詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

ふたつでひとつ。

2022-11-10 12:15:13 | 千駄記

ふたつでひとつ。

スカイツリーのてっぺんと皆既月蝕。

 

 

11/10(木) 

 

はい、わが生誕の日にようこそ。

 

十一月十日雲一つなく風がないたが締めつけて桶に水を張る  山崎方代

 

毎年の今日、掲げている方代の歌。

 

さて、ふたりでひとり・・・なんて甘ったるいモノ言いがありますが、

ふたりは二人で、ひとりは独りだい!

ところで、ふたつでひとつ・・・のモノってありますよね?

代表的なのは靴かね?

 

若いころ、デートに百貨店なんぞ行っちゃって、

女性の靴売り場を見て回ると¥30.000だの

¥40.000だのって値札が付いている…

「へえ、左右買ったら8万かよ!」と、バカを言うと

「左右でこの値段だよ!」とそのひとはよく笑ってくれました。

 

ふたつで一つのモノは当然ふたつで一つの値段がついている。

手袋も靴下もそう、箸もそうです。

片方ずつの値段がついていたら混乱するわ!

 

最近、久しぶりに眼鏡屋に行ったんです。

何十年も通っているお店。

とはいえ顔馴染みではなく、ただ通っているだけ。

この店の穏やかな眼鏡紳士たちはぼくに心を開かない。

私は眼鏡を紛失することが多く、特によく使う眼鏡ほど見当たらず。

在庫が不安になってきたので昔の眼鏡を現在の視力のレンズに

変えてもらおうという目論見です。

 

念のために視力検査をされる。

「遠近両用にするのも手ですよ」とか、言われちゃう。

視力の世界は奥が深いようです。

で、いくらのレンズにするかって話になる。

私はそれほど視力が悪くないので高いレンズは使いません。

でもさ、眼鏡のレンズって昔の方が高くなかった?

と呟いてもスルーされちゃって、

「コチラでいいと思います」と、穏やかに言われる。

¥12.600だったかな。「じゃ、それで」ってことになる。

遠近両用はその倍くらいはします。

が、当然この価格は一枚当たりなのです。

メガネ業界では、昔っからそうですよね?

 

二枚だから二倍の価格になるわけですが、

なんとなく損した気分になるわ!

もちろん、片方だけ割れたとか、

片方だけ特殊なレンズだとかって

例はあるでしょうが、そっちの方が稀じゃん!

 

私はいままでに20個くらいの眼鏡を買ってきたけれど、

左右のレンズの値段が違った経験はありませんよ。

結局、持ち込んだ4つの眼鏡の内、2つだけレンズ交換を頼んで

ひとつ新しいのを買うことにしました。

 

メガネかけにしか味わえない感覚ですが、

眼鏡を新調するってうれしいんだよ。

 

 

 

おしまい。

 

 

 


皆既月蝕と天王星。

2022-11-09 11:58:51 | 千駄記

皆既月蝕。

 

11/9(水) 晴

 

昨夜は皆既月蝕でした。

珍しく私のLINEが賑わって

あちこちから画像が届きましたよ。

 

18:30から超結社短歌研究会「十月会」の例会。

その出席のため月蝕撮影は諦めていました。

 

例会の内容は「十月」157号評。

数分遅刻してしまったので会は始まっていました。

私のうたでは

丸山三枝子さんに

先行きが不透明ゆえ生きられて丸見えなれば生きられぬ由

自由題おいらのうたは自由だい今後も自由なお自由だい

野一色容子さんに

肖る人が待合室に座りいて主治医にたしかむ篠弘かと

目を瞑るCT検査装置内身熱烈しく居心地は良く

を評して頂きました。

 

駆け足で例会は進む。

「月蝕だしね」との声もちらほら。

おお、そのために急いでくれてるんだなーと。

発表終了は20:00過ぎくらいでしたか。

結構な人数の出席者との挨拶もそこそこに

会場を飛びだして駐車場まで小走り。

本来は役員なので戸締りをするんですが、他の役員に

頼んで突っ走る。

池袋から埼玉県戸田市のわが工場まで首都高を下る。

 

工場に着いたのは20:30ころ。

三脚とカメラを担いで屋上に上がる。

赤い月が結構な高さまで上っていました。

でも、間に合った。

天王星なんか初めて意識しましたよ。

ファインダーのセンターから月はみるみるずれてゆく。

ああ、地球は動いてるんだな。

乗り物酔いしちゃう感じー。

月蝕終りー。

天王星が出てくる時間を調べなかったので

その前に機材を仕舞ってしまいました。

 

楽しい撮影だった。

今朝は妹がカメラを持ってきてその画像を自慢してくる。

奴にしては良く撮れていましたよ。

歓んでいたので何よりでした。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 


できるときにやれることをやる。

2022-11-07 12:03:33 | 千駄記

東京スカイツリー。

スカイツリーの胴体。

スカイツリーのてっぺん。

 

