コストを抑えるために、玄関の土間はDIYにしようと思っていて、神奈川エコハウスのAさんといろいろと相談した結果、「タタキ(三和土)」にすることにしました
タタキとは、たたいて仕上げた平滑な面のことで、土で作られた場合に土間というそうです。
いきなり本番というのも怖いので、玄関の一角でうまくいくか試してみました。
まずは、ホームセンターで材料選び。材料は、土、砂、消石灰、にがりと水。
土の種類と砂の分量で色が決まるとのことで、土は、園芸用の「荒木田土」と「黒土」を選びました。
荒木田土は、粘土質の田んぼ用の土で、お相撲の土俵を作る土でもあるそうです。土俵にもなる土で玄関を作るというのも洒落ているかなと思って、荒木田土を選んだのですが、色は黒っぽいのがいいかなということで、黒土も混ぜました。
買ってきた材料をまずは混ぜ合わせ、玉がある場合はなるべく細かく潰してサラサラにします。その後、にがりと水を混ぜたのを加えて程よい固さになったらOK!言ってみれば餃子の材料をこねる感じですね。
次は、お試しで施工する場所に木枠を作ります。
木枠に混ぜ合わせた土を2cmぐらいの深さになるように敷き詰め、大きめの金づちでひたすら叩きます。これがまた面白くて、叩くとどんどん固く締まってきます。ストレス解消に持ってこいですね。
一通り固まったら、またその上に2cmぐらい土を入れてまた叩き、これを3回ぐらい繰り返して約5cmぐらいになったら完成です
特に難しいのは、隅っこがなかなか綺麗に叩けないのと、材料の水加減によっては金づちにくっついてしまうことですね。
平らではないですが、凹凸がむしろいい味が出てるかなぁーっと自画自賛
思ったよりも簡単にできて、色合いも良さそうなので、これで仕上げようと思っています。
でもあんなにぶっつけ本番だったのにすっごいちゃんと固まって感動。踏んでも蹴っても大丈夫な感じ。
土と石灰とにがりの三つを合わせるので「三和土」と書いてタタキと読みます。