海岸にて

海が好き。時事ニュース・海外ドラマ 、日々徒然

TVに翻弄されるだけ

2008-02-20 | マスコミ

   

TVは、道路特定財源の話で盛り上がっている。道路の話は、たぶん政治など関心のない人でも、ほとんどの人が知っているのだろう。

久しぶりに会った人に、一緒にTVを見ながら、「外国人参政権」と「人権擁護弾圧法案」のことを知っている?と聞いてみたら、ほとんど(全くと言っていいほど)知らなかった。「外国人参政権」問題を長い時間をかけて少しずつ説明したら、国籍がない人間が、生活保護をもらっていることと、参政権を要求をしていることに関して、かなり驚いて怒っていた。彼は、日本は平和ボケだと言っていた。(が、平和ボケどころか、命にかかわる重病だと言ってもいいくらいだと思う。)

もう一人は、こういう話題にどちらかと言えば知識がある人だったが、この二つの問題をやはり知らなかった。

  

こんな重大な二つの問題をほとんどの人が知らない。官僚と国会議員は、国民が全く知らないところで、重大悪法案をこそこそと画策している。マスコミはそれを知っていながら報じない。なぜこんなことになるのか、ほんとうに不思議だと思う。

日本を作っているのはTVなのだ。TVが報じない裏で、社会を変えてしまうような重大な問題が、国民にろくに知らされないままどんどん進んでしまう。TVが報じるだけで、どうでもよいことが国中すみずみまで知れ渡り、国民はそれに波のように翻弄される。社会の行く先はすべてTVのさじ加減ひとつである。

読売グループ本社会長が、・・・もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す」と、中国の新聞との対談で述べた。彼がそう豪語できる理由もわかろうというものだ。日本の政治も社会も、TV局次第でなんとでもなるということなのか。恐ろしいのはこのことである。

官僚と国会議員は何故こんな悪法を大真面目に成立させようとしているのか。要は、利権のため、己の利益のためだろう。そしてTVは道路の話は報じても、この問題を全く報じようとしていない。TV局の中に、本来の、日本全体の公共のためという意思を持つTV局が一つでもあればよいのにと思う。(日本公共放送と名乗る)NHKがその機能を果たしていないのは、まったく日本の不幸だと思う。

  

2/22訂正  外国人参政権と人権法案→「外国人参政権」と「人権擁護弾圧法案」 

      

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テレビ東京にあったメディアの良識

2007-10-30 | マスコミ

マスコミ・メディアには失望を通り越して絶望するところでしたが、マスコミ関係では久しぶりに良識を見た思いです。

 

テレビ東京社長、亀田問題でTBS批判

 テレビ東京の島田昌幸社長は25日、定例記者会見で、亀田大毅選手の反則が問題となったプロボクシングWBCフライ級の世界戦について、「視聴率的には大成功の番組だが、それでいいのかな、という部分がある。猛省を促したい」と、試合を中継したTBSを批判した。

(2007年10月25日19時27分  読売新聞)
 
 
 
亀田親子が問題なのはもちろんですが、彼らをまつりあげ、あんな最悪な番組を作った責任はTBSにあります。これに対して、マスコミ、放送業界から疑問が出ないことの方が異常でしょう。 多くの人がそう思っていたと思います。ですが、ほとんどのマスコミは沈黙。
 
TBSに、「猛省をうながしたい」 
 
マスコミの中から、こんな真っ当な言葉を聞けるとは。 
マスコミの中にもまだしっかり良識が残っていたのだと、感動です。
ありがとう。テレビ東京と、島田社長!
 
  

それに比べて偏向NHK。本来ならば、これは公共放送であるNHKが口火を切ってもよい話ではないのでしょうか。情けないことです。

 
 
 
 
追記 
この問題に関するテレビ朝日の記事もありました。(見落としていました。すみません)。 付け加えておきます。
 
テレ朝社長、TBS“亀田寄り”実況に「スタンスが分からない」
10/24 16:06
 亀田大毅問題で、試合を放送したTBSの実況が亀田寄りだったとの苦情が寄せられるなど、テレビ局の“放送責任”が問題視された件について、23日の定例会見でテレビ朝日の君和田正夫社長は「スポーツ(の放送は)ルールという点から我々は考える。(亀田戦を)見ていないから何とも言えないが、スポーツとして扱われているのか、イベント的に扱っていらっしゃるのか、TBSさんのスタンスが分からないので明快に答えられない」と語った。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/television/93679/ (産経イザ)
 
 
 
テレビ朝日社長は、スポーツなら公平な実況を、イベントのスタンスなら別にかまわないと言いたいわけでしょうか?
 
