知足

自然と共に素敵に生きたい

ちょっとだけ、ヨガ講座

2005年06月29日 | YOGA
友達からヨガを始めたいと相談されたので、ちょっとだけアドバイスを書いておこうと思います。

・ヨガをする前2時間ぐらいは、食事を控えた方がよいです。
 ヨガのポーズは内臓などを刺激して、活性化する働きがあるので、お腹の中にまだ消化しきれていないものがない状態にしておいた方がよいです。

・マットの選び方
 2、3回実際にヨガを試して、好みが分かってからの方が選びやすいと思います。薄くて、軽いもの、弾力性に優れているもの、汗で濡れても滑らないもの、、などいろいろな特徴があるようです。

 アシュタンガヨガ、パワーヨガといった結構激しいタイプのヨガをするのであれば、ある程度肉厚のあるしっかりとしたものがよいと思います。女の子なら持ち運びを考えて、薄くて丈夫なタイプもよいと思います。まずは、スタジオでレンタルして自分のスタイルが分かってきたらそれに合わせて選ぶのがベストだと思います。

・ヨガは、5分でもいいから毎日やるのが基本。
 特に朝、目覚めたらシャワーを浴びて体をきれいにしたら、ちょっとでもよいのでヨガをやって、その日の体調はどうかなぁ、、と自分自身の身体に耳を傾けると、一日がより楽しく過ごせますよ。


ささやかな響き

2005年06月24日 | 環境問題
東京などの大都会では音が洪水のように流れているため、音を感じる心が失われてきてしまっているのかなぁとふと思いました。昔なら(今でも郊外なら)、夏の夜に窓を開けて風を通していると鈴虫の鳴き声がして、うちわを仰ぎながら"音を楽しむ"、といったことを普通にやっていた(いる)と思うのです。

先日テレビで「那須の音」というのをやっていました。那須高原には、音楽家や楽器を作る人など音を愛する人たちが集まる傾向があるそうです。自然界にあふれているすばらしい"音"に魅せられて集まってくるそうです。

なかでも何十年も放送業界で音を録音する仕事をしていた人が定年後に那須に引越し、「自然界にある周りの音を含めて音楽(演奏)を録音する」 というのがあって、音の奥深さってすごいと思いました。

鈴虫の音からいろいろなことを連想するのも結構楽しいものですよね。そこで、鈴虫や風は雨や鳥の鳴き声や川のせせらぎなど、何気なく"ある"音をMDに録音してみるのも面白そうだなぁと思いました。



す ず め

2005年06月21日 | その他

すずめが4羽、ちっちゃなおしりをふりふり、ふりふり

すずめが4羽、ちっちゃなお首をきょろきょろ、きょろきょろ

すずめが4羽、ちっちゃなお口でおしゃべりしているよ

ゆらゆら、ゆらゆら、ゆらいでいるね

ゆらゆら、ゆらゆらのおぼろ月夜

1/fゆらぎ

2005年06月20日 | 宇宙
昨日、佐治晴夫教授の講演を聴いてきました。

 佐治先生との出会いは、10年前に受けた大学での講義でした。物理の授業として非常勤で来られていた先生の授業は、最初の10分間必ず雑談で始まりました。宇宙のこと、地球のこと、未来のこと、過去のことを物理や数学的な視点で語られるこの10分間は、ファンタジックでロマンに溢れ、いつも佐治ワールドに引き込まれて病みつきになっていました。

 久しぶりの佐治先生のお話は、あの頃と変わらず、いやそれ以上にロマンとユーモアに溢れ、とっても楽しかったです。一言一言の言葉の響きに隠された哲学的、文学的、そして科学的奥深さに、思わず鳥肌が立つ思いでした。

 「科学を詩で語ることができて初めて科学者だ」とおっしゃる佐治先生。世界的に著名な物理学者でありながら、パイプオルガンによるモーツアルトのコンサートを行ったり、小学校で特別講師として科学を教えていたり、宇宙的視点にたった平和活動を行っていたり、科学と芸術との学際的新分野「数理芸術学」を提唱したり、、、好奇心旺盛なまさに子供のような目をしていらっしゃる先生は、なんと今年70歳になられるそうです。でも、「青春とは年齢ではなく、心が若いこと」とおっしゃる通り、70歳にしてまさに青春真っ盛りといった感じでした。

 講演では、音楽の話、身近な出来事に含まれている数学の面白さ、思うことと考えることは別であること、今の教育に欠けている「考える」ということの意味、1/fゆらぎのお話、宇宙の始まり、ETのこと、そして小学2年生からのラブレターの話、、、、つぎから次へと楽しいお話が飛び出して、会場中がおおきな渦をまいて、佐治ワールドに引き込まれていました。

 講演で特に印象に残ったのは、「すべての物事は、表裏一体となって存在していることが宇宙的、物理的見地から明らかである」ということです。よく言われることではあるけれど、ついつい普段の生活の中では忘れてしまい、そのために視野をずいぶん狭めてしまっていますよね。

 また、般若心経をサンスクリット語から直接「物理の視点」で訳されたというお話にはびっくりしました。万有引力から特殊相対性理論、一般相対性理論を経てハップルによって「宇宙には始まりがあり、今も膨張し続けている」ということが科学的に分かっている21世紀の現代において、宗教の中で語られてきた宇宙の世界がいよいよ科学の言葉で明らかになろうとしていることの凄さを想像すると身体が震えてきてしまいました。

 また地球環境問題についても今私たちに求められていることは、「自分たちも環境の一部だということをしっかり認識すること」と言っていました。確かに私たちは環境問題を自分自身の事とは切り離して考えているところがありますよね。

 人生に岐路があるとしたら、もしかしたら今回の講演が私にとっての岐路になるような気がしました。身近な自然が破壊されていくことに心を痛めた私は、環境問題に興味を持ち、地域の問題から日本の問題へ、日本から世界へ、世界から地球的視点へ、そして宇宙的視点へと、小さなきっかけがどんどん大きくなっていくことに戸惑いとなんとも言えないわくわくする想いを感じています。


風力発電

2005年06月14日 | 環境問題
先日秋田で友達の結婚式があったので、せっかくなので秋田周辺を観光して帰ろうと思っていたところ、なんと秋田市街地からわずか車で10分のところに風力発電所があると花嫁さんが教えてくれました。

新婚さん二人の車に乗って、市街地を抜けるとすぐに巨大なブーメランのような形の風車が見えてきました。浜辺にずらーと並んだ風車を見て、おもわず「すげ~~~!」と興奮してしまいました。

日本海の吹き寄せる海風をうけて「ぐお~~ん」と回る風車。
いつでもどこでも何気なく吹いている風が、こんなにも迫力があるなんて、、、
太陽エネルギーの壮大さを感じずにはいられませんでした。


雨あがり

2005年06月01日 | 宇宙
  しゃーしゃー すーぅ、すー
  雨あがりのしずくをすって
  五月のみどりが楽しんでいる

  天から降ってきた太陽のめぐみを
  こころのそこから楽しんでいる

  わたしもみどりも地球も宇宙も


つつじが咲き誇る5月、雨あがりの道を歩いていると新緑のなんとも心地よいにおいがして、心も身体も癒される思いがしました。東京の雑多の中にあっても自然のエネルギーはそこらに満ち溢れているのですね。

考えてみれば、私もあなたも虫も木も、土もお茶碗も家も自転車も、みんな宇宙のかけら。みんな同じ宇宙のかけら。137億年の時をかけて作られた宇宙のかけらなんですよね。宇宙のかけらである私たちが、宇宙自身のことを考えるって、ほんと不思議な感じがします。