詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

北帰行。

2022-02-04 18:41:44 | 千駄記

マナヅル。英名はWhite-necked craneという。
和名をシロクビツルと名付けられなくて良かったです。
特にうしろ姿を見ると白い首が美しい。

2022/1/9の出水平野のツル渡来数調査によると
ナベヅル12,469羽、マナヅル 2,182羽、クロヅル9羽
カナダヅル8羽、ソデグロヅル1羽、ナベクロヅル2羽
の合計14,671羽だったそうです。まさに万羽鶴ですね。

毎年、渡来するツル達の北帰行が始まったそうです。
今季は行くことができませんでした。
またいつか訪ねたいものです。


2/4(金) 晴

すっかり暮れましたが好天が続きます。
今日は底冷えがしましたよ。

職人たちは、どうせ明日出ればいいやって感じで
定時に仕舞ってゆきました。
私は、明日出たくないので板取のプログラム作りを完了させました。
やっとだよ~。めんどくさい設計でした。
明日、これを元に製作を進めてもらいます。

土日も天気は良さそうですが、
街中には行かないようにします。
東京は2万人近い新規感染者だそうです。
盛り上がってきましたよね。
軽症者が多いはずなのに医療逼迫ってね。

いろいろと困ったことです。
北帰行でもしたいよ。



おしまい。











佐藤よしみ個人誌「帆」30号

2022-02-04 12:05:29 | 短歌情報


佐藤よしみ個人誌「帆」30号届く。
2022年2月7日発行 

「ニングヮチカジマーイ」30首と
連載「琉歌(うた)の見える場所(19)が
掲載されている。
短歌には「下村光男氏逝く」と詞書がある。
「ニングヮチカジマーイ」とは
「2月風廻り(ニングヮチカジマーイ) 早春に沖縄地方で吹く風の廻り(風向の変化)の早い強風」
だそうである。 

短歌を2首紹介する。

へぇと言いほぅと頷くマスク越しなれば半分ほどはおざなり
「目的地付近」でナビは閉ざされぬ知りたいことはその先にある


30号だからといって取り立てて変わることのない誌面。
そこに佐藤よしみらしさを感じる。






叶わざる夢あきらむるうれしさに。

2022-02-03 12:02:07 | 千駄記

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叶わざる夢あきらむるうれしさを熱めのお湯に顎まで浸かる   石川幸雄

眠っている時に見る夢と、希望や目標の類の夢と2種類あって
なんで同じ「夢」と書くのだろう?と疑問も湧きますが、そんなことも
検索すればネットは教えてくれるでしょう。
「夢は努力すれば叶う」とフツーは教えられるものですから厄介です。
果たして、どれだけ努力すれば叶うものでしょうか?
「才能は有限、努力は無限」なんて言葉もありますからキリがないよ。
「努力とは馬鹿に残された最後の希望である」なんて言葉もありますが
「人生諦めが肝心だ」なんていう言葉もあって、面白いことです。
私は夢を諦められたとき、心底うれしかったよ。
というだけのうたです。


2/3(木) 晴

好天が続きます。
今日は節分ですので、今夜私は午前零時に祈りを捧げないといけません。
例年大晦日にやっていることができなかったもので、
次のチャンスは今夜しかないそうです。

昨日、わが家に3回目のコロナワクチン接種券が届きました。
3/4(金)の夕方に予約入れときましたよ。
副反応が出ても土日があれば復活できるでしょう。
東京都の新規感染者は2万人を超えたそうですが、
なかには「みなし感染者」も含まれているそうです。
お上は「みなす」のが好きなんだなー。
納税にも「みなす申告」なんてありますもんね。
勝手にみなされたくないけども。

