文大統領の妄言 関係悪化は貴方のせいだ
退任間際の妄言としても、貴方(あなた)にだけは言われたくない。
関係悪化を招いたのはひとえに、慰安婦や「徴用工」問題で国家間の約束を踏みにじってきた文政権の責任である。
5月9日に大統領の任期満了を迎える文氏の発言は、韓国のJTBCテレビで「退任前最後」のインタビューとして放映された。
1998年に当時の金大中大統領と小渕恵三首相が署名した日韓パートナーシップ宣言に言及し、「韓国の歴代政権の立場は当時と変わっていないが、日本はどんどん右傾化した」などと言う。
「右傾化」とは、韓国に媚(こ)びず、国際法に則(のっと)って国同士の約束を守るよう求めるからだろう。そのどこが悪いのか。
韓国歴代政権の立場は変わっていないというが、慰安婦問題を例にしても解決済みの問題をたびたび蒸し返してきた。繰り返される無法ぶりこそ、法律家の文氏が退任前に恥ずべきことである。
とくに文氏は大統領就任後、未来志向で日韓関係を発展させると言いながら、実際には逆の行動をとってきた。
慰安婦問題では2015年の日韓合意を忘れないでもらいたい。合意で日韓両政府は「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した。「互いに非難、批判することは控える」ことも約束した。
文政権はいずれも守っていない。日本から拠出した10億円を基金とした元慰安婦支援のための財団を一方的に解散した。また8月14日が国定記念日の「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」(慰安婦記念日)となった。
日本企業に不当な賠償命令を出した「徴用工」訴訟をめぐっても、文政権は「司法の独立」などを盾に座視し、問題をこじらせた。尹錫悦政権には、反日の象徴である日本大使館前の慰安婦像の撤去を含め、日韓関係悪化の要因を取り除く行動が求められる。
文氏はこのインタビューで、北朝鮮問題について「対話と外交の局面に転換させた」などと誇ったというが、考え違いだ。北朝鮮との融和政策に偏り、金正恩政権のミサイル実験などの暴挙を許しただけである。
(産経)
いつものことながら、韓国には呆れを通り越して怒り心頭です。文大統領の妄言に改めて驚愕してしまいました。国同士の約束を守らなかったのは韓国です。それには触れず、あらゆる理屈をつけて、自己正当化を図る。それを恥とも思わない。
国家間の条約を守らない、合意も守らない、そしてそれは日本が悪いというのである。なにが”右傾化”?聞いて呆れます。約束を守らないが、金はもらった。韓国は悪くない、そちらが悪い。また話をして、未来永劫、金を出せ、謝りつづけよ。韓国がやりたいことはこれだけである。上から目線で未来永劫日本にたかるのが、国是なのです。
本当にこの国はどうかしています。日本は韓国とこれ以上一ミリも関わるべきではありません。
ところが、岸田首相は新大統領就任式に林外相を派遣するそうです。何を考えてるのでしょうか。 この状況でこれでは、首相を信頼できません。ここで韓国に少しでも、一ミリでも譲るようなことがあれば、岸田政権はもう応援できないと思います。