海岸にて

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水際対策緩和?

2022-02-15 | 政治〈国内〉

入国者上限「5千人へ引き上げ可能」…木原副長官、待機期間の短縮にも言及

 木原誠二官房副長官は13日のフジテレビ番組で、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の水際対策を巡り、今後の緩和策の一環として、入国者数の上限を現在の1日3500人から「5000人まで上げることは十分可能だ」と述べた。

 木原氏は水際対策の緩和について「(2月末の期限まで)もう少し時間があるから、しっかりとした枠組みを検討していきたい。オミクロン株の(感染)状況がある程度、落ち着いてくることが前提だ」と語った。

 また、木原氏は、コロナの感染拡大に伴い、大阪府が14日に緊急事態宣言の発令を政府に要請するかどうか判断する方針であることについて「話があれば真剣に検討するが、全てを受け入れることではない」と述べた。要請があったとしても、政府として宣言の必要性を見極め、慎重に判断する考えを示したものだ。

 大阪府は宣言要請の基準を重症病床の使用率40%としている。木原氏は、大阪府の姿勢に対して「まだやっていただくことはたくさんある。病床確保とか、高齢者のクラスター(感染集団)対策をもうちょっとしっかりやっていただくとか」とも指摘した。(読売)

 

 

 

このニュース読んだ時思った素朴な疑問。現在、感染者数は減少方向に転じているとはいえ、16日今日は一日あたり9万人以上、東京はまだ1万7000人以上の感染者がでています。なぜ、政府はこの今、水際対策緩和は十分可能とかやる気満々で考えているのでしょうか?

大阪では緊急事態宣言?という言葉もでていますが、木原官房副長官は、大阪の話はあれば聞くがとか、なんだかこちらは気乗りがしないようですが、でも、水際対策緩和の方は十分可能だとか。オミクロン変異株のニュースもあります。外国人の入国緩和をすればまた増加に転じて、一からやり直し、とかの可能性もあるでしょうに。

昨年終わりごろ、3回目のワクチン接種時期について前倒しをという意見があった時、厚労省は8か月が原則とにべもなく主張していました。日本は収まっていた時期でしたが、海外はオミクロン株が広がっているとのニュースが流れていた時期です。日本も大丈夫なわけはないだろうに、なぜ3回目接種を早めにと考えないのだろう、大丈夫なのかと政府の対応に違和感を感じていました。その後は、ものすごい勢いで第6波の到来、現在、政府は3回目ワクチン前倒し前倒しと大慌てです。しかも3回目接種は進んでおらず、政府の対応はどこか、ちぐはぐさを感じます。

オミクロン株の(感染)状況がある程度、落ち着いてくることが前提」とはいえ、水際対策の外国人入国を緩和は、今この状態では不安を感じます。大丈夫なのでしょうか。