼻。


 今夜は団子でも買って、月見をするのも良さそうですね。

 


HOME STAR

2006年01月26日 | 宇宙

「HOMESTAR」を買ってきました。

大平貴之さんが小さい頃からの夢を諦めず作り上げたホームプラネタリウム。約1万もの星を投影することができるということで、前からすごく欲しかったんです。

新宿の高島屋で買って帰り、さっそく家のリビングで投影してみました。
部屋の電気を消し、しばらくして目がだんだん暗さになれてくると、みるみる星が増えてきます。以前富士山に登ったときに見た満天の夜空とそっくり。。。
思わず見とれてしまいました。

全天が一周する日周運動機能がついているので、春夏秋冬の星空を楽しめ、しかも解説書と解説用CDがついているので星座も覚えられるし、、、今晩も星空を見ながらぐっすりお休みしよーと。。。


1/fゆらぎ

2005年06月20日 | 宇宙
昨日、佐治晴夫教授の講演を聴いてきました。

 佐治先生との出会いは、10年前に受けた大学での講義でした。物理の授業として非常勤で来られていた先生の授業は、最初の10分間必ず雑談で始まりました。宇宙のこと、地球のこと、未来のこと、過去のことを物理や数学的な視点で語られるこの10分間は、ファンタジックでロマンに溢れ、いつも佐治ワールドに引き込まれて病みつきになっていました。

 久しぶりの佐治先生のお話は、あの頃と変わらず、いやそれ以上にロマンとユーモアに溢れ、とっても楽しかったです。一言一言の言葉の響きに隠された哲学的、文学的、そして科学的奥深さに、思わず鳥肌が立つ思いでした。

 「科学を詩で語ることができて初めて科学者だ」とおっしゃる佐治先生。世界的に著名な物理学者でありながら、パイプオルガンによるモーツアルトのコンサートを行ったり、小学校で特別講師として科学を教えていたり、宇宙的視点にたった平和活動を行っていたり、科学と芸術との学際的新分野「数理芸術学」を提唱したり、、、好奇心旺盛なまさに子供のような目をしていらっしゃる先生は、なんと今年70歳になられるそうです。でも、「青春とは年齢ではなく、心が若いこと」とおっしゃる通り、70歳にしてまさに青春真っ盛りといった感じでした。

 講演では、音楽の話、身近な出来事に含まれている数学の面白さ、思うことと考えることは別であること、今の教育に欠けている「考える」ということの意味、1/fゆらぎのお話、宇宙の始まり、ETのこと、そして小学2年生からのラブレターの話、、、、つぎから次へと楽しいお話が飛び出して、会場中がおおきな渦をまいて、佐治ワールドに引き込まれていました。

 講演で特に印象に残ったのは、「すべての物事は、表裏一体となって存在していることが宇宙的、物理的見地から明らかである」ということです。よく言われることではあるけれど、ついつい普段の生活の中では忘れてしまい、そのために視野をずいぶん狭めてしまっていますよね。

 また、般若心経をサンスクリット語から直接「物理の視点」で訳されたというお話にはびっくりしました。万有引力から特殊相対性理論、一般相対性理論を経てハップルによって「宇宙には始まりがあり、今も膨張し続けている」ということが科学的に分かっている21世紀の現代において、宗教の中で語られてきた宇宙の世界がいよいよ科学の言葉で明らかになろうとしていることの凄さを想像すると身体が震えてきてしまいました。

 また地球環境問題についても今私たちに求められていることは、「自分たちも環境の一部だということをしっかり認識すること」と言っていました。確かに私たちは環境問題を自分自身の事とは切り離して考えているところがありますよね。

 人生に岐路があるとしたら、もしかしたら今回の講演が私にとっての岐路になるような気がしました。身近な自然が破壊されていくことに心を痛めた私は、環境問題に興味を持ち、地域の問題から日本の問題へ、日本から世界へ、世界から地球的視点へ、そして宇宙的視点へと、小さなきっかけがどんどん大きくなっていくことに戸惑いとなんとも言えないわくわくする想いを感じています。


雨あがり

2005年06月01日 | 宇宙
  しゃーしゃー すーぅ、すー
  雨あがりのしずくをすって
  五月のみどりが楽しんでいる

  天から降ってきた太陽のめぐみを
  こころのそこから楽しんでいる

  わたしもみどりも地球も宇宙も


つつじが咲き誇る5月、雨あがりの道を歩いていると新緑のなんとも心地よいにおいがして、心も身体も癒される思いがしました。東京の雑多の中にあっても自然のエネルギーはそこらに満ち溢れているのですね。

考えてみれば、私もあなたも虫も木も、土もお茶碗も家も自転車も、みんな宇宙のかけら。みんな同じ宇宙のかけら。137億年の時をかけて作られた宇宙のかけらなんですよね。宇宙のかけらである私たちが、宇宙自身のことを考えるって、ほんと不思議な感じがします。