知足

自然と共に素敵に生きたい

東京マラソン

2007年07月25日 | その他

 先日、ランニングシューズを買いに都内のスポーツ専門店に行ったら、来年の「東京マラソン」の出場者募集のポスターが目に入り、衝動的?に申し込むことにしました。

 毎朝 約5km のランニングが日課になっていて、雨が降って走れないと、どうもその日一日が調子悪かったりします。普通の運動靴で走っていたのですが、だいぶ痛んできたのでこの際マラソン用品専門店に行ってみたところ、その辺で売っている運動靴とは全然違うのですね。
 最上級、上級、中級、初級、なんて書いてあって最上級のシューズなんかは、ちょー薄くて軽くて、裏底にはスパイクが着いていて、、、こりゃーとても私のような"成り行きランナー"には無理ということで店の人に相談すると、タイムを狙う訳ではないならある程度クッション性のある中級クラスがお勧めですよ!とのこと。
 それでも普段履いている靴とは軽さが全然違うのですね。実際走ってみるとまるで靴を履いていないような感覚(ちょっと大げさ?)でした。

 「東京マラソン」は来年の2月ですが、もう受付開始なんですね。かなりの倍率らしいので出場できるかは運任せ。出場が決まったら、フルマラソンは未知の世界なので本気で練習しないと、、、、!

 誰か一緒に出ませんか?

 


打ち水大作戦

2007年07月22日 | 環境イベント

 江戸時代から伝わる「打ち水」がにわかに注目を集めているようです。

今年の夏は猛暑になるかも、、、
ヒートアイランド現象は最近は都会に限った話ではないという話も、、、
地球温暖化は、異常気象をもたらし、地球が暑くなっているのが実感できるようになってきました。。。

そんな危機感から始まったのが「打ち水大作戦」。打ち水は水が気化する際に熱を奪うことで気温を下げる効果があるそうです。とってもシンプルなこの活動ですが、フランス・パリでも行われ、また「世界水フォーラム」でも取り上がられたそうです。

 行う時の注意としては、水道水を使わないこと。水を二次利用することだそうです。浴衣を着て朝と夕方に打ち水をするなんてのも風情があっていいかも知れないですね。

 


ap bank fes'07

2007年07月17日 | 環境イベント

ap bank fes'07 に参加して来ました。

 台風の影響で土日の開催を断念し月曜日1日だけの開催となってしまいました。アーティストやイベントスタッフ、出展しているお店やボランティアスタッフ、そしてお客さん、たくさんの人が心待ちにしていただけに残念ではありましたが、一日だけでも開催できてほんとよかったと思います。

 ap bank fesは、環境問題や平和をテーマにしたコンサートイベントですが、環境関連のブースやオーガニックフードショップも出展していたり、私が参加した A Seed Japan などのNGOが参加していたり、、、そして何より来ているお客さんの環境や平和に対する意識が高いので、会場がすごくピースな雰囲気に包まれていると感じました。

 特にすごいと思ったのは、イベント終了後片付けのためにお客さんがいなくなったステージに入った時、そのあまりの綺麗さに驚きました。これから後片付けをしようとしているのにごみ一つ落ちていないのですよ。大きなイベントでは必ず散乱したごみの山を目にするのはいわば当たり前だと思っていましたが、一人ひとりの心がけ次第でこんなにもクリーンになるのだと感動してしまいました。
 もちろん、A Seed JapanというNGOが、150人近くのボランティアスタッフを集め、ゴミ袋の配布や分別収集の呼びかけをし、スタッフがごみを拾うのではなく、来場者に参加協力してもらうようにナビゲートするという活動の成果でもあると思います。

 環境関連のイベントに参加するたびに思うのは、何万人もの参加するイベントでありながら、参加者の意識が確実に変わってきていると感じることです。加藤登紀子さんもステージで言っていました。「20世紀、悲惨な戦争があり、今もどこかで悲惨なことが起きている。」「しかし、21世紀が始まって7年目ですが、今は20世紀の後始末をしている」そして、「21世紀は、必ずピースな世紀になる。」っと、、、

