知足

自然と共に素敵に生きたい

南山ハイキング

2009年08月08日 | 環境イベント

8月16日 FoE東京で南山ハイキングを企画しています。

東京都 稲城市の南山は、新宿から30分 280円で行ける 本当にすばらしい自然が残る里山です。是非ご参加ください!!

詳細は、FoE東京Home Pageまで

 


ライフスタイルフォーラム2008♪

2008年11月03日 | 環境イベント

 新宿御苑で行われたライフスタイルフォーラムに「MAKE the RULEキャンペーン」のボランティアとして参加してきました。
 「MAKE the RULEキャンペーン」の呼びかけ人の一人、登山家&生涯スキーヤーの三浦雄一郎さんのトークショーがあったり、オーガニックショップが出展していたり、、、秋晴れの暖かな陽気の中、すごく楽しいイベントでした。

 「MAKE the RULEキャンペーン」としては、ステージで三浦雄一郎さんのトークショーを行ったり、「未来をつくるカリスマブロガーが描く2020年」と題してミニトークをやったり、主に子供たちを対象に「シロクマTシャツをつくろう!」というワークショップをやったり、MAKE the RULEキャンペーン実行委員長のシロベェ(白くま)が登場したりと、かなり盛り沢山な内容で、ボランティア参加者もいっぱいいて、楽しみながらキャンペーンの宣伝が出来てすごく良かったです。

 環境問題の中で、今だれもが心配している一番の関心事としては、地球温暖化問題であることはほぼ間違いないと思います。世界中で、角界で温暖化対策へのアクションが起こり始めているのも事実なわけで、それでいて、いったい何をするべきなのか、はっきりしないのも温暖化問題の特徴的な面だと思います。

 そんな中で「Make The Rule」は、日本としては、いや世界の中でも画期的とも言える運動だと私は捉えています。

 よく、世界を旅しているとアジアの中でも日本が、21世紀において真に平和で調和の取れた世界を実現するために、ものすごく大事な役目を持っていると言われることがあります。
 また私自身も日本の将来を考えた時に日本から世界に対して発信することの重要性をひしひしと感じることがよくあります。

 そんな大きな意味をこの「Make The Rule」に込めるかどうかは別としても、このキャンペーンの目指していることは、日本にとってすごく重要な意味を持っていると感じていて、何としても成功させたいと思っています。

 キャンペーンを成功させ、温暖化対策のきちんとしたルール(法律)を成立させるためには、とにかく運動を広めることが重要ですし、また着実に「MAKE the RULE」の反響も大きくなってきているように感じているので、このムーブメントをどんどん大きくしていき、そして日本から世界をリードするような行動をみんなで起こしていきましょう!!!!


清掃登山

2008年10月12日 | 環境イベント

●一日目
心配された天気も土曜日の午前中には回復し、天気にも恵まれ、参加者10人で楽しみながら清掃&登山を行うことができました。

3連休ということもあって、奥多摩駅からのバスも登山客で満員。
9時30分、鴨沢口登山道から「いざ登山開始!」

深緑の森の中を"わいわい""がやがや"おしゃべりをしながら、ゆっくりと登っていく。

登山道には、缶や飴の袋などのごみがところどころに落ちていて、気がついた人が拾ってはリュックに結びつけたごみ袋に入れていく。

今回の登山では、FoE東京の会員でもある東京都のレンジャーのNさんとNさんの紹介で環境省のレンジャーさん2人にも参加して頂きました。

途中、奥多摩の自然のことや熊に遭遇した時の対処の仕方などについて教えてもらったり、また狼がいなくなったことで生態系のバランスが崩れて鹿が増えてしまい、食害の被害が出ていることなど、、、いろいろと勉強になる話しを聞きながら、参加者みな楽しみながら登山が出来ました。