 

 

11/7(月) 晴

 

立冬です。秋が早くも終わったかと思いきや

Wikipediaによりますと

秋が極まり冬の気配が立ち始める日

だそうです。

今日から冬だ!ってわけでもなさそう。

 

去年は100%の月蝕ではなかったのですが、

明日の晩は皆既月蝕です。

でもって月の後ろを惑星が通り過ぎるという

おまけつきで、人生でたった一度のチャンスです。

何人かで撮影教室を開催する予定でしたが、私には

短歌業の「十月会」の例会があったことに気付いたのです。

つまりダブルブッキングー。

短歌界の姐さんと慕う方が発表するわけでして、

月蝕をキャンセルせざるを得ませんな。

 

次回の皆既月蝕は2025年9月8日午前3時前後。

3年後の人生なんて想像できませんけどね。

天気が悪ければおじゃんですし。

そもそも生きているかわからんし。

話は逸れますがこの「おじゃん」。

「じゃん」って鎮火を知らせる半鐘の音だそうです。

おじゃんって今でいう「チーン」って感じなんだな。

 

ま、いずれにしたって

できるときにやれることをやる

をモットーに生きてきましたから、

いまが大切なのです。

 

 

おしまい。

 

 

 

 


ドライブ日和。

2022-11-06 22:07:51 | 千駄記

昨夜、ふたたびスカイツリーに行きまして、

十通りのライトアップを眺めましたよ。

妹を連れてゆくやさしい兄です。

これは、15分ごとに色が変わる合間を捉えたものです。

ありがちな逆さスカイツリー。

 

 

11/6(日) 晴

 

今日は一日お出かけ日和でした。

昨日のお昼頃、わが社の社員から

明日暇ですか?と電話が来る。

暇じゃないけど家にいるよと応えると

ドライブに行きませんか?と誘われて

断り方を忘れたカナリアである私は

じゃあ10:00にと約束してしまうのでした。

 

10:00に工場へ行くと彼が待っていた。

ドライブに誘われた側の私のクルマで

私が運転するという理不尽と思いつつ出発。

彼は中国国籍なので案内してやらねばという親心。

 

下道を北上して埼玉県鴻巣市の

鴻巣市コウノトリ野生復帰センター 天空の里 に向かう。

最近できた施設で、コウノトリを人工孵化させ放鳥しようという施設。

町おこしの一環ですな。

カメラを持参しなかったのでスマホ撮影。

100円払って見学。

動物園から譲られたコウノトリが二羽飼われている。

今年は繁殖に失敗したそうだ。

そのあと、吉見百穴へゆく。

古墳時代後期(6世紀-7世紀頃)の古墳ですな。

行くところがないなーというときに行くところです。

小学生の昔、遠足に行った記憶を始めとする。

そこで昼食を食べて古墳を登って下りてくると

14:00を過ぎていたので「帰ろうかー」となる。

帰りは関越道をひとっ走りしてドライブ終り。

 

工場で明日の準備をしてから帰宅後、眠る。

気を遣うと疲れるよね。

 

 

おしまい。

 

 

 

 


風の鳴る日は‥‥‥。

2022-11-05 10:27:19 | 千駄記

「皓星社 出版目録」

先日届きまして、珍しいものが届いたなーと眺めていますと

歌誌月光のバックナンバーが載っていました。

「月光の会」といえば福島泰樹。福島泰樹はわが高等学校の遥か先輩!

2020年11月の特集「没後六〇年 岸上大作」のNo65も載っている。

当時、在庫なしだったので諦めていたのです。

これには沢口芙美の小説「風の鳴る日は‥‥‥」が収載されている。

皓星社から取り寄せるのも面倒だったのでamazonを覗くと、あった。

 

2020年当時は姫路文学館で岸上展が開かれたんですが、

コロナ旋風もあって行くことが叶わず。

もう二年前だなんてね。

 

11/5(土) 晴曇

 

今日は出荷する製品があるので工場にやってきた。

9:00頃来るつもりが30分ほど遅れますと

妹が製品を外に出していました。すんません。

昼頃には飛脚が引き取りに来るはずです。

 

午後からは友人の相談相手になります。

親や家庭のことだそうなので、

その辺に詳しい妹も連れてゆきます。

私の意見なんぞ短絡的なのでね。

 

静かな週末です。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 


鳥は南へ。

2022-11-04 15:05:22 | 千駄記

ハクセキレイ。

海辺や川辺で見かけますね。

11月に入ったのでそろそろ冬鳥があちこちに

姿を現すころでしょう。

 

 

11/4(木) 晴曇

 