TBSにもテレビ朝日にも思うことは、スポーツ、イベント、バラエティ、報道番組にかかわらず、すべての放送が視聴者を操る意図のもとで作られ、そのためならテレビ局は手段を選ばない、ということです。亀田ボクシング番組では、視聴者は、TV局側の手段を選ばない姿勢をたいへんわかりやすく見ることができた、ということだと思います。
TBSだけでなくテレビ朝日にも、全ての放送のスタンスに関して、猛省をうながしたいと思います。
 
 

亀田親子の後ろのTBS

2007-10-16 | マスコミ

亀田大毅の処分期間の長さにJBCの強い危機感

http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20071015ie31.htm  (読売新聞)

「実況解説が亀田寄り」TBSにクレーム殺到

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20071012i404.htm (読売新聞)

ボクシングに関心がないのでTVは見なかったが、立派に戦った内藤選手に拍手と称賛を送りたい。

世界戦において、亀田親子のスポーツマンシップのかけらもない卑劣きわまりない行動に、JBCが危機感を持ってこの判断を下したのは至極真っ当なことだと思う。JBCは遅ればせながらもまだまともであるということだし、亀田選手のこれからも閉ざされたわけではない。

問題はTBSである。TBSは、亀田一家と密接な関係を持ち一家をここまで祭り上げた。亀田寄りの偏向報道も平気でやってのけた。ボクシングというスポーツへも敬意も、世界戦への敬意もなく、もともと卑劣な意図をもってTBSは亀田一家の興行を画策したのだろう。、亀田親子に肩入れし彼らを増長させ、亀田大毅の試合前のインタビューなどは聞くに堪えないものだった。

TBSの偏向報道反日姿勢には驚かなくなってしまってはいるが、どんな意図があってのことなのか、TBSははじめから後ろで亀田親子をかつぎ、世界戦においても誰もがおかしいと感じる、亀田のためだけような偏った実況を流し、公平のかけらもないような仕業を平気でやってのけたのである。

なぜこのような放送局が大手を振ってTV局のままでいられるのか。

TBSのみならず公平中立の姿勢など日本のマスコミの多くにおいては、もうお目にかかれる方が珍しい。マスコミはそろいもそろって、外国や在日外国人、特定の者の利益を優先して、日本を貶めてはばかることもない。

今のマスコミの後ろで巧妙にしくまれた意図を、見逃してはならない。


読売新聞について、思うこと

2007-09-21 | マスコミ

読売新聞には、よい印象を持っていたのですが、この記事を見て、ぶっとびました。

 

日本人に戦争の真相と戦犯犯罪をはっきりと知らせるようにしなければならない─

渡辺恒雄氏に対する特別取材  (北京週報)

(1~5のうち、5の最後部分から一部抜粋)

今後誰が首相となるかを問わず、いずれも靖国神社を参拝しないことを約束しなければならず、これは最も重要な原則である。安倍氏は参議院選挙の後に引き続き首相でありつづけるが、私も彼に絶対に靖国神社に行ってはならないと進言しなければならない。もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す。」

ttp://www.pekinshuho.com/yzds/txt/2007-08/10/content_72081.htm  ~           

ttp://www.pekinshuho.com/yzds/txt/2007-08/10/content_72081_5.htm

                                  ※(ソースリンク切れ)

   

渡辺氏が、個人として親中派であろうと、どういう思想を持とうと自由だと思います。しかし、この読売グループ本社会長の渡辺氏は、個人の思想の道具として、新聞を使うと宣言していることになります。ご本人はそのことの重大さをわかっているのでしょうか。