また、Sさんの紹介で来られた"トモ"さんは、登山ガイドをされていることもあって、というより場を盛り上げるムードメーカーとして?大活躍してくれま した。

標高が高くなっていくと、周りの木々も黄色やオレンジに色づいていて、紅葉も楽しむことが出来ました。

そんな具合にのんびりとごみ拾いをしながら7時間近くかかって登り、山小屋(雲取山荘)についた頃には暗くなりかけていました。

雲取山荘に着くと、山小屋のご主人 新井さんが、レンジャーさんと知り合いということもあって、「ビールか日本酒をサービスするよ!」と、なんとも気前の良いお言葉を頂き、喉が渇いていたのでビールを頂くことに。

一人一本ビールをもらって大部屋に入って少しすると、お酒もサービスするよ!と一升瓶もサービスしてくれ、、、更に、"熊よけの鈴"やら"オリジナルの袋"やら"動物や植物の名前の入ったカード"やら、次から次へとサービスのオンパレード。
ご主人の気前の良さにびっくりでした。

美味しいご飯を頂き、コタツを囲んで歓談して、予告どおりに9時きっかりに消灯!


●二日目

朝4時、周りがごそごそし始め、眠いよ~と言いながら皆さん起床。

外はまだ真っ暗。とりあえず、トイレに行こうと外に出ると、満天の星空が、、、
そして、地平線には眠らない東京の夜景が、、、涙が出るほど美しい天体ショーに感激!!

5時半ぐらいには、ご来光も拝むことが出来て、参加者全員あまりの美しさに言葉もなく、見とれていました。

今日もいい日になりそう。。。

山小屋から5分ぐらいのところにある今は使われていないヒュッテのそばにごみが大量にあるというレンジャーさんの指摘から、まずはみんなでごみ拾いをすることに。

空き缶、ビニール、乾電池、割れたお茶碗、ビン、歯ブラシ、スリッパ、、、、出るわ出るわ!その殆どが、20年以上前と思われるごみばかり、、、土の中に埋まっているごみは、いったいどれぐらいあるのだろう!?

なんでも昔の登山のガイドブックには、こんなコラムが載っているのですよとレンジャーさんが教えてくれた。

「最近の登山者はマナーが悪くなって、ごみを埋めずにそのまま残していく人が多くなった…」と。

「ごみを埋めて帰る」ことがマナーだったのです。

と言うことは、今私たちが普通だと思っていることが、20年、30年先には、若い世代から「あの頃の常識はとんでもないねぇ、、」と言われるかも知らないってことなんですね。

おそらく、大量消費社会とか石油に依存した経済とか、森林伐採とか、今は普通のことが、未来では普通でなくなっているかも知れないのですね。

そんなことを考えながら、皆さんもくもくとごみ拾いに専念する。そして、あまりに沢山のごみのため、今回は自分が持って帰れる分だけに留めて終了。

山小屋を出発し、30分ぐらいで雲取山山頂へ。標高2,017mの山頂からは、雄大な富士山がど~んっと真正面に見え、遥か遠くには南アルプスや浅間山なども見ることが出来て、皆さんかなりハイテンションに。

改めて登山の最大の魅力とも言える山頂からの雄大な景色に、皆さん感激しまくりでした。

行きは、鴨沢ルートから登り、帰りは三条の湯ルートから下山しました。
途中、三条の湯の山小屋の前でお弁当を頂き、帰りも"わいわい""がやがや"いろいろな話をしながら下山し、バスで奥多摩駅へ。

奥多摩駅の近くの奥多摩管理センターで集めたごみを分別して捨てさせてもらいました。

大自然を満喫し、知り合った仲間とのおしゃべりに花が咲き、レンジャーさんから貴重なお話を聞き、星空を眺め、日の出を見ながら心をリフレッシュさせ、そして何よりごみを拾って、少しでも山を綺麗に出来たという達成感を味わうことができた、本当に素晴らしい清掃登山でした。

