知足

自然と共に素敵に生きたい

バックカントリー

2008年03月18日 | スキー

キロロスキー場ゴンドラ山頂駅からみた今回滑った余市岳。左側の尾根を滑りました。

 山岳ガイド立本 明広さん、プロスキーヤー山木 匡浩さんと一緒に滑るバックカントリースキーツアーに参加してきました。
 場所は、北海道 テイネ、キロロ、朝里エリア。

 
 

板の裏にシール(滑り止め)を貼って雪山を登る。右下の写真は山頂から見た羊蹄山。

 雪崩講習やビーコンなどの装備の説明をしっかりとレクチャーしてもらい、安全を確保した上でキロロスキー場のゴンドラ山頂(朝里エリア)からスキー板にシールを貼って登山開始。
 約3時間かけて余市岳に登り、まるで富士山のような綺麗な形をしている羊蹄山を望みながらパウダー?(というよりは春雪+ざくざくハードバーン)を堪能してきました。

 

プロスキーヤー山木 匡浩さんの滑り

 どこまでも続く白銀の世界。

 静まりかえった雪原に堂々と佇む白樺の木。

 北海道の大自然をまさに満喫してきました。

 

ツェルトの使い方や雪洞の作り方をレクチャーしてもらいました。

 今回のツアーでは、遭難した際などいざと言う時に役に立つ雪洞の作り方やツェルト、ロープなどの使い方を教わりました。
 雪洞は、かまくらを作るような感じで、かなり楽しくて、参加者全員 童心にかえってまさに夢中になって作りました。

 大自然を満喫できるバックカントリースキー、しっかりと知識を持った上で安全には最大限に配慮しつつ、これからも楽しみたいと思っています。

 


ブナの森でパウダー

2008年01月16日 | スキー

 先日、バックカントリースキーに行ってきました。場所は、妙高山(2454m)の麓にある妙高高原スキー場。
リフトを使ってゲレンデの最上部まで上がり、そこからスノーシューやシール(板のうらに滑り止めを貼って、板を履いたまま登っていく)を使って、妙高山の前山に2時間ぐらいかけて登り、そこから林間のパウダースノーを満喫してきました。

 

 ガイドは、バックカントリースキー界の大御所 山田 敦さん。さすがプロだけあって、危険な箇所(例えば、雪崩の危険が高い箇所など)を的確に把握して回避してくれたり、安全な滑り方など的確に指示して頂けたので、初めてのバックカントリーでしたが、安心して滑ることが出来ました。

 リュックを背負って一歩一歩雪山を登るのも初体験。
 木と木の間を擦りぬけて滑るのも初体験。
 パウダーをあれだけ満喫するのも初体験。
 雄大な景色、美しい森、新鮮な空気、そして純白のパウダー。

 まさに大自然を身体で感じながら滑る。こんな幸せはないですね。

 今回滑ったエリアは、妙高山の前山エリアだったのですが、ブナの林となっていて、ブナ特有の植生から林間が広く、木の間を滑るには最適な森になっていました。登って行くにつれてダケカンバも生えていて、本当に美しい景観でした。

 

 ところでブナの木は、"天然の水がめ"と言われるように広く枝分かれした枝葉で集められた雨水が幹を伝って流れ、細かく張り出した根っこと照葉樹林特有の腐葉土にたくさんの水を蓄える性質があります。そして、蓄えた水はゆっくりと濾過され、湧き水となって流れ出します。そのためブナの森に流れる川は、大雨が降ってもめったに濁ることがないそうです。

 バックカントリーを楽しんだ後は、妙高山の麓にある関温泉に泊まったのですが、妙高山には関温泉をはじめ、燕温泉、赤倉温泉、新赤倉温泉、池の平温泉、杉野沢温泉、妙高温泉、っといった具合にたくさんの温泉が沸いています。おそらくこれは、ブナの森が育んだ豊富な地下水のお陰なのだと思われます。先週末に行った野沢温泉スキー場の周辺もブナの森があって、麓ではたくさんの源泉から温泉が湧き出ていました。ブナの森の計り知れない恩栄に感謝ですね。

 日本にはブナの森が東日本、北日本を中心に広がっていますが、戦後の植林事業や公共事業によりその面積は大幅に減ってしまったそうです。しかし最近では、生物多様性保全、自然保護への関心が高まり、各地で人工林を自然林に変えていく活動が行われているようです。もっともっとたくさんのブナの森が復活し、多様な生物が生活する豊かな森が増えるといいですね。