コロナもかつては1日数百人で大騒ぎでしたが
治療法もそこそこ確立されているのでしょうし
弱毒化もしているらしく、一喜一憂しなくなりました。

さて木曜日ともなると週末の心配をします。
天気やいかに。
製品の納期と進み具合を睨みつつのことですが
スカッと遊びに行きたいものです。

今日は午後から病院に行って処方箋書いてもらいます。
弊社事務担当の妹も今日から復帰してひと安心です。


おしまい。




エッセンシャルワーカーならずも。

2022-02-02 12:04:24 | 千駄記


エッセンシャルワーカーならずも逼迫のわが人生を生きねばならぬ  石川幸雄

<エッセンシャルワーカー>なんて洒落たネーミングですが
調べると「日々の生活を維持していくために新型コロナの感染リスクを
感じながら現場で働き続けてくれている職業の方の総称。」だそうです。
コロナの感染リスクを負いながら働くのも、どの道その道であって
究極はこの道のためでしょう。
患者さんのために、お客さんのためにと言ったってつまりは自分のため。
多くの人は逼迫しながら自らを生きている。
ここから逃げるということは即ち自らを放棄するということだ。


2/2(水) 晴

先ほど缶コーヒーを買いに外に出ると春の日差し。
風もなくって、これはコミミズク観察には最適。
趣味に専念できる方々を羨んだりしました。

生業はいまある仕事を確実に進めよう!と
みなさん静かにモノ作りに励む。
面倒な厄介な製品に取り掛かっていまして
やり直し!が続く。図面の見落としもあるし。
これは誰のせいでもないと言い聞かせてます。

石原慎太郎が亡くなりました。私が19歳の時に
「知ったというのはわかったということではない
わかったというのはできるということではない」と
教えてくれた方です。政治家として賛否ありましたし
いまどきは特に許されない失言も多い方でしたが、
自らの人生を確かに生きたことは間違いないでしょう。

北京で冬季五輪が明日開幕します。夏に比べて地味ですが
観れば見たで面白い。次の冬季五輪はイタリア。
その次の2030年冬季五輪は札幌に決まりそうだとか。
なんでやりたいのー!って叫びたくなりますね。
不思議な人たちがいるものです。


おしまい。




誰もが逼迫しつつ。

2022-02-01 12:01:54 | 千駄記

昔ゆきし映画をネット配信に観て思い出すひとのことなど  石川幸雄

昔はよく映画館に出掛けました。ロードショーなんて懐かしい言葉。
いまや、映画はネット配信やDVDやBDで観るばかり。
コロナ禍のせいではなく、リビングで観た方が何より気楽なのです。
当時は何を観たかより誰と観たかの方が重要だった気がします。

*蛇足ですがこれは句跨りなので
昔ゆきし
映画をネット
配信に
観て思い出す
ひとのことなど
と、読みます。


2/1(火) 晴

さて、2月。今年も残り92%か。
事務員不在の日日でして面倒くさいことばかり。
多くを雇わずギリギリで経営しているので仕方ない。

朝は一応ニュース的モーニングショーを見るんですが
オミクロンばかりで鬱陶しいですね。
流行っていたって、危険を冒してでもやることは
やらなきゃいけないわけですし。
これだけ感染が広がると注意してたって
罹るときは罹るということです。

医療のみならず「逼迫」しているようですが
常日頃、誰もが逼迫しつつやり繰りして暮らしてるんだ。
と、言いたくもなる。


歌人ですから短歌のお話を。

①現代歌人協会から
【現代短歌フォーラム2022「コロナ時代の短歌」】
日 時:2022年3月27日(日)13時30分~
会 場:学士会館(東京・神保町駅)
の案内が届きました。平日の企画が多いのですが今回は日曜日!
せっかくだから、わが「晴詠」の取材がてら‥と思ったもののやめときます。
コロナに脅えちゃいませんが万が一ってこともありますんでね。
コロナを言い訳にいろいろ不義理をしているのに
のこのこ行けないわーってこともあります。
その頃にはすっかりピークアウトしてる可能性もありますけれど。

②昨年春から本格的に準備していた『恋の短歌コレクション1000』は
今月発売予定です。版元の飯塚書店さんからの連絡によりますと
2/20頃には店頭に並びそうだとのことです。
楽しみでもあり不安でもある。
「読み物」として、どうぞお手に取ってみてください。



おしまい。