「またやりましょう!」という嬉しいリクエストも頂きました。次回は、新緑が美しい春にやるのもいいですね。

皆さん、本当にありがとうございました。


記者会見

2008年08月06日 | 環境イベント

地球温暖化防止のための「新しいルールを作ろう!!」との呼びかけで始まった「Make The RULEキャンペーン」の記者会見の様子がYou Tubeに掲載されましたので、紹介しておきます。

MAKE the RULE キャンペーン キックオフ記者会見 2008年8月1日

実は、私も記者会見に参加しました。&この映像は、私の親友のT氏にお願いして作ってもらったものです。ホント大感謝です。

皆さんも是非、このキャンペーンに参加して、私たち市民の声で政治を変え、地球温暖化をくい止めましょう。

 


Make The RULEキックオフ

2008年08月02日 | 環境イベント

 

 「1990年度から比べて6%削減する。」と聞いて、殆どの方は「京都議定書」で日本が約束したCO2削減のことだとすぐ分かるのではないでしょうか。

 地球温暖化による影響は、私たちの普段の生活の中でもはっきりと分かるようになってきました。

 私たちが、車を運転したり、TVや冷蔵庫や電子レンジを使うたびに排出される二酸化炭素(CO2)によって地球全体が温暖化している。
 そして温暖化することで起きる自然現象の威力は私たちの想像をはるかに超え、甚大なものになってきています。
 このことは、既に誰も認めるところの周知の事実だと思います。

 「1990年度から比べてGHG(温室効果ガス)を6%削減する。」

 世界に対して日本が約束したこと。

 しかし実態は、減らすどころか着実に増やし続け、今では約13.7%を減らさないといけない状態になっています。

 でも、どうしてこんなに増え続けるのでしょうか。
 私が環境問題に関心を持ち始めて10年以上になり、日々無駄な電気を使わないように心がけ、車も売り、電車や自転車を使う生活に切り替え、生ごみはコンポストへ、熱帯夜でもクーラーはなるべくつけないでいるのに、、、個人差はあってもおそらくCO2を出さないように心がけている方は、かなり増えてきていると思うのですが、それでもCO2は減らない、、、

 私たちがCO2を出さない生活スタイルに切替えていくことは、それはそれで非常に重要です。しかし、そういった努力をいくらやったとしても温室効果ガスの大幅な削減にはなかなか繋がりません。

 では、どうしたらよいのか。それは、私たちの努力が報われるような「国の仕組み、ルールが必要なのです。」
 低炭素社会に向けて着実に社会の仕組みをシフトしていくためのきちんとしたルール、方向性を国が全く示してこなかったために、CO2が一向に減らないという事態になっているのです。

 大量の温室効果ガスを排出している私たち日本人は、地球のため、未来の子供たちために、低炭素社会へ早急にシフトさせることがとても重要です。低炭素社会を私たち自身が作り上げていくために、今こそ「社会を変えるルール」が必要だと思います。

 「Make The RULE」キャンペーンは、私がボランティアでお手伝いしているFoE Japanと関連団体が主催する「政治を変えるムーブメントを作る」キャンペーンです。

 是非、皆さんいろいろな形でこのキャンペーンに参加してください。

 「水と空気は、タダ」と言われた時代がありました。
 コンビニで水を買う時代は、とっくに訪れています。
 そして、「タダでCO2を出していい時代も、もう終わったのです。」

 

 


キャンドルナイト

2008年06月20日 | 環境イベント

今年もキャンドルナイトの季節がやってきました。
もうすっかり定着しつつあるキャンドルナイト、夏至の日、6月21日夜、8時から10時の2時間、今年はどう過ごそうかなぁ、、、、

電気を消して、スローな夜を!
『100万人のキャンドルナイト2008』

もう一つ今週末のイベントを紹介。
2008年6月20日、「世界難民の日」を記念して『第3回難民映画祭』が今日からやっています。なかなか日本人には難民の問題は身近に感じることができないかも知れないですが、この映画祭で何かのきっかけになるかも知れないですよ。。。

