Earth Day TOKYO 2007にボランティアとして参加してきました。
Earth Day TOKYOは、毎年楽しみにしているイベントですが、ボランィアとして参加するのは2年ぶり2回目となります。今回は、A Seed JapanというNGOの「ごみゼロナビゲーション」に参加しました。
Earth Dayは、日本では最大級の環境イベントでその規模が毎年どんどん大きくなってきています。今年もブースが昨年以上に増えていました。
NGO関連のブース、無農薬野菜などを扱ったブース、リサイクルやアイドリングストップを呼びかけるブースなど、実に様々な環境のこと、地球のことを考えている人や団体が参加していて、来場者もほんとに多かったです。
今回初参加した「A Seed Japan」は、DRS(Dish Reuse System)といってイベントでは欠かせないFood Shopeで使われる容器を使い捨てではなく、リユースできる食器を使ってごみを減らそうというもの。更にごみを減らすだけでなく、洗浄の際の環境負荷をできるだけ減らすためにぼろ布で食器を拭いてから洗うという試みも行っていて、このぼろ布で拭くという作業を来場者、お客さん自身にやってもらうという画期的なものです。
毎年Earth Day TOKYOには何かしらの形で参加しているので、このシステムがあるのは知っていて、いい活動をしているなぁと思っていました。そこで今回は初参加させてもらったのですが、その活動の大変さは予想以上のものでした。
ボランティアスタッフ約50名、コアスタッフ15名で行ったのですが、お皿の貸し出し、ぼろ布で拭く作業の説明、お皿の返却、洗浄、そして最後にお皿をきれいに拭いてまた貸し出す、という一連の流れを朝9時から夜の9時ぐらいまで立ち作業で行うのは、とても大変な作業でした。ただ、参加者はやはり20代の人が多くて元気いっぱい。すごく楽しかったです。
お皿をリユースするというと大したことが無いように思う人もいるかも知れませんが、今回2日間でリユースした食器の数は、なっなっななんと2万枚!を超えたそうです。2万枚ですよ。Earth Dayというイベントの盛況ぶりもさることながら、これだけの数がもし使い捨て容器で賄っていたとしたら、、、想像してみてください。。。。
最初にも触れましたが、もし洗浄する前に布で拭かずに油汚れを洗剤を使って洗い流し、川へ海へ流していたら、、、想像してみてください。。。。
リユースということ、使い捨てをやめることの意味を改めて考えさせられました。
環境問題は、誰もが無関心でいる訳にはいかない問題だと思っています。
- 無知ではなく知ること
- 知った知識から想像すること
- そして、未来をCreateすること
今年のEarth Dayに参加して感じたことは、この3つのステップがいかに大事だということでした。
本当にすばらしいイベントEarth Dayに感謝しています。ありがとうございました。また来年も参加したいと思います。