国のトップの行動について、気にいらなければ、1000万部の「読売新聞」の力でそれを倒す、と明言する、傲慢さ。

マスコミの偏向は一体どうなっているのだろうと、思っていましたが、この読売グループの会長の言葉を聞けば、新聞・メディアの偏向報道も当然だろうと思います。もはや読売新聞をはじめとする、一部ではない多くの新聞は、日本の大手新聞の仮面をかぶり、それを利用する団体機関紙と考えてよいかもしれせん。民主主義で選ばれた政府をもたたきつぶすマスコミの権力。最近のマスコミの異常ぶりを見ていると、第4の権力は、既に暴走し始めていると思います。

  

  


厚労相、TBSに抗議へ

2007-09-18 | マスコミ

厚労相、TBSに抗議へ 年金問題番組 公平性に欠ける

 舛添要一厚生労働相は18日の閣僚懇談会後の記者会見で、17日にTBS系列で放送された情報番組「ピンポン」に民主党の長妻昭衆院議員が単独出演し、年金問題などに絡み、一方的に発言したことについて、「自民党の議員も出すべきで、著しく公平性に欠き、放送法にも違反している。看過できない」として、TBSに大臣名で文書で抗議することを明らかにした。TBS側から謝罪を含む善処がなければ、BPO(放送倫理・番組向上機構)にも訴えるとした。

(2007/09/18 12:58) (Sankei Web)

http://www.sankei.co.jp/kyouiku/fukushi/070918/fks070918000.htm

メディアが偏向していると、まともなことがおかしく、おかしいことがまともに見えます。

民主党の議員だけ呼ぶとはTBSは、何を考えているのでしょうか。

ここまで、放っておいた方が大問題、舛添氏の発言は当然のことだと思います。どうか頑張ってください。

メディアの露骨な反日ぶっとび番組や偏向記事のおかげで、日本は、現在も未来もどれだけ国益を損なうことになるのでしょうか。報道番組で公平性に欠けるメディアなど要りません。与党はこの件では、挙党一致、全力であたるべきです。

マスコミに偏向があればそのつど指摘し、放送倫理に照らし合わせて厳正な措置をお願いしたいと思います。TBSは、即刻、謝罪し善処するべきだと思います。


産経までこんなコラム

2007-09-13 | マスコミ

産経のコラムです。(タイトル 社説→コラムに訂正)

【産経抄】

そりゃあ、さぞ心労が重なっていたことだろう。就任以来、一部のメディアによるネガティブキャンペーンはすさまじかった。閣僚の度重なる不祥事に足を引っ張られ、官邸スタッフの不手際も目に余った。(文頭引用 つづきあり)(Sankei Web)

http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/sankeisho/070913/sks070913000.htm

 

「反日勢力を斬る」さんが、取り上げられている産経Webの記事の文頭です。

一部のメディアによるネガティブキャンペーンはすさまじかった・・・・ってマスコミ自身も認めているわけですね。

そりゃあ、さぞ心労が重なっていたことだろう・・・・・文頭から、妙なニュアンスを漂わせていますが、中盤で吉田松陰を持ちだして、あげくに一国の首相を「世界の笑いもの」と書く産経のコラムニスト。

これは、やりすぎでしょう。品位を疑われますよ。朝日・毎日には、すでに何も期待していませんが、産経もですか・・。

 

今日13日の毎日の社説も、最初から最後まで安倍内閣の批判。

最後は 民主党に政権をいったん渡したら・・とまでご提案。要はそれが言いたくて、長々と頑張って書いたのね。こちら 日本の伝統ある新聞のはずの毎日新聞さん。

http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20070913k0000m070143000c.html  (毎日新聞)

 

参議院選から、安倍首相辞任までの、マスコミの自民党と安倍政権へのすさまじい攻撃と、民主党の党首政治資金疑惑へのスルーぶり。

取材態度の偏向ぶりと、それに加えて、一国の政府に対する、敬意のかけらもない無礼な態度。

気に入らないものを、報道という権力を使って袋叩きにしたマスコミ。もし、マスコミがここまで、中立・公平の立場をかなぐり捨てて、一定の方向に偏向した報道を繰り返す組織ならば、これは報道機関の仮面をかぶった、単なる機関誌でしかありません。この一連のマスコミの行動を、国民は忘れてはならないと思います。

