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公務員天下り問題

2009-01-09 | 政治〈国内〉

渡辺氏「13日にも離党」 2次補正への対応は未定  2009.1.8 20:39

 自民党の渡辺喜美元行革担当相は8日、国会内で記者団に対し「麻生太郎首相では天下り根絶は無理だ。離党のタイミングは今日、考える」と述べた。13日にも離党するとみられる。

 渡辺氏は9日に麻生首相に対して、(1)国家公務員の天下りの「渡り」の完全廃止(2)首相が天下り斡旋(あつせん)を承認する政令の撤廃-の2点を求める質問状を提出する。

 一方で、13日に予定されている平成20年度第2次補正予算案の衆院本会議での採決への対応について渡辺氏は「まだ決めていない」と述べるにとどめた。

 渡辺氏は8日の衆院予算委員会を急遽(きゆうきよ)傍聴し、国家公務員制度改革に関する首相の答弁に対し、「麻生さんでは天下りの根絶は無理だとわかった。自民党で一生懸命やっても首相があの調子だ。役人答弁と同じで官僚専制政治に手を貸している。お手上げだ」と強調した。

 渡辺氏は、各省による公務員の再就職あっせんを首相が承認する仕組みの撤回などの「霞が関改革」を含めた7項目の提言を首相あてに提出し、実現されない場合「速やかかつ真摯(しんし)に検討されない場合、離党する」としていた。 (MSN産経)

   

渡辺元行革相が首相に公開質問状 首相秘書官が門前払い  2009.1.9 11:39 (MSN産経)

 

 渡辺氏は、国民が大変な時、また自民党議員一致団結して政権を支えなければならないこのようなに、なぜ首相に「自分の考え(天下り根絶)を実行するように迫る」などということができるのか? ご自分の立場を勘違いされているのか、そして性急すぎる氏の行動には大変疑問を感じます。渡辺氏がするべきは、ご自分の考えを叫ぶことではなく、行革を進めるためにも、今は力を尽くして政府を支えることです。
 
 一方で、国家公務員組織と「天下り」が、莫大な国費を吸い込んで無駄にしているという現実があるのは確かなことです。(こちらMSN産経) 政府にとっても、天下り問題行政改革が骨抜きにされないように知恵を結集して踏ん張ることはやはり重大な課題であり、首相のおっしゃている消費税増税による社会保障再構築を考えるためにも必要なことだろうと思います。首相と甘利行革担当相の踏ん張りに期待します。
 

   

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