 最高の生ライブを聴きながら新たに知り合った仲間と共に笑いながら、しかも真剣に取り組んで流した汗は、ほんとに気持ちがいいものです。また来年も参加したいと思っています。

P.S.
一緒に活動したボランティアスタッフの皆さんへ
 写真ですが、、、、申し訳ありません。メモリースティックが壊れてしまい撮れていませんでした。本当にごめんなさい。
 班長の天然?を筆頭にすごく楽しい班でしたね。またa seedのどこかの活動で会えるのを楽しみにしています。ありがとうございました。

 


心の虫眼鏡

2007年07月13日 | YOGA

先日ある女の子が、「私の顔、好きじゃないなぁ、、、コンプレックスかも、、、」とぼそり。。。

特に女の子が容姿を気にするのは、ある意味ではすごくいいことだと思う。
ヨガの先生もヨガで"内"に眼を向ける分、"外"とのバランスを取るのも大事だよって言っていた。

「私の顔、好きじゃない、、、。」
そうだね、誰でも一度は想うことなのかも知れない。

私の顔が嫌い、、、でも、、私が嫌いなのは顔であって私ではないはず。。。
私は私であって、顔が私ではない。

私達の身体は、ほぼ2年で全ての細胞が入れ替わるそうです。今日の身体は明日の身体と全く同じなんてことはないのですね。
ということは、「私の身体が私自身である」なんてことはないはず。

ここで言っている"私"とは、ヨガでは「プルシャ」と言って、決して変わることのないもの。プルシャは、心「チッタ」を通して顕現するもの。チッタという虫眼鏡を通して、私自身というものを決めているのですよ。

例えば、「黄色い大きなひまわり」を見て、ある人は「心が元気になる。」
でも同じ花を見て、昔の恋人からもらったひまわりを思い出して「泣きたい気持ちになる。」

ひまわりは"ひまわり"で何も変わらない。同じものを見ているのに、ひまわりが美しい花にも悲しい花にもなる。
それは、心の目を通して見ているから。

「心の目を通して全ての世界を見ているということ」
これを頭でなく、心で身体でしっかり認識すると、悲しい気持ち、嫌な気持ちになっても

「これは心の虫眼鏡が曇っているからかも、、本当は悲しいなんてことはないはず、、」

てな具合に気持ちを入れ替えることが出来ると思う。

「あれも欲しい、これも欲しい」という気持ちも同じだと思う。
欲しいものが手に入るとその瞬間は満足し心が満たされるが、次の瞬間には、「次はあれが欲しいなぁ、、」と折角満たされ、落ち着いた心はもう"ふらふら"落ち着かなくなっている。
それでは、いつまでたっても心「チッタ」が平安になることはないよね。

本当の自分「プルシャ」を少しでも意識できると「ああ、心の虫眼鏡を付け替えれば、どんな状態でも自分は幸せで満たされているのだなぁ、」ってことに気づくと思う。
それが、「知足」ということ。

「幸せは既に内にあるもの。」

呼吸に集中し、外に外に向いているチッタを内なるもの、内なる幸せにフォーカスすること、そして気づくこと。
ヨガが"心の科学"と言われる所以はそこにあると思う。

心が開け、満たされてくると、そのオーラが外に出てくる。
「あぁ、あの人、素敵だなぁ、」なんて感じる時は、このオーラを感じて思うのだよね。
それが、人の魅力だったり、恋に落ちるってことだと思う。

心の虫眼鏡をいつもきれいに磨いていれば、少しぐらい落ち込んだり、悩んだりするかも知れないけど、そんな悩みも"ばかばかしくなって"、澄んだ虫眼鏡に着替えて、幸せを感じ、満たされていることに気づくようになる。

心の虫眼鏡を変えると全てが変わる。

   

 


お花畑

2007年07月11日 | 日記

今週、関東ではようやく梅雨らしい天気になりましたね。
先日、通勤途中にお花がすごく綺麗に咲いていて、お花の持つ「癒しの力」ってすごいなぁ、、、なんてことを思いました。