 

※産経抄は社説ではなく、コラムです。訂正しました。産経新聞さん、失礼しました。


安倍首相辞意表明 

2007-09-12 | マスコミ

安倍首相は、純粋に大きな視点で日本のために頑張られたと思います。

心から感謝と、お疲れ様を申し上げたいと思います。

これからも、国会議員として

日本のため、頑張っていただきたいと思います。

拉致問題の行方が気がかりです。安倍政権を嫌った北朝鮮は喜んでいるでしょうね。

民主党小沢代表の政権への野心、民主党のバックにいる、自治労、日教組、韓国朝鮮関係などの組織が勢力を持つとしたら、心配は尽きません。

それを考えると、自民党には踏ん張っていただくしかありませんが、

ここまで、民主党とマスコミに踊らされたのですから、国民は、民主党の正体を、しっかり見極めるしか方法はないのかもしれません。

しかし、NHKがインタビューをしていた顔ぶれの偏りぶり、を見ていると、NHKの姿勢は相変わらずですね。まったく公共放送とは思えません。

追記

もう一つ、マスコミが果たした役割があります。参議院選で、年金問題をあおるだけあおり、自治労の責任を追及するよりも、自民党をひたすらたたいたマスコミ。

政治と金問題では、民主党党首の政治資金疑惑をスルーして、自民党だけを集中攻撃したマスコミ。マスコミ・報道は、いつの間に、これほどまでに中立公平とはかけ離れた存在になり、またそれを権力であるかのように思うがままに使う組織になったのか? 以後このことを、忘れないようにしたいと思います。


小沢民主党と、マスコミ報道について

2007-09-02 | マスコミ

参議院選の結果をうけて、小沢氏率いる民主党が、今、何をしたいのか、何をしようとしているのか、注視してゆく必要があると思います。

小沢氏「反米」への変節 ワシントン・古森義久                       

小沢一郎氏はオオカミの皮をかぶったヒツジなのか-。

 テロ対策特別措置法の延長に反対する民主党の小沢代表の態度をめぐり、米国の日本専門家たちの間では辛辣(しんらつ)で活発な議論が続いている。「全米アジア研究部会」(NBR)という民間研究機関の日本関連論壇サイトで米側関係者たちが実名を出しての熱い論議を展開しているのだ。

 「小沢氏は結局、日本が安全保障上では国際的になにもしないという年来の態度を『国連優先』という響きのよいスローガンで隠しているだけだ。国連が現実には安保面できわめて無力なことはあまりに明白ではないか」

 だから小沢氏はオオカミを装ったヒツジだ、と説くのはもう30年来、日米関係を報道してきたベテラン・ジャーナリストである。

 「小沢氏は民主党内になお存在する日本が防衛問題で行動をとることにはすべて反対という旧社会党勢力を離反させないためにテロ特措法に反対するのだ。湾岸戦争当時、小沢氏ほど自衛隊海外派遣など安保面での対米協力を強く主唱した日本の政治家はいない」

これまた数十年間、日本研究を重ねてきた学者の言である。

 このふたりの論者はさらに小沢氏がとにかく自民党政権を揺さぶり、自分たちが政権を取るという目的のためには、たとえ自分自身の年来の主張を変えてでも、反米や反国際協力の姿勢をとるようだ、という疑念を表明する点でも共通していた。

 国防総省元日本部長のジム・アワー氏の批判はより辛辣である。

 「小沢氏は北朝鮮のミサイル脅威や台湾海峡の有事、あるいは中国の野心的な軍拡という事態に対し国連が日本の安全を守ってくれるとでもいうのか。テロ特措法による日本の自衛隊のインド洋での給油活動は日米同盟への貴重な寄与だけでなく、アフガニスタンで国際テロ勢力と戦う多数の諸国による国際安保努力への死活的に重要な協力なのだ。その停止は日米同盟と国際安保活動の両方からの離反ともみなされ、日本自体の安全保障にも大きな損失となる」