 スキーを通して、自然の素晴らしさを再度痛感し、自然保護の大切さを再認識しました。

 

妙高山(2454m)

 

野沢温泉スキー場も見えました。


テスティングキャンプ

2006年04月09日 | スキー

 今日は、オオイワスポーツさん主催の来年のスキー板のテスティングキャンプに行ってきました。

 主要メーカーの殆どが来ていただけでなく、各メーカーに所属している選手やデモの方も来ていて、板に対するコメントや滑りのワンポイントアドバイスがもらえるというなんとも贅沢なテスティングキャンプでした。

 場所は万座温泉スキー場だったのですが、4月だというのにとても寒く、土曜日は雪が降っていました。この時期のテスティングキャンプだと春スキーのざくざく雪を想像していたのですが、雪もとても締まっていて、まさに最高のテスティングキャンプ日和でした。

 今年はこれで滑り納めのつもりです。来年の板もほぼ確定できて、滑りもいい感触で終了できたので、また来年が楽しみです。
 
 

お萩

2006年03月27日 | スキー

今週末は、菅平高原で滑ってきました。もう3月も終わりなので、すっかり春スキーでしたね。
最高気温も10℃を超え、雪もかなりざくざく雪でした。

春スキーは雪質が悪くなるので嫌いという人もいますが、私は結構好きです。

なんといっても暖かい日差しの中、心地よい汗をかいて、お昼にはビールをぐび!っと飲んで、早めにあがって温泉でもつかって、、、なんとも贅沢な春の過ごし方ではないですか。。

菅平に行く時は、いつもの常宿「宮前荘」に泊まっているのですが、この宿はなんとも素朴でのんびりとしていて、女将さんはじめ、大女将、ご主人、お子さん、みんなすっごく暖かい人ばかりなのがとっても気に入っています。

昼の3時過ぎにゲレンデから戻ると
春スキーは、結構疲れるでしょう。。。
と言いながら、女将さんが、「お萩」を出してくれました。
「疲れたときは、甘い物が欲しくなるのよね。。。」と、いつもの笑顔。

なんとも嬉しい心遣いなんでしょう。

 


パラリンピック

2006年03月03日 | スキー

 トリノオリンピックの感動がまださめていないですが、来週末からいよいよパラリンピックが始まりますね。

 パラリンピックは、国際パラリンピック委員会(IPC)が主催する障害者による世界最高峰の競技大会。日本選手も数多く出場するのでとっても楽しみです。

 よくスキー場で片足で滑っている方をみかけることがあります。アウトリガー(先端に小さなスキー板が付いたストック)を巧みに操って滑っているのをみかけると、すごいなぁ~~と思うのと、どんな人でもできるスキーの素晴らしさを感じますね。

 私の知人にも聴覚障害をもっていながらスキーの準指導員の資格をとった友達がいます。彼はとても純粋で、とても明るくて、スキーを滑っている時にはその楽しさが全身から溢れているように思います。

 来週末からまた寝不足の日が続きそうですが、彼らからたくさんの元気がもらえそうで、とっても楽しみです。。。

 


本気で滑って来ました

2006年02月19日 | スキー

テクニカルプライズテストを受験してきました。

ここ数年、楽しく滑る とうスタンスで純粋にスキーを楽しんできたのですが、やっぱり向上心を煽る意味でも目標というのは大事だと思い、テクニカルプライズテスト という具体的な目標を決めて、久しぶりに本気でスキーをやりました。

結果は、あともう少しのところで合格点には届きませんでしたが、自分の滑りをビデオでとり、それと判定結果とを照らし合わせることで、どこが問題なのか、どうすればもっとうまくなれるか、、、っと、課題をはっきりさせることが出来たのでよかったです。

今シーズン、更なるレベルアップを目指して頑張ろう!っと思いました。

それにしてもスキーというスポーツは奥が深いですね。。。

 


がんばれ にっぽん!!

2006年02月12日 | スキー

いよいよ、オリンピック。
昨日の開会式、すっごくよかったですね。まだ開会式だというのにテレビで見ていて鳥肌が立ってしまいました。

そして、初日から上村 愛子、里谷多英が登場するので今晩は眠れなさそうです。

このBLOGを書いているうちに愛ちゃんは5位で予選を通過しそうです。

1月に白馬にある愛ちゃんのホームゲレンデに行ってきたのですが、愛ちゃんが練習していたバーンを滑ってみたのですが、オリンピックの興奮が伝わってくるような気がしました。

是非、メダルをとって、愛ちゃんのとびっきりの笑顔が見たいですね。

がんばれ愛ちゃん! がんばれ にっぽん!!

 


おいっこ、めいっこ 初すべり

2006年01月30日 | スキー

今週末は、兄姉家族とスキーに行きました。

おいっこ、めいっこにとっては、今回が初スキー、初滑り!!
以前からスキーに連れて行ってあげたいと思っていて、おいっこ、めいっこもスキーをすごく楽しみにしていたので、念願がかなったって感じかな。

軽井沢プリンススキー場に行ったのですが、軽井沢はもともと雪があまり降らないため人口降雪のゲレンデなのですが、それだけ晴天率が高いことと、ファミリィーが多いし、近くにはアウトレットモールがあったり、もし雪が降ったりして子供たちにとって辛い天候になった時でも他の遊び場もあるので、家族スキーにはGoodなゲレンデだと思います。

子供たちの板は、プラスティックでできた長靴に取り付けるタイプの板だったのですが、ブーツを脱いだり、履いたりする大変さがないのは、いいですね。ちょっと滑るにはこれで充分。

「さー、板もはけたし、すべってみよ~~!」っと手を離すと、す~~~っとなんなくパラレルで滑っていくのには驚き!!子供たちの運動神経ってほんと凄いなぁ、、と関心しました。1日目はちびっこゲレンデで滑って、2日目には「リフトにのりた~~~い」と言い出して、短いリフトを乗ってちょっと急な斜面を滑ってみたら、「楽し~~い、、、!!」とおおはしゃぎ。

そして「あの早いエレベーターに乗りたいなぁ、、、」と指をさしたのは、高速クワッドリフトで、山頂までいくやつ。。。まぁ、迂回コースもあるし、、、ということで2日目にして山頂から滑ることに。行く前は、2日ともちびっ子ゲレンデかなぁ、、と思っていたのですが、子供たちの上達ってほんと早いですね。

ちびっこたちに元気をたくさんもらえて、とても楽しかったです。


スキーが楽しい!!と言ってくれた。。。

2006年01月23日 | スキー

今週は、クラブの講習会で昨年スキーを始めて滑ったという後輩を教えてきました。

さすがにスキー暦5回目ということで、まだプルーボーゲンでしか滑れない状態だったのですが、スキーを始めたばかりの人によくあるガチガチに硬くなって緊張しまくっている状態だったので、まずは上体をリラックスさせるレッスンからスタートしました。

スキーは、移動しながら行う運動なので普段の生活ではまず体験しないバランス感覚が必要なのですが、普段体験しない動きであるためにどうしても最初は緊張してガチガチに固まってロボットのような動きになりやすいんですね。

なので、まずは滑りながらジャンプをしたり、両手をおもいっきり上げてバンザイをしてみたり、ボクシングをしながら「ジョブ、ジョブ、ストレート!!」とかいいながら滑ったりと、上体の硬さがとれる動きを楽しく遊び感覚で気軽にやってあげたところ、すっごく動きがよくなりました。
しかも滑りながらバンザーイ!!と手を上げると、なんと自然とボーゲンからパラレル(平行スタンス)になっているではないですか!?

上体の力がうまく抜けるようになった後は、外足にしっかりと荷重できるように、外足を斜め前方にウエイトをかけながら押し出してあげ、自然とターンができたらニュートラルポジションに戻す、ということをこちらも楽しく、いろいろなバリエーショントレーニングをやりながら練習していったところ、ほんと見違えるようにうまくなっていくんですね。

本人も最初はそんなの無理ですよーと。勝手に思い込んでいたイメージがだんだん解れてきて、最後は上級斜面を自ら滑りたいと言い出すほどに、、、上級斜面もなんなく降りてこれて初日のボーゲンでガチガチだったのが嘘のようでした。

教える方としても普段あまりやらない運動(バンザーイとか、、、)をするので、すっごく疲れたのですが、みるみるうまくなっていく生徒さんをみるとそんな疲れも吹き飛んでしまいますね。
本人もスキーが楽しくて仕方がなくなったのか、レンタルだった板とブーツを来週末にでも買いに行くと言っていました。「スキーが楽しい!!」と言ってくれたことが、すっごく嬉しかったです。