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トレイルを走ろうよ

幾つになってもトレイルラン

自己責任、自己判断…等々いろいろあったSTY

2016-09-26 07:17:19 | 
コースが短縮になり更にそこからまた短縮になったり、レースが中断そして中止になったりと、語弊があるかもしれないが「しっちゃかめっちゃか」なUTMF/STYでした。
情報の収集、諸々の判断とその周知、変更後の選手の誘導等、大会関係者のみなさんご苦労には、ただただ感謝しかありません。
ありがとうございました。

そんな中で、「自己責任」と書いてしまえば四文字ですが、難しいと思った状況がありました。

STYの太郎坊に向かうI06のちょっと手前だと思います。

「沢」の中を茶色く濁った水が勢いよく流れ、見た目とても「渡れそうに」ではありあせんが、沢の岸にはマーキングあります。
(昨年のSTYに出ていたので後で冷静に考えたら、もともと沢ではなく単なる窪地でその中がルートになっている。
つまり集中豪雨で道が濁流の沢になってしまったと言うことです。)
ここから先は「橋が流された」「人が濁流に飲まれたが這い上がってきた」等いろいろな情報が出てきます。

大会本部に連絡する人もあり、I04まで戻ってという情報も出てきます。
そのうち集団の先頭の方が動き出し、自分も付いて行きました。
ちょっと崖のようなところを登ると平坦になり直ぐ下には人工池があり、その向かう側はゴルフ場です。

雨は勢いよく降っていますが、気持ちピークの時より弱まった感じですが、動いていないので段々と体が冷え、雨具のズボンを履きました。

そこから僅かな距離で「沢」の上流にマーキングが見え「対岸」にもマーキングが見えます。
(本来は窪地のルートを登り、マーキングの所を右折するのがルート)
何人かは、飛び石伝いに「沢」を渡ります。

時間的には「到着した各エイドで一時中断」のSNSが出た頃だと思います。
この内容を素直に読めば、太郎坊まで行きそこで指示待ちですが、「沢」は渡れない状況です。
実際のところどれくらいの時間が経ったのか定かではありませんが、感覚的には止まり始めてからかなり長い時間が経ったような気がします。

I04まで戻るという話が出ても隊列が動く気配がありません。
そんな中、水量が少し減ったのかも知れませんが、何人がまた「沢」を渡りました。
意外と足場はしっかりしていて、それほど苦労もなく「対岸」へ。

自分の後でも何人かが「対岸」に渡りましが、戻るようにとの指示が出たという情報もあり戻り始める人も出てきます。

さて、どうするか?

昨年にも雨の後で今年ほどではありませんが、トレイルは結構泥濘になっていましたが、太郎坊に近づくほどトレイルの状態が良くなってきたような記憶がありますので、自分は太郎坊を目指しました。
ただ、どうも自分が最後尾のようで後ろをみても誰もいません。
また、前も間隔が開き時々後ろ姿を捉えることができるような状態です。
ただ、幸いマーキングが頻繁にあり助かりました。
これが、マーキングの間隔がかなり開いていたら…

今回はレースは中止になりましたが「自己責任」や「自己判断」の観点からはいい経験になりました。

コメント
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