2016年4月18日~27日まで東京古書会館にて開催中です。
本日、見学してきました。
展示品の中ではやはり、中井英夫が「短歌研究」編集者だった頃の
資料が目を惹きました。
中城ふみ子の原稿「乳房喪失」。原題「冬の花火」を中井が
改題したという右肩が赤いリボンで綴じられているアレです。
もう一点は寺山修司の原稿「チエホフ祭」。
こちらも原題「父還せ」が中井によって改題されています。
↑ こちらは一人一部無料配付されている図録と資料です。
中城、寺山が50首詠特選となった昭和29年。
あれから62年。
現在の短歌の有り様を中井はどんな思いで眺めているでしょうか。