昨日の文化の日は午前中、工場で掃除の続きと

短歌業の原稿書き。

午後は原稿の続きの目途がったったので

妹の家でお土産の「鱒の寿司」を受け取り帰宅。

 

それからは「ブレイキングダウン6」という

格闘技番組を観ていました。

YouTubeの有料で¥3.800くらいだったかな。高いよね。

それでも買って観る人がいるんだから適正価格か。

YouTubeもいつもはテレビのモニターで観るんですが

有料番組の見方がわからずパソコンで観戦。

1分1ラウンドの戦いは、短いよーと思いつつ・・・

いまどきの生活スタイルに合っているのかもしれません。

 

テレビ番組や映画なども早送りして観る時代らしい。

私は録画したものはCMを飛ばして観ていますが、

最近はそれだと疲れることがある。

ずっと集中しているからだと気付きまして、

たまにCMもボーっと見ていることがあります。

 

もう、週末が来ます。

 

 

おしまい。

 

 

 


見つからないものは捨てたのと同じ。

2022-11-03 11:36:40 | 千駄記

大掃除の成果。

画面右上に見えるのは

事務長の机の上です。つまり妹の範疇。

すっきりしたので今後は工場に来て

短歌業をする機会がさらに増えそうです。

パソコンもパワーあるし。

 

 

11/3(木) 秋晴れ

 

さて、お出かけ日和の文化の日!

天気だけはサイコーです。

学生時代を思いますといまごろは大学祭。

4年生の時には実行委員長として何もしませんでした。

トップに立つものは何もしないのです。

模擬店はおでん屋を経営しました。

 

史上最低大臣のひとりだった山際前経済再生大臣が

何もなし得ぬまま嘘だけついて辞めたと思ったら

自民党のコロナ担当責任者になったんですってね。

コロナウイルスも舐められたものです。

何の記憶も持たぬ人がコロナ担当。

全部忘れろっていうメッセージですな。

去年の文化の日の東京の新規感染者何人か知ってます?

25人。これまたびっくり。

 

朝から、ふた月早い大掃除の続き。

孤独なゴミとの戦いが続きました。

懐かしい書類の数数。

 

図面が圧倒的に多いですが、

「アノときのアレどうだったっけ?」と

訊かれた時のために取っておくわけですが

そもそも、あんな状態じゃ見つからないでしょう。

見つからないものは捨てたのと同じ。

取引先がバンザイしちゃったときのFAXやら

弁護士からの手紙等々も出てきましたよ。

全部捨てる。

鼻水出てくるしさ。

 

しかし、すっきりしすぎて落ち着かず

なんにも手につかず、ぼーっとしてます。

 

暑くも寒くもないせいもあるなー。

 

 

 

おしまい。

 

 

いま、妹からLINE。

鱒寿司を買ってきてくれるそうです。

晩飯代が浮きました。

 

 

 

 

 

 

 


使えない絵葉書。

2022-11-02 12:02:08 | 千駄記

ダウンタウンの絵葉書。

 

 

11/2(水) 秋晴れ

 

まさに秋晴れ。

11月らしい小春日和。

天気だけはサイコーです。

11月になってから、

お誕生日おめでとうございます。

お誕生月おめでとうございます。

なんていうメールが殺到しています。

どいつもこいつも私の財布を脅かしますが、

その手には乗らない。乗れない。

工場内の紙関係はどんどん捨てちゃえと

手始めに昨日トラック一台分を古紙屋さんに持ち込んでもらう。

やがて空っぽなったトラックが帰って来て、

コレは貴重だからって、

絵葉書やら写真やらラブレターやらを何枚か

職人が持ち帰ってきた。

渡された中にあった絵葉書。

チューブの絵葉書。

チューブは私の青春晩期だった。

 

明日は文化の日。お休みです。

歌集評を一つ仕上げないといけません。

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 


十一月の大掃除。

2022-11-01 12:03:43 | 千駄記

『板金展開図の作り方』

算数2だった私が丁稚のころに勉強した本でーす。

高級電卓を使えばできるって触れ込みの本でしたが

その電卓の操作がわれは覚束なかったぞ。

 

 

11/1(火) 晴曇

 

今日は三階事務所を中心にふた月早い大掃除。

若者二人にやってもらってます。

古い写真が出てきたり。

今日の画像の本が出てきたり。

「社長も勉強したんですか?」なんて訊いてきやがる。

「誰も教えてくれなかったんだよ!」と応える。

 

10年も20年も前の領収書やら請求書やらを捨てる。

棚を捨てる。棚があるから埃を被ったものが溜まる。

古いカタログやら、アルバムやらが出てきて、

さすがに写真は捨てづらい。

 

コレイル

コレイラナイ

と、判断するだけで

運んでくれるんだから、有難いけれど

判断するのも疲れる・・・って贅沢言ってます。

 

まだ、十分の一も終わらない。

 

 

おしまい。