来年に迫った、トキの放鳥。
まだまだ現場では課題が山積しているようだが、何が大切なのかをしっかりみんなで考え、将来に何を求めるのかをみんなで理解・納得した中で、未来への一歩を刻む来年を迎えて欲しい。
現場では、・高齢者が多くなり(65歳以上が35%も占め)・耕作放棄地(20年前の3倍)が増え、片や・以前は獣害といわれるほどトキに田畑を荒らされた経験のある方がおられ、・以前より観光客は減少している現実があるという。
最も大切なことは、トキと人類が共生することで、共に何らかの価値が新たに生み出されることではないだろうか。
化学肥料・農薬の使用で収量を上げてきた農業を捨て、最初は厳しいけれど生物の多様性を活用する中で持続性がある地力を活かした農業の復活を目指し、地域だけでは解決できない問題は都会との連携や他の地域の知恵を活用し、決して島だけの課題としないで、全国のみんなに考えてもらおう。そして、全国の方々に佐渡へ来てもらう、様々なカタチで“島”に関わっていただき、全国からの参加型の“農”をめざそう。
おそらく鍵となるのは『今、求められている豊かさの本質』ではないだろうか。
・・・お金ではかれない価値
・・将来、来年おこなわれるであろうトキの放鳥がどう評価されるかについては、その『豊かさ』の価値を、現在生きる我々がどこに見出すかにかかっている。
まだまだ現場では課題が山積しているようだが、何が大切なのかをしっかりみんなで考え、将来に何を求めるのかをみんなで理解・納得した中で、未来への一歩を刻む来年を迎えて欲しい。
現場では、・高齢者が多くなり(65歳以上が35%も占め)・耕作放棄地(20年前の3倍)が増え、片や・以前は獣害といわれるほどトキに田畑を荒らされた経験のある方がおられ、・以前より観光客は減少している現実があるという。
最も大切なことは、トキと人類が共生することで、共に何らかの価値が新たに生み出されることではないだろうか。
化学肥料・農薬の使用で収量を上げてきた農業を捨て、最初は厳しいけれど生物の多様性を活用する中で持続性がある地力を活かした農業の復活を目指し、地域だけでは解決できない問題は都会との連携や他の地域の知恵を活用し、決して島だけの課題としないで、全国のみんなに考えてもらおう。そして、全国の方々に佐渡へ来てもらう、様々なカタチで“島”に関わっていただき、全国からの参加型の“農”をめざそう。
おそらく鍵となるのは『今、求められている豊かさの本質』ではないだろうか。
・・・お金ではかれない価値
・・将来、来年おこなわれるであろうトキの放鳥がどう評価されるかについては、その『豊かさ』の価値を、現在生きる我々がどこに見出すかにかかっている。