『第3回難民映画祭』

日程:

2008年6月20日(金)「世界難民の日」-27日(金)
入場料: 無料 (お席に限りがありますので予めご了承下さい。)
会場: ドイツ文化センター
セルバンテス文化センター東京
イタリア文化会館
東京日仏学院
NHK みんなの広場 ふれあいホール

 


G8に向けて(1)

2008年05月25日 | 環境イベント

 G8サミットを目前にし、G8環境大臣会合に向けたFoE主催の国際市民フォーラム「バイオ燃料・森林減少防止は気候変動対策となるか?~先進国の役割と責任」に参加してきました。

 2日間に渡って、非常に難しく、複雑な問題に対して白熱した議論が交わされました。私自信、知らないことも多数あり、とても勉強になったと同時に問題の深刻さ、複雑さから「これは生半可な問題ではないなぁ、だからこそ緊急にどうにかしないとまずい!」と強く思いました。

 自分の頭を整理する意味でも、話しあわれた内容を列挙しておきたいと思います。

 なおこのフォーラムを受けて、主催団体からG8環境大臣に向けて大会宣言が出ています。詳細は、下記を参照ください。
FoE HomePage:http://www.foejapan.org/news/doc/080416.html

●1日目『バイオ燃料は気候変動対策か?』

  • バイオ燃料が、ブームとなっている。
  • EUは、2020年輸送用燃料の最低10%をバイオ燃料で賄うことを目標に掲げ、アメリカは2022年までに20%以上、日本も2010年までに0.7%賄うとしている。
  • インドネシア、マレーシア、ブラジルなどの生産国も増産に乗り出している。

その一方でこうした過熱気味のバイオ燃料に対して、持続可能性への懸念が指摘されている

  • エネルギー収支上無意味
  • 土地利用の競合
  • 生物多様性の消失
  • 社会的影響

そういった批判をうけて見直しを行う動きもある。

  • ドイツは、バイオ燃料使用車増加計画、エタノール比率の引き上げ中止
  • イギリスは、2010年以降のバイオ燃料政策決定にバイオ燃料による間接影響などの見直し

懸念される熱帯雨林の減少の例として、インドネシアにおけるパーム油農園を紹介された。

  • 現存する熱帯雨林の10%がインドネシアに存在し、
  • 生物多様性からも熱帯雨林はとても貴重である。

にも関わらず、熱帯雨林が広がるインドネシアにおいて、

  • バイオ燃料政策(インドネシア政府)として大規模農地化、森林の農園への転換、非生産的森林の植樹を進めている。

その結果、

  • 森林伐採
  • 伐採林と劣化林の農園への転換
  • 森林火災、土地火災
  • 泥炭地の排水汚染
  • 農薬問題
  • 先住民との対立

が発生している。

特に泥炭地の農園化、泥炭地の破壊はいろいろな問題を引き起こしている。

  • 泥炭地は、食物遺骸が有機質土を形成したもので地球全体で泥炭地は二酸化炭素換算で 2,000Gトン のCO2を固定していて、
  • 地球全体で、泥炭地からの年間排出量は 3Gトン以上で、地球全体の化石燃料からの排出の11%にも相当する。
  • バイオ燃料として泥炭地で生産されたパーム油の燃料は、化石燃料使用から排出される二酸化炭素の3~10倍を排出し、温暖化を緩和するどころか、温暖化の促進に寄与していることになり、
  • 新規パーム油農園の50%以上が泥炭地に計画されている現状を考えると
  • 森林減少や火災の要因にもなる泥炭地におけるパーム油農園等の開発は、即停止するべきである。

こういったバイオ燃料の需要を考える際には、地球上の限られた土地への需要ということも考える必要がある。

土地への需要に対する問題点としては、

  • 需要逼迫する食料生産
  • 紙の需要と植林の拡大
  • 油糧、燃料作物の拡大

などがあり、

  • 生態的な土地利用の制約
  • エコロジカルフットプリント
  • 生物多様性への影響
  • 蓄積炭素への影響
  • 水資源への影響
  • 社会的土地利用の制約(地域社会、原住民への影響、安全保障問題など)