 確かに米国政界でもアフガンでの治安維持活動への支持は広範である。イラクでの米軍の活動に反対する民主党側の大統領候補バラク・オバマ上院議員や慰安婦問題で日本を批判したトム・ラントス下院議員も、日本のインド洋での後方支援を国際テロ撲滅やアジア安定への枢要な貢献だと礼賛した。

 共和党側でも大統領選に立つルドルフ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長は、日米同盟を通じての日本の安保協力強化の意義を強調し、もしアフガンでの作戦が失敗すれば、同国は再びテロリストの楽園になるだろうと警告した。慰安婦決議の日米関係への悪影響に配慮して下院外交委員会が超党派で採択した対日同盟感謝決議も、日本のインド洋での活動への高い評価を特記していた。

 だから小沢氏の反対には米国側の超党派の反発が起きることは確実である。

 しかもアフガンでのテロ撲滅作戦にはきわめて広範な国際参加がある。程度に差こそあれ、北大西洋条約機構(NATO)を主体に合計三十数カ国が関与する。私自身もカブールを訪れ、ルーマニアやイタリアという諸国の将兵が治安維持に加わっているのを目撃して、この活動の国際性を実感させられた。しかもその活動は国連安保理決議1386で認められているというのが一般の解釈である。

 アワー氏はさらに小沢氏がトーマス・シーファー駐日米大使との会談をすべて報道陣にさらしたことを「外交儀礼に反する米国への非礼」と批判し、小沢氏が政権奪取という目前の政治的動機によって基本政策までを変えてしまうようにみえる点を非難した。

 この2点は相互に無関係とは思えない。いまの日本で米国大使をあえて粗雑にあしらい、「反米」を演出することは一面、児戯めいていても、国内の一部にはアピールするのだろう。

 小沢氏といえば、1990年代はじめ、日米経済摩擦にからむ日本市場の開放でも、湾岸戦争がらみの自衛隊海外派遣でも、日米関係重視という立場から米国の望みや悩みに最も理解を示す政治リーダーとして日米双方で知られていた。野中広務氏あたりからは「売国」に近いレッテルを張られたほどだった。そんな対米関係重視派がいまや反米パフォーマンスを売りにする。日本の政治とはそんなものなのか。

(2007/08/25 08:02)   (Sankei Web)

http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070825/usa070825000.htm

自民党時代の小沢氏の、アメリカとの関係を考えあわせると、

今回のテロ対策特別措置法への小沢氏の姿勢が、政権を得たいがための単なる手段なのかそうではないのかは、

日本全体の問題としてしっかり注視していかねばならないと思います。

 

自民党にも多々、問題はあります。新農相の補助金不正受給の話などは、良い機会として自民党内を自浄し、きちんとしてゆくことが、後々自民党のためになることであり、しっかり対応してゆくべきです。

民主党はさっそくこの問題を非難しています。が、問題があるのは、自民党ばかりではありません。

小沢代表の訴え棄却 週刊現代の隠し資産記事めぐりhttp://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070810/jkn070810022.htm    (Sankei Web)

鳩山氏「捜査見守る」 青木愛参院議員陣営の公選法違反事件 http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070830/skk070830004.htm   (Sankei Web)

 

人を非難するならば、民主党は自分の落ち度も率先して正していくべきでしょう。

また、自民党のこの問題について、大変熱心で、かしましい報道をしている新聞やマスコミは、

民主党小沢代表の莫大な隠し資産問題についても、議員としての資質にかかわる横峯議員の問題についても、姫井議員の見過ごせないスキャンダルについても、あまり熱心に取り上げているようには見えません。

このような新聞・TVの偏向姿勢 〈反政府(日本)親野党・親特定国〉 は、今に始まったことではありませんが、情けないで済まされない、重大な問題です。

新聞、報道が、かつて尊敬を得てきたのは、いかなる場合でも、公平、中立の立場から、事実を伝えようという、理念理想の元にあったからで、政府(日本の代表)反対のためになら、なんでもよしというような報道姿勢は、一体、いつから、どこからはじまったのでしょうか?(もしかすると、このことも、野党を支持している労組と関係があるのでしょうか?)