 
 


魚離れ

2007年07月10日 | 料理

 「魚離れ」と最近よく言われていますが、今年の「水産白書」にはその危機感が如実に出ているようです。

 魚離れと言えば、子供たちの話というのはもう昔話なんですね。この10年で30代、40代でも魚介と肉の摂取量が逆転し、50代以上でも魚介類の消費が減っているそうです。

 確かに外食が多くなると魚を食べる機会が減ってくるかなぁ、とも思いますが、魚大好きの私にはちょっと理解できない現象です。

 更に追い討ちを掛けるようなことが「水産白書」には書かれています。

 「かつてなかったような水産物輸入競争が発生しています。その結果、国際価格が上昇し、我が国の輸入業者が価格競争についてゆけず他国にとられてしまういわゆる「買い負け」が起きています。」

 その原因としては、「13億の人口をかかえる中国が魚介食材を世界中から輸入し始め、既にその量は世界水産物消費の3分の1を占め、更に増加し続けている。また米国では健康志向の高まりから需要が増え、EUでも海鮮料理がブームになっている。」というのです。

 先日は、黒マグロや鰻の稚魚の保護から漁獲規制をかけるというニュースもありました。

 遠洋で取れ、食物連鎖のピラミッドの頂点にいるマグロや鯨といった大型の魚を食べるのは牛肉を食べるのと大差がないように思えるのでこの時代にあっては控えるべきかなぁと思いますが、秋刀魚や鰯や鯛や鰊、、、といった比較的淡白なお魚は、お肉に比べると脂肪分が少なく、栄養価にも富んでいて健康によいですし、なんといっても日本食には欠かせない食材ですよね。
 日本近海での漁獲高も減っていて、唯でさえ食料自給率が低い日本にとって、魚争奪戦はまさに危機的状況だと思います。

 それにしてもなぜそんなに日本人は魚を食べなくなってきたのか?大日本水産会調査によるアンケート結果が先日新聞に掲載されていました。

 「日頃の食事で魚介料理より肉料理をなぜ好むか」という質問に対して、「同居する家族が魚介類を好まないから」という回答が一番多かったそうです。また、同居する家族の中で一番魚を好まないのはやはり子供たちのようです。

 味覚は小学校まででほぼ決まってしまい、その後の食生活は幼少の時の味覚が基準となっているなんて話を聞いたこともあります。だとすると、今の30代、40代が幼少のころだった30年前はちょうど経済発展の真っ只中でファーストフード、洋食レストランがたくさんオープンし、金銭的にも食事にお金をかけられるようになったことで牛肉や高級食材が普通に食べられるようになった時期にあたります。その頃、味覚を形成した世代がまさに今の30代、40代なのですから魚離れが高年齢化してきているのも納得できるようにも思います。

    「魚料理より肉料理を好む理由」
  • 同居する家族が魚介類を好まないから
  • 肉より割高
  • 魚介類は調理が面倒
  • 魚焼きグリルを洗うのが面倒
  • 自分が魚介類を好まない
  • 調理法を知らない

 また魚離れのアンケート結果で気になったのは、「調理が面倒、グリルを洗ったりするのが面倒」という理由は、一人暮らしをしているとそういう風に思うこともありますが、料理を作る楽しさ、手料理の美味しさは、そういった面倒をかけてこそ生まれてくると思うのですが、、、、これが今の日本の食生活の現実のようです。

 こういったアンケートを見ていると「食べ物を頂くときに感謝し、拝むこころ」や「食材を生かして美味しく頂く」といった日本の食文化が、毎日の食事からして抜け落ちてきているという悲しい現実があるように思います。
 現に社食で同僚と食事をしていても「社食が美味しくない」といった文句だったり、自分で選んで注文した食べ物を無神経に残したり、何も考えずにガツガツ食べている様子を見ているとなんだか悲しくなってくることもあります。