を充分に考慮する必要があり、問題は複雑で多岐に渡っている。

つまり、

  • 生態的にも社会的にも土地利用への圧力を緩和する努力が急務である。
  • 不公正な土地利用、食料配分は社会に深刻な問題を引き起こす可能性がある。
  • 限られた土地の利用は、食料生産、安全な水資源の確保を最優先とする必要がある。
  • バイオ燃料による僅かな温室効果ガス削減に投資するより、気候変動により悪化する食糧、水の安全保障リスクの増大に備えるべきである。

こういった内容について、プレゼンと質疑応答、パネルディスカッションが行われました。
そして、最後にG8環境大臣会合への提言(大会宣言)を行いました。

二日目は、『森林減少による炭素排出と気候変動』について、初日に引き続き喧々諤々し、議論を深めました。

つづきへ


G8に向けて(2)

2008年05月25日 | 環境イベント

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●2日目『森林減少による炭素排出と気候変動

 簡単に概要を列挙しておきます。

  • 残された原生林は、8千年前の2割しかなく、世界全体で2000年~2005年の1年間に730万ヘクタールが純減少し、その多くが熱帯雨林諸国によるものである。
  • このような森林減少に対して、地球サミット以降、15年もの議論がなされたが有効な効果策がなかった。

その劣化の要因を列挙すると、

  • 商業伐採
  • 森林開発
  • インフラ開発
  • 違法伐採
  • 土地の転換(農業開発など)
  • 焼畑スタイルの変化
  • 地域コミュニケーションにとっての森林価値の低下
  • 地元経済の変貌
  • 人口増加
  • 外部資本の流入
  • 森林ガバナンスの低下
  • 貧困

などなど、様々な問題が絡み合っています。

その中でも特に問題なのは、

  • 違法でも安い木材を求める国際市場
  • 木材・紙資源・熱帯産品への需要の急増
  • 破壊的開発への資金供給

などがある。

一方で熱帯雨林に暮らす住民にとって森林は、

  • 生活、経済の基盤であり、森林を利用しながら保全してきたが、
  • 植林事業、開発などによる土地の「囲い込み」が起き、
  • 地域コミュニティと森林の関係の変化により、森林の位置づけが低下し、また
  • 貨幣経済化によって現金収入の必要性が増大したことから違法伐採が助長されている。
  • こういった森林減少、劣化の複雑な要因の理解が必要であり、
  • 木材、紙、パーム油などの需要急増などを制御することが急務である。

一方で地球温暖化対策としてREDD「途上国の森林減少、劣化に由来する温室効果ガス排出の削減」がCOP13から検討が始まった。

REDDは、

  • 土地利用変化のため、森林から多くのCO2が放出されていて、森林減少、劣化を防ぐことでCO2排出を減らすことができる。
  • 森林減少、劣化を止めるコストは、他の様々なメカニズムでCO2排出を抑えるコストより少なくてすむ。

と期待される一方で実施にあたって注意する必要があるのは、

  • REDDの目的を気候変動のみにするのではなく、コ・ベネフィットも十分考慮する。
  • REDDの資金が村落共同体に対して支払われる体制の確立。環境サービスへの支払い。地域住民の権利を奪わない第三者機関による監査制度の設置
  • 政府単独の実施ではなく、援助機関・NGO・民間企業・地域住民など様々なアクターを包含した議論を行う。
  • REDDプロジェクトとして、村落共同体や地域住民による森林管理にCO2削減の要素を取り入れたプロジェクトを実施する。

