12月16日、いよいよ上棟の日がやってきました。
天気はまずまずの曇り空
でしたが、気温は低め。朝8時から開始と聞いていたので、ちょっと早めの7時半過ぎに現場に行くと、もうとっくに作業は開始していて、クレーン車で荷揚げした柱を次々にサクサクと手際よく立てていました。
まず驚いたのは、大工さんの人数。クレーン車を操っている人も合わせると総勢15人にもなります。しかも普段は棟梁を勤めているような人がなんと3,4人いるとのこと。棟上がこれだけの人数で行われるとは想像もしてなかったです。おそらく大手のプレカットで建てる家では大工がこんなに集まるなんてことはないのでは?と思います。
トラックから次々にクレーン車で運ばれる材木。今年の4月に厚木の伐採現場まで家族で見学に行き、また吉岡木材さんのところで加工「刻み」されるところも見学しに行った木材なので、既に愛着が沸いていて、組みあがっていく姿をみて、じーんときてしまいました。

上棟の中でもメインイベントと言ってもいい「大黒柱」を建てる時は、やはり大工さんも苦労されているようでした。この大黒柱も家族で力を合わせて皮むきをしたものなので、まっすぐ立ち上がった時には、感動しました!他の柱とは明らかに違う圧倒的な存在感。まさに、我が家の大黒柱として、支えてくれそうです


神奈川エコハウスさんの拘りの一つが、兎に角、柱の数が多いこと。軸組み工法でもこれだけの数の無垢材を使って建てるのはあまりないと思うので、ホント贅沢ですし、すごいことだと思います。いや~、ホント感謝です。
それにしても、これだけの数の木材を素晴らしくテキパキと、どんどん組上げていく大工さんは、まさに職人技。めちゃめちゃカッコイイですね。




お昼過ぎには、2階も完成。午後からは屋根部分です。

この高さになるとさすがに怖いと思うのですが、組みあがった板の上を全く問題なく移動する大工さん。んんん、、、すごい。

屋根の野地板も無事に張り終えて、ほぼ時間通りに作業が終了しました。朝には全く形がなかったところに一日で組みあがってしまうと、なんだか不思議な感じがしますね。学校帰りの小学生が、「おお、、すご~い!」と歓声をあげていました。
最後は、棟梁と一緒に「四方固め」の儀式を行いました。建物の四隅に米、塩、お神酒を供え、工事の安全、家内安全を祈念しました。
土地探しをし始めてからほぼ1年。何度も設計の打合せに足を運び、一つ一つ積み上げてきたものが、こうして形になるのを見ると、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。3月の完成が楽しみです。