 今回の、社会保険庁の現場での労組の失態は、国民を窮地に追い込みました。それを、社会保険庁の労組、自治労を基盤とする民主党は、100%政府の失態に置き換え、(もちろん、政府に大きな責任はあります) 政府を攻撃するばかり。もっとも国民を無視したのは、彼らではなかったのでしょうか。

 数日前に発足したばかりの新内閣に仕事が山積みなのは、誰が見ても明らかです。少なくとも今は、新政府が、仕事をどのような方向で進め、どのようにこなしていくのかを、見守り見極める時間を持つことが、国民もマスコミにも必要なことでしょう。

 また、報道の方には、常に一定の勢力の利益に流されることのない報道を、強くお願いしたいと思います。


10月からMSNニュースは産経新聞に

2007-08-29 | マスコミ

産経新聞グループ、マイクロソフトと提携 MSNでニュースサービス

<script language="JavaScript"></script><script language="JavaScript1.1" src="http://ad.jp.doubleclick.net/adj/rectangle.sankei.co.jp/business;sz=300x250;ord=813932501885186200?"></script>. 産経新聞グループは27日、マイクロソフト(MS)と業務提携し、今年10月1日に共同ブランドの新たなニュースサイト「MSN産経ニュース」を立ち上げると発表した。新サイトは、産経新聞グループのデジタル戦略会社、産経デジタルが運営する産経新聞の公式ウェブサイト「Sankei WEB」(http://www.sankei.co.jp)を発展成長させる形でMSのポータルサイト「MSN」のニュースサービスと統合する。

 現在のMSNのニュースサイト「MSN毎日インタラクティブ」は9月末でサービスを終了する。(つづきこちら)         (2007/06/27 14:06)  (Sankei Web)http://www.sankei.co.jp/keizai/it/070627/itt070627000.htm 

   

  

10月から、MSNのニュースは毎日から産経になるそうです。

MSNトップページにある、、毎日新聞ニュース「MSNインタラティブ」の入口になるニュース見出し、なんだかなぁ・・と思っていたし、エンターティメントの方も、いまいち。

なので、このお話、私的には大歓迎。 産経新聞に期待、です。


わかりやす過ぎる新聞コラムの見出し

2007-08-26 | マスコミ

新聞記事の見出しも、いろいろで。

  • 風向計 
  • 愚直な宰相のソフトな表情

                      

     「厳しい状況にある中でエールを送っていただくと、本当に力がわいてきます」。安倍晋三首相は10日夕、「ぶら下がり」インタビューで笑顔をみせて語った。若手議員が首相支持を直接官邸に伝えに来たのがよほどうれしかったとみえ、きらきらと目を輝かせながら答えた。首相がこうした生き生きとした表情を見せるのは珍しい。

     与党が惨敗した参院選から2週間あまり。硬い表情を浮かべるばかりだった首相の表情にようやく変化が出てきた。しかも、目立つのは喜怒哀楽のうち「喜」や「楽」。9日夕のインタビューでも記者の質問に相づちを打ち、笑みを浮かべながら話したため、番記者の間から驚きの声があがったほどだ。 (つづきあり)

    http://www.nikkei.co.jp/seiji/20070811e3s1100m11.html  (NIKKEI NET)


    見出しに関していえば、まるで週刊誌の中吊り広告なみ。

    でも、これは、「日本経済新聞」の政治部記者コラム「風向計」という記事の見出しです。記者の方の、内閣総理大臣への気持ちが率直に表現されたたいへんわかりやすい見出しだと思います。ちなみに愚直とは、(正直すぎて気のきかない・こと(さま)。馬鹿正直。)yohoo辞書

    他に、こんなのもありました。

    ▼風向計

    さらば戦後よ―プロ野球、そして自民党

    http://www.nikkei.co.jp/seiji/20040918e1e1800l18.html    (NIKKEI NET)

    2004年の小泉首相時代ののコラムのようですね。新聞記者の方の、選挙結果への期待、あるいは立場が、大変よくわかる見出しですね。

    新聞社、報道関係の方には、高い見識を期待しているのですけれども。