森元首相、報道番組で「塩崎官房長官は交代すべき」と示唆
自民党の森元首相は12日、フジテレビの報道番組で、内閣改造・自民党役員人事での塩崎官房長官の処遇について、「安倍(首相)さんとは気が合うのかもしれないが、東大(卒)やハーバード大(留学の経歴)だけでは国会の運営は出来ない。立派な方だし、能力のある方なので、いろんな面で伸びて、自民党、国を支えて行く方ではないか」と述べ、交代すべきとの考えを示唆した。
その後、テレビ朝日の報道番組では、福田康夫・元官房長官(町村派)について、「僕の(内閣の)時(官房長官を)やってもらっている。本当は官房長官が一番いい」との考えを示した。
辞任を表明している同党の中川幹事長については、「お礼奉公も大事だ。汗をかく国会対策も面白いかもしれない」と述べ、国会対策委員長としての起用もあり得るとの見方を示した。
森氏は首相と7月31日に会談した際、首相と距離を置く福田氏、谷垣禎一・前財務相(谷垣派)を重要ポストで処遇するよう助言している。
(2007年8月12日15時25分 読売新聞)
もうね。外野は黙っていてほしいですね。元首相は元首相でしかなく、「僕の内閣」はもう過去の話。この記事読んでいると、内閣をご自分で決める気満々のようですね。テレビにまででて、ごちゃごちゃ言うのは止めてほしいです。内容も、ひたすら足を引っ張っているとしか思えません。
選挙で思ったことの一つは、テレビ新聞の影響は絶大だということ。マスコミュニケーションですもんね。報道する側はテレビ新聞の考えのもとに情報を流せる可能性、危険性を当然熟知していなければならないし、そのために放送法なんて法律もあるはずなのですが。
そのことを、視聴者側も、常々忘れてはいけないと思います。
マスコミュニーケーションたるもの真実しかいうはずがないと、単純に信じていた頃の自分が懐かしくもあり恥ずかしくもあり。
安倍首相は元首相がどう言おうとマスコミが何を言おうと、ご自分が考えることを実現できる人事に専念してください。人事は先行きを決める大事。強い意志を示されることを。ご健闘をお祈りします。