といったことが重要である。

「森林を守る」といっても誰のために守るのか、何を守るのかによって結果は全く変わってくる。従って、

  • CO2排出削減のための違法伐採に対してのみを考えるのではなく、地元住民の権利や住民が求めていることも十分に考慮するべきで、
  • 貪欲な先進国の市場経済主義の考えだけでなく、生物、人々の暮らし、文化や宗教、など世界の多様性を認め、共存していく方法を考えていくことが重要である。
  • エコロジカルフットプリントを考え、需要をどうコントロールするか
  • 政治の腐敗を是正し、先住民の権利を保証し、原生林が持っている多様な価値を正しく評価することが求められている。
  • 今後の世界的な方策に対しては、議論の場をOpenにして、過去何故うまくいかなかったかを十分に検証した上で進めていくことが大事である。

 講演を聴いていて、地元住民、原住民の自給的生活スタイルを市場経済主義で推し進めることがあってはならないと感じました。

 二日目の議題に対してもG8環境大臣会合宛に大会宣言が行われました。詳細は、FoEのHomePageを参照ください。

 二日間に渡る白熱した議論は、かなり頭をフル回転させられ、頭の中を整理するのも大変だったのですが、最後のパネルディスカッションの前にFoEの中澤さんが6人のプレゼンのまとめを行っていただいたお陰で大分整理できました。

 恵まれた国に住む私たちの生活は、必ずどこかで世界で起きている問題と繋がっているということをしっかりと認識し、熱帯雨林など世界の森の破壊に繋がる開発に対して是正を促し、自然も人々の暮らしも政治も経済も全てにおいて持続的な共存共栄できる世界の実現を目指して皆で頑張っていきましょう。


未来も過去も遠くの国も、、、

2008年04月21日 | 環境イベント

Earth Day Tokyo2008に参加してきました。

今年は、FoE Japanのボランティアスタッフとして参加したのですが、展示内容を考えるところから関わったこともあり、これまでで一番充実した思い出深いものになりました。

「未来も過去も遠くの国も・・・どこかで私とつながっている」

環境問題を他人事ではなくて、もっと身近に感じてもらい、一緒に取り組んでもらう仲間を増やそう!、、というのが、FoE Japanの今年のテーマ。

FoEの活動内容を分かりやすく紹介するために、「紙芝居」「パネルや模造紙の展示」「ポストカード展示販売」「ウデヘ族のフェアトレード品の展示販売」を行うことに決め、事務局スタッフとボランティアとで1ヶ月前ぐらいから準備しました。

また私自身、FoEの活動内容を理解してないとお客さんに説明できないと思ったので、FoEのHome Pageを読んだり、スタッフの人と話をしたりして、FoEの活動内容をいろいろと調べました。そしてFoEのことを知れば知るほど、FoEのすばらしさを実感し、もっともっと関わっていきたいという想いでいっぱいになりました。

当日は、環境問題について真剣な眼差しで接してこられるお客さんと接することで、たくさんの勇気とか希望をもらったような気がします。

  • 砂漠緑化に参加したいと、申し込み方法の問い合わがあったり、
  • 里山について興味を持たれた方がいたり、
  • ドイツスタディーツアーのことを知っていて興味を持っていますというお客様がいたり、
  • きちんとリサイクルされている再生紙の見分け方を聞いてこられたお客様がいたり、

どのお客様もとても真剣な目をしていて、そして、お客さん一人ひとりの”想い”が、みんなどこかで繋がっているなぁーと感じました。

「未来も過去も遠くの国も・・・どこかで私とつながっている」ということだと実感しました。

今回のボランティアで知り合えた仲間もホントに素晴らしい方ばかりで、問題意識もすごく高く、みんな一生懸命で、話をしていてすごく刺激になりました。良い仲間と知り合えるのもボランティアの魅力だと思います。

 


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プロフィール

自己紹介
1974年生まれ。
LOHASな暮らしが好きな、ヨガ大好き、スキー大好きなシャイな男です。

ヨガで好きなポーズは、烏のポーズ。
好きな言葉は、行雲流水。流れるままに生きたい。。。

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