次の記事は3月13日の日付、一度読んだ記憶があるのですが、今、2度目読みました。
もっと早く上げて紹介しておけばと後悔しています。(すみませんが、一部、貼らせていただきます。)
新型コロナ対中「情報戦」 懲りずに敗北を繰り返す気か
『山岡鉄秀』 2020/03/13
・・・・・・・・(一部抜粋)
何より、日本政府は自国が五輪開催国であることを忘れてしまったのか。世界中から超一流のアスリートと大勢の観光客が押し寄せる五輪開催国に求められるのは、当然ながら高い危機管理能力だ。
だから、今回の新型コロナウイルス騒動では、日本政府は大げさなぐらいに他国に先んじて行動し、さまざまな施策を矢継ぎ早に講じる姿勢をことさら見せつけなくてはならなかった。ここで重要なのは、個別の施策にどの程度の効果があるかを考えて逡巡(しゅんじゅん)としてはならない、ということだ。
まず、できることはすべてやる。結果は後で検証すればよい。アクションファーストだ。そして走りながら考える。
全力を尽くした上で、たとえ今の状況に陥っても、日本への信頼は損なわれないが、理解不能な行動を重ねて感染国になり果てれば軽蔑と嘲笑の対象となる。そして、五輪を失う大失態にもつながりかねない。
最大の失敗はもちろん、中国からの入国を迅速かつ全面的にストップさせなかったことだ。
この点について、「入国制限は感染症対策としては効果がない。むしろ、ビジネスを損なうデメリットの方が大きくなる」という議論があった。ではなぜ、諸外国は早々に全面的入国禁止に踏み切ったのか。それは、この問題を「未知のウイルスに対する国家的危機管理の問題」と捉えたからだ。
(続きあり)・・・・・・・・
(IRONNA) ttps://ironna.jp/article/14521