よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4225(2024/12/25 未明 スピカ食)

2024-12-27 01:00:00 | SeestarEtc
スピカ食=月によるおとめ座α星スピカの遮蔽(本年2回目)
2024年12月25日午後2時9分~午前3時15分(よしべや)
スピカ食の概要については、こちら

画像イ、月とスピカ(下)
15秒Raw動画からのスタック

画像ロ、普通に月
15秒Raw動画からのスタック

画像ハ、食直前

画像ニ、食開始

画像ホ、食終了、スピカの出現
美しさに息をのみ感動!!

本年2回目の月によるスピカの遮蔽です。前回は8月10日。影の部分から始まり明るい方へ抜けるという形で、この時もタイムラプスを撮っていたのですが、SeestarS50の月の追尾が充分でなく、少し悔いの残る結果でした。
それからSeestarアプリも2~3回VerUpされていて、前回とは逆に明るい部分から影にぬける形。取りあえずまた1秒のタイムラプスやってみました。
良かった点は上の画像のスピカの出現。ポッと灯りが点るようなところが美しく感動しました。
反省は沢山あるのですが、次回の為に最後に覚書の形で残して置きます(^^;

なお、タイムラプス開始前にいつものRaw動画を撮っていたので、知らずにタイムラプスもRaw動画で撮影。こんなことできたのと驚きながら継続。観望後にスタックして見ました。前半は30分ほどかけてスタックするもほとんどスピカが消されボツ。後半は次のとおり。

画像へ、Rawタイムラプス動画からのスタック

これだと、2秒とか3秒とかのタイムラプスの方が良かったかも。

今回の経験を次回に生かしたいのですが、次回は2032年4月25日。生きてるかな~(^^;

(覚書)先輩方の投稿を見て
・多くの方が前半は輝度を抑えて、月を普通に写して突入を写していた。後半は地球照が写るように輝度を上げていた。
・Seestarアプリのタイムラプスは改善が続いているようなので、事前にテストするのが無難。今回は振動しているような形で、大変見にくかった。
・逆にタイムラプスだと突入と出現の見落としがないので助かる面もある。
・タイムラプスがRawで撮影できるのは覚えておきたい。
・腕を上げて外の機材の方が追尾が正確。準備が大変。

なお、前回は個別のブログはなく、次のブログの最後に記載





電視観望の記録4093(水星 at Mak127)

2024-12-26 01:00:00 | 太陽系内
2024/12/25 AM6
水星/Mercury
西方最大離角(太陽の西側で一番離れて見える時)
光度-0.3、視直径6.7秒、輝面比63.8%
画像イ、SharpCapPro惑星ライブスタッキング(8192フレーム)
月のように欠けた水星
(Mak127+×2バロー+ASI715MC、UV IRcutフィルター、VirtuosoGTi)
内惑星(地球の内側を公転する惑星)の水星や金星は、月のように満ち欠けして見えると小学生の時、図書館の本で読んで知りました。
あれから約60年。
『あなた』『そこの館長!』『私、それを自分の目で確かめたわよ。』
(綾小路君麿のCDをBGMに;^^)
チョット、ハイになってます(^_^)

閑話休題

午前2時起床、30分過ぎから本年2度目のスピカ食(月によるおとめ座α星スピカの遮蔽)祭りに参加(Xは本当に祭りの様相)。
5時すぎより、SeestarにするかMak127にするか迷いながら、玉砕覚悟でMak127を選択・準備。
5時半すぎ、月でVirtuosoGTiの1スターアライメント。コントロールソフトのSynScanProには、待機出来そうな恒星が見あたらず、暫く迷ったあと、見えない水星をターゲットに導入してそのまま追尾。午前5時50分ごろ、目視で水星を確認。ファインダーで手動導入。
SharpCapProでRaw動画(3000フレーム)2本撮り(画像処理中)。その後、惑星ライブスタッキングで8192フレーム2枚、更にRaw動画1本。しめて27Gbyte消費。
画像イの欠けた水星をパソコン画面で見た時は、またもや感無量でした(SeestarS50では写せていない)。

新しい天体観測用パソコン2.5渋沢号(Let’s Note CF-SV7)に感謝。安定した動作で良い仕事してくれました。
(2.5渋沢号については、こちら、SharpCap用パソコン購入・設定

画像ロ、惑星ライブスタッキング中の画面
ちょこまかよく動く。早くASCOM連携の設定して、フューチャ一トラキングできるようにしなければ・・・(^^;

画像ハ、観望後の空。目では水星が見えているが、画像には写らず。

画像ニ、綺麗な朝焼け。電視観望始めた頃は頭に来ていた電柱も電線も気にならず(^^;

(最近、この電線の間からSeestarで木星やガリレオ衛星撮ってますし;^^)

夕方、いつもの金星

木星とおうし座のアルデバラン

今日は夜から曇り予想なのと、一息ついたこともあり休憩します。

観望データ)
場所 自宅べランダ
日時 2024/12/25 AM5:40~6:15(西方最大離角)
(主鏡)Mak127+×2バローレンズ(Vixen)+ASI715MC+UV IRCut
(ガイド)なし
(架台等) VirtuosoGTi、iPhone7、Let's Note CF-SV7(Mem.8G、SSD 512G)、SharpCapPro4.1