 ただその一方で「子供たちにはもっと魚を食べさせたい」と思っている母親も増えてきているというアンケート結果もあるようです。
 文化というのは一人ひとりが普段の生活の中で守って行かないとどんどん崩壊していってしまうと思うので、私も普段の食生活をもっと大事にして行こうと思いました。

 


ap bank fes'07

2007年07月07日 | 環境イベント

 今年も「ap bank festival」に参加しようと思っています。

 2年前に初めて参加した時は、フード売り場(天海さん)のボランティアだったのですが、今年はゴミゼロナビゲーションのボランティアとして参加するつもりです。

 「ap bank」は、小林武史、櫻井和寿、坂本龍一の3名が自己責任のもとで拠出したお金をもとにして、可能性ある新しい未来をつくろうとしている環境プロジェクトに融資を行う」という目的で設立された「自然エネルギー、省エネルギーなど環境に関するさまざまなプロジェクトに融資をする非営利組織」です。

 そのap bankが主催するコンサートイベントが「ap bank fes」。実に多くのアーティスト達が賛同し、音楽を通して、環境のこと、地球のこと、平和のこと、人類のこと、、、をお客さんと一緒になって考える素敵なイベントです。

 この素敵なイベントに今年も参加できることに感謝しています。今年も新しい感動がきっとあることでしょう。楽しみです。

 まだチケット売っているようです。3連休、一緒に環境のことを考え、感じてみませんか。

 


新しい文明を築く

2007年07月06日 | 平和について

 五井平和財団の「新しい文明を築く」イニシアティブというアクションの紹介です。

「4つのS」(Sustainability:持続性、Systems:仕組み、Spirituality:精神性、Science:科学)がキーワードとしてこれからの新しい時代を築いていこうという取り組みです。こういうムーブメントが少しずつでも大きくなっていくことで未来は変わっていくことができると思います。

 ⇒紹介ビデオ(「Windows Media Player」)

五井平和財団については、こちらをご覧下さい。


台湾旅行

2007年07月04日 | 日記

 久しぶりの休日を取って2泊3日で台湾旅行"タイピイ(台北)"に高校時代からの旧友(T氏)と行ってきました。

 実質2日ぐらいの旅だったのですが、グルメ三昧。最高においしい旅になりました。
北京ダック、飲茶、台湾料理、フルーツ、、、どれを取っても美味ばかり。台湾は中国を代表する料理が安く、美味しく食べれるのが魅力的ですね。
 それにしてもちょっと食べすぎたかも、、、でも普段ヨガのお陰で粗食しているので、肝臓が強くなっているのか、一緒に行った友達より沢山食べれました。。。(単なる大食いかな!?。。。)

 短い旅行ながらも「龍山寺」「故宮博物館」にも足を伸ばしました。故宮博物館は、中国4千年の悠久の時間の流れを垣間見ることができて、とても楽しかったです。

 龍山寺は、仏教寺院でたまたま行った時がお経を挙げる時間だったこともあって、とても沢山の信者が参拝に訪れていました。参拝者が寺院の周りでお香を持って合掌し、全員でお経を唱える様子は、圧巻でした。
 日本ではあまり見られなくなってしまいましたが、10代の子供からお年寄りまで皆が一新に念仏を唱えている姿を見て、無想の念を感じました。日本の仏教がお葬式仏教になってしまっていると一部で言われていますが、海外のお寺を参拝していると確かに日本のお寺が元気がないのを感じます。日本独自の文化や神学とも結びついた日本の仏教はもしかしたら原点に立ち返るべき時が来ているのかもしらないなぁ、、なんてことを思いました。

 台湾は、経済的にも豊かで、人々の活気もあってとてもいい国だなぁと思いました。日本の領地時代の名残りからか親日的な人も多いのが印象的でした。
 往きの飛行機の中でたまたま隣りだったお爺さん(74歳)とお話に花が咲いて、グルメ情報なんかも聞けたのですが、台湾の歴史について、特に戦前、戦後の激動の時代について実体験を基にしたお話が聞けたことは、今回の旅の中でもすごく有意義なことでした。

 今度行く時は、南の方にも足を運ばせたいですね。