【ECOハウスのこだわり : 国産材

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ECOハウスでこだわったのは、何といっても木材です。日本はよく森林大国と言われ、国土の8割が森林であり、森林の約40%が針葉樹の単一林で木材にするのを目的に植えられた植林地となっています。しかし、木材受給率は極めて低く、遠い国からわざわざ輸入している木材のそのほとんどは、熱帯雨林やタイガの森など生物多様性が豊かな貴重な森から切り出され、あるいは植林された木材だと言われています。
しかも日本の植林された森は、荒れ果て、悲惨な状態となっていることは、何度も森林ボランティアに参加して、いやというほど感じてきたことなので、家を建てるなら、絶対に国産材で作ると決めていました。
今回お世話になる工務店(
神奈川エコハウス)は、神奈川県産の木材を使って建てることに拘っていて、まさに希望通り!!
しかも神奈川県産の木材なので、地産地消 ってことになりますね

よく木の家は、建てた後も呼吸をするので、その気候に合った地元の木を使うのが一番だと言われるので、神奈川県産の木材で建てられるなんて、最高ですね。

今年の5月には、自分たちの家に使うことになる木材の伐採現場にもお邪魔してきました。
厚木駅から車で20分ぐらいのところにある吉岡木材が神奈川エコハウスが取り扱っている製材所になります。そこから車で40分ぐらい行った清川村にある杉の植林地で、今年の2月の新月の時に切って葉がらし乾燥をしている木材を見てきました。




『新月切り』というのは、私も初めて知ったのですが、冬の新月の時期に伐採した木は、腐りづらく、カビもはえにくく、割れも出にくいなどの特徴があると言われていて、新月の木は、冬の下弦の月から新月にいたる1週間程度の期間に伐採され、その場で葉枯らし乾燥を行った木材のことを言うそうです。
『新月の時期は、木の活動が一番少ない時期といわれ、水分も栄養分も少ないと言われていて、このことが、乾燥がよく、腐りにくい性質に、関係するという説もあるようです。』
⇒ 詳しくは
こちら。
伐採現場では、きこりのお兄さんが誇らしげに新月切りの話しや、森の話しや林業の話しをしてくれました。
新月という宇宙の営みにそって切られた木材。長い年月をかけて育った木を大事に大事に扱う職人の心意気が感じて、何だか感動してしまいました

この木を使って、我が家ができるのかと考えると、とても考え深いことですね。いや~、ホント楽しみです。