参考資料等






電視観望の記録4092(いっかくじゅう座 ツリ一とかたつむり)

2024-12-25 01:00:00 | NGC天体他
いっかくじゅう座
NGC2264 クリスマスツリー星団+コーン星雲
Sh2-273 きつねの毛皮星雲
IC447 かたつむり星雲

画像イ、11/29・30、UV IRcut使用
3分露出18枚と20枚のライブスタック済画像をSI9でスタック
トリミングあり、右90°回転、下が北
右上にクリスマス・ツリー星団
ぞの中の白い部分がきつねの毛皮星雲
左下にかたつむり星雲

(SI9、SiriL+StarNet、GraXpertで画像処理、AffinityPhoto2.5などで調整)

何回も投稿しているクリスマスツリー星団とかたつむり星雲です。一応今回はこれが最後。SV220等のDBPフィルターでは白い反射星雲の写りが悪いということで、UV IRcutフイルターを使ってみました。

画像処理難しいですね。反省すること多いですが取り敢えず1回出しときます(^^;

画像ロ、ストレッチ前のSiniLのアノテーション

画像ハ、ライブ画面

画像ニ、導入画面

画像ホ、導入画面広域

画面へ、参考)ライブ画面スクショ

画像ト、参考)館長の鶴の一声でボツになった初版
星雲はいい感じだけど・・・星消しすぎた(^^;
画像処理難しいですわ(^^;精進あるのみ。

観望データ)
場所 メダカベヤ
日時 2024/11/29、30 PM9頃
(主鏡)FMA135+ASI585MC+SV220(Gain252)
(ガイド)SV165+ASI120MM+UV IRCut
(架台等) 赤道儀化AZ-GTi+ASIAIR plus、iPad mini6、ダーク補正あり

参考資料等
02) Seestarマニア Junpyさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク




よしべ~の業務報告41224(月、水星、太陽)

2024-12-25 00:59:00 | 業務報告
2024/12/24
スピカ食(25日未明)を今日と勘違いして、早寝のために寝酒を飲んでしまっていたので、午前3時半起床。(寝る前気付くが時既に遅し;^^)
本日は月から

風景モード
その後、水星が出てくる方向にSeestarの鏡筒部を向け、水平調整(普段はしないが、念には念を入れる)。
おとめ座スピカ→さぞり座クラブルと導入をかけ、時間つぶしのライブスタック。
スピカで、ダーク撮影・フォーカスを終わらせておいた。
時々、iステラHDで水星の高度を確認。
高度が6.5°を越えたのを確認して、水星を導入。
導入が終わらない(^^;中断して何が写っているか確認。
なんということでしょう。
山の上に水星写ってました。ピント合わせ?スタック?風景モード?と頭を過ぎりますが、ええいとスクショ(^^;
少しおいて、無事導入完了。
×1モードで、中心→露出・Gain調整→AF(オートフォーカス)
×2モードで、中心→露出・Gain調整→AF
×4モードで、中心→Gain・露出調整→AF
(暗すぎたり明るすぎるとAFは失敗する?暗すぎると中心に戻せない?)
最後の設定はこんな感じ
そして、15秒Raw動画撮影、その場でスタック

よし!2本目と綿密に調整し撮影。スタックしようとしたらできない。Rawボタン押し忘れて普通の動画撮っていた(^^?3本目は時既に遅し。
なお、メダカベヤからもギリギリ狙えるため、網戸にしてMak127を温度順応させていましたが、グリーンハンドよしべ~に使う余裕は無かった(^^;部屋が冷えただけ。

10時の太陽、雲越し。


夕方、雲(^^;

今日は金星あきらめました。
変わりに昨日Mak127で撮った金星貼っときます。

(2000フレーム動画(1本1.3Gbyte)からASIVideoStackで20%スタック)

そして、Mak127で
木星5本
火星2本、惑星ライブスタック2枚

SeestarS50放置で
M42のみ1校


以上です。おやすみなさい。












電視観望の記録4091(いっかくじゅう座 クリスマスツリー星団 with SV220)

2024-12-24 01:00:00 | NGC天体他
いっかくじゅう座 NGC2264 クリスマスツリー星団+コーン星雲
画像イ、11/24 3分露出60分のライブスタック、
SV220使用、トリミングあり、90°右回転(下が北)

(SiriL+StarNetで画像処理)
本日はクリスマスイブということで、クリスマスツリー星団(^^;

何度も撮ってますが満足いくものは撮れませんね(^^;
デュアルバンドフィルターSV220を使うとSh2-273(きつねの毛皮星雲)の写りが悪いことはわかっていたのですが、これも経験と試してみました。
明日はUV IRカットフィルターで撮った画像出します(^ ^;

画像ロ、SiriLのアノテーション
画像ハ、ASIAIR画面スクショ

画像ニ、ライブ画面スクショ

画像ホ、導入画面

画像へ、導入画面広域

観望データ)
場所 メダカベヤ
日時 2024/11/24 PM9頃
(主鏡)FMA135+ASI585MC+SV220(Gain252)
(ガイド)SV165+ASI120MM+UV IRCut
(架台等) 赤道儀化AZ-GTi+ASIAIR plus、iPad mini6、ダーク補正あり

参考資料等
02) Seestarマニア Junpyさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク