「殿、ご乱心」と甘利再生相 細川元首相の都知事選出馬を強く批判
甘利明経済再生相は10日の閣議後会見で、脱原発を争点に東京都知事選に出馬を検討している細川護煕元首相(75)について「殿ご乱心」と話した。
甘利氏はその理由について、「エネルギー政策は国策として、国民の利益を考えて取り組むべきだ」と説明。全原発が停止し、代替の火力発電用の燃料となる液化天然ガス(LNG)の輸入などで、1日約100億円の国民の利益が海外に流出していると指摘し、現状を放置することは「政治家として努力が足りない」と話した。
また、安易に火力発電に頼り続けることは地球温暖化の防止の観点でもマイナスだと指摘した。 (MSN産経)
今頃、細川元首相氏が出馬? 過去の亡霊(思い出したくもない)が浮かび上がったかのようだ。ガラス細工のようなと言われた細川連立内閣、そして佐川急便借入金未返済疑惑で首相を辞めた人ですよね。国政ではないとしても、東京都とて細川氏のような不安定な人を担ぎ上げる余裕はないだろう。
菅氏が応援しているらしいが、彼に応援されるとは、細川氏がどういう人ががわかりやすい。鳩山氏といい菅氏といい、この細川氏といい、日本の政治には妙な人ーとんでもない人たちが次から次へと表舞台にひょいひょい浮かび上がる。彼らの共通項は、まず耳障りのいい言葉をぶちあげるのが得意なこと。現実味がない綺麗ごとをやると公言(広言)すること。(本気でなのか計算ずくでなのかはそれぞれだけれども)軽率というより軽薄なのである。 鳩山氏は存在自体が信じ難い"ルーピー"だった。菅氏は姑息で計算高いだけの人。細川氏はなんだろう?(朝日新聞記者だったことがあるらしい。その他の政治経歴変遷を見るとかなりぞっとする)ーとんでもなく目立ちたがり屋なことは共通している。
普通の人々は、政治家に”素敵な理想”を聞かされると弱い。こういう人達はそれをよく知っている。しかし、政治家がするべきことは現実でのよりよい実践であり、それは大変難しいことである。
彼らは常に自分を「高み」において、安易にできもしないことをぶち上げる。
細川氏は週明けに東京都知事選に出馬と報道されている。しかし彼は政治運営混迷と佐川金銭問題で一度首相を辞めた人だ。わきまえている人ならば、まずは佐川問題について釈明するべきだろう。
「腐れマスコミ」は、第一次安倍内閣の時、健康問題のため断腸の思いで首相をあきらめざるを得なかった安倍氏を叩いたが、では、細川氏に対して、佐川問題について彼を追求